三話 現状確認
風山は今探し求めていた場所についた。
そう図書館である、一時間ほど歩き続けたその場所本が目いっぱいに広がるその場所に、やっと着いたのである。
「真隣じゃねぇか!!」
「いきなりどうしたんだよ」
そう、探し続けた場所は自分がいた部屋の真隣の部屋だったのだ。つまり今までの苦労は(ここら辺は多分客室だからないだろ)とか思っていなければほとんどいらなかったのである。過去の自分へ怒りを向けながらトートと図書館に入り基本的な言語を教えてもらう。トートには移動中にしっかり事情を説明したのである程度は大丈夫だろう。
「この国の言語は結構簡単な方だから覚えるのは楽だと思うけど..そこまでして勉強する必要あるか?」
「この城出るときに情報がわからないと最悪詐欺られて死ぬと思う。」
「それもそうか…?それじゃイデア文字を教えるからしっかり覚えろよ?」
そうして異世界初の嫌っていた授業が始まるのであった。
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何時間経っただろうかイデア文字を覚えられず既にかなりの時間がたち外は真っ暗になっており風山の頭は爆散しかけていた。正直こんなの覚えられるわけないだろと思いながら勉強を続ける。
「日本語を勉強する外国人の気持ちがわかるわ...」
「何言ってんだ手動かして勉強しろ」
正直ここまできついなんて思ってもいなかったので(数時間あればいけるだろ。)とか思っていた。全然そんなことなかった。
でも幾つか分かったことがある。
1つ 発音は日本とかなり違う
例えば草 こっちだとリェアみたいな発音をする。でも俺普通に草って言ってるよ?何で伝ってるの?てか向こうも草って言ってるし。
他にも…水はライ、氷はデン、火はショウ。あと…まぁ、魔法とかで使いそうだからこの位しかおぼえてないわ
2つ 文法
田中がベットで9時に寝た とかだと
田中 、 ベッド、 寝る、9時
みたいな人や場所、物を出して動詞を持ってくる。で 時間は文の最後かな?英語みたい。
一応死ぬ気でこの城の部屋の名前は覚えはした…と言っても5.6個だけど…
難しすぎてそろそろ溶けそう
そんな様子を見てトートが言う。
「いったん明日にするか...とりあえず飯食おうぜ飯」
「とつぜんだな、で俺飯に関してなんも聞いてないんだけど〜…」
「とりあえず俺に付いて来い」
そういわれ風山は立ち上がりトートに付いて行く。
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そういわれついたのはクソデカい長机が椅子で囲まれるいかにもテンプレな場所。見るからに食卓である。
トートはその一つに座ると
「とりあえず適当なところ座れよ」
と言い着席を促す。とりあえずで風山はトートの正面に座る。すると金糸の刺繍が入った白のコック服を身に着けた男が入り風山たちの前にステーキとナイフ、フォークを置き一度例をすると出ていく、トートはそれを食べ始める。風山もそれを見て一度手を合わせてからいただき始める。
「美味いなこれ」
「だろ?王宮専用のコックの作る一級品だぜ」
あまりの旨さに風山は驚き、二人はすぐに食事を食べ終える。
「そういやこれってなんの肉なの」
「ん〜?多分進貫牛とかじゃねえの?もしくはファイヤーポルコ」
「名前に一貫性がねえぇ」
「まぁ、命名するのは最初に捕獲したやつだしな」
なんか納得、日本だって未発見の生物捕まえたら名前つけるのは捕まえた人だし、そんなもんか。
でもせめて覚えやすくしてほしいとは思う。トゲアリトゲナシトゲトゲみたいになっても困るだろうし。
「そういやこの後どうすんの?」
ステーキを爆速で平らげたトートがきいてくる
「部屋戻って勉強。」
「へぇ〜がんばるね〜」
言い終わるとトートは食べ終えた食器を残しを席を立つ。
片付けろや。
「あ、食い終わったら皿は置いといていいよ。シェリアさんが片付けるから」
大変そうだなシェリアさん。あったこと無いけど
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その後トートと別れた風山はいくつか本を拝借して自室に戻っていた。
「ある程度は読めるし、まずは情報整理からかな」
そう言うとスマホでメモを開き積み重なっている本の中から国に関する本を抜き持ってきた単語帳とさきほど書いていたノートを使って解読しながら情報をまとめ始めた。
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昔、世界には大きく分けて三種類の国が存在した。
魔法の国 リーティアス
剣の国 ソウレティド
呪法の国 ミディア
リーティアスは魔女を信仰し、ソウレティドは龍を信仰した。
それぞれ別のものを信仰する国だが仲は良く国での交流が盛んだった。
が両国ともミディアとは国中は悪かった。が、ミディア国民自体は二国をよく思っていたっぽい。
しかしある時それをよく思わないミディアの皇帝が魔女の力と竜流の力を奪い、二つの国を滅ぼそうとした。
計画としては王城の地下に保管された2つの神器を盗みその力を国に持ち帰るとことまでは成功していた。
が、ここで二国と平和的な関係を築きたかった国民や幾つもの兵士の反感を買ってしまい、結果的に謀反という形で魔女の神器は紛失。兵を残してミディアは国民の半数以上が消えてしまった。
ここで終わればまだ良かったがのこったミディアの皇帝は残った兵を惨殺し呪法で龍の神器を無理やり強化し、単騎で乗り込もうとする。
が、逃げ延びた兵士によってその作戦は国民に伝えられその国民伝手に二国にも話が届いた。
盗んだところでやめておけばことを荒立てないつもりであった二国とミディアの戦争の始まりである。
が、一人対二国、勝てるわけがなく瞬殺して終わりだと思われていた。
しかしその予想に反し二国を一人で抑え、劣勢まで追い込んでしまった。
そしてその現状に焦燥感を覚えたか二国の皇帝【ゼウス・ミラ】と【ホーク・ラー・ゾディマス】が2対1での決戦を始めてしまった。
が、結果【ホーク・ラー・ゾディマス】が死亡し【ゼウス・ミラ】も深手を負った。
そしてミディア皇帝は左足と両足を失いながら生き残り。呪法で動かさなければいけなくなった。
その危機的状況を打開するべく二つの国の技術者は協力し地下の龍と魔女の残穢から一つの魔剣を作り上げた。
それを【ゼウス・ミラ】は部下の一人に託しミディアの皇帝を滅ぼした。
そしてお互い進行するものの消えた両国は協力し新国家〈リーティド〉を作り出しその王国の地下に繁栄を願い魔剣を封印した。
不明欄
皇帝と部下の名前
神器の性能や名前
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「ある程度まとまったかな...」
まとめ終わると目標リストの歴史を知るにチェックを入れて一息
スマホの電源を消し、本を戻し布団に包まると眠りにつくのであった。




