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姫の、お願い
「さっ、ソナ乗って」姫は竜にササッと乗って、ソナへ手をさして出して言った。ソナは少し迷ったが、感覚を研ぎ澄まして、〈今、姫様を信じてもいい〉と、なった。
ソナが乗ると、竜は指示されていたのか、たちまち空へ飛び上がった。
そして、姫は「凄く早く飛ぶよ」と、ソナに言った。
姫がしっかりと、竜の背中につかまっているので、ソナは姫につかまった。
竜は、景色の色が何とか分かるぐらい早く飛ぶ。そんなには、しんどくはないのは、竜が魔力で周りを覆っているからだろう。
「ソナ。精霊たちに願って」
「えっ!??」
姫の急なお願いに、ソナはドキッとした。
姫は、「異世界へ、行きたいということを」
「そんな、私が願えば行けるんですか??」
「行ける…」
姫は、何かを考えるかのように少し、黙った。
続く
でも、やっぱり、異世界に行って何をするかだよね!!?




