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いつかの世界の転移生活  作者: 双眼鏡
一章ワタシの国々 2幕 優しさと殺意と選択ミス

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28話 情報制限

「どうぞ。こちらですわ。」


ユメに連れられ先ほど庭から来たバルコニーに来ております。

椅子に座るよう促され真ん中の丸型のデカい机に囲まれた椅子に座る。

その横では片方のメイドさんがお菓子の準備をしもう片方のメイドさんが座っている四人にお茶を入れる。


「さて、早速ですがご足労いただいた理由なのですか…」


「あぁ、そっちの風山が例のやつだ」


「本人に情報無しで話進めるのやめません?」


話に置いてけぼりの俺、そして用意されたお菓子をバクバク食べるトート。

まあでも大体察することはできる。


「え〜とですね…その…お願いがございまして」


「テンプレだよね多分。異世界の情報ください的な。異世界無双的な。」


「えっと、違いまして…」


異世界無双的な展開じゃないの?てことは俺の処遇とか?


「ここリーシャルとリーティド以外から出ないで欲しい…というものです。」


「いきなり出国制限させられたんだけど。」


「いえいえ!あの…あまり出ないで欲しいというだけであって強制力は無いです。」


予想外すぎるけどもともとここから出る理由も特になかったりするので良いか。

いやでも外国に行って異世界産の種族を見てみたい。


「ちなみに理由の方は?」


「あまりそちらの地元の知識を色んなところに撒かれてしまうとですね。国同士のパワーバランスだったり技術力がかなり変わってしまいかねないのですよね。」


「つまり出てもいいけど情報バラ撒くながお願いと。」


「そういうことになりますね…できれば一国に収めて置きたいのですけど…」


大体理解した。うん情報使って異世界無双!なんて考えなしにやったらたしかにそうなるわ。

まぁでもこっちに来てから壊しかねないの銃と粉塵爆発ぐらいだけど銃は爆発で消し飛んだし粉塵爆発も見られてないから何もしてないね、よし


「まぁだいたいそういうことだ。なにか異論はあるか?」


「ないかな」


「じゃあ良かったユメに部屋を借りているから先に休んでてくれ。トートはまだ話があるから居ろ」


お菓子をバクバク食ってたトートがすごい勢いでアテナ見て驚いてる。オモロ

それはそれとして多分部外者は離れろの意だと思ったので出ていきます。


「それではリンに案内させましょう。お願いできますか?」


「はい、かしこまりました。」


メイドのトートが食べ終わるたびお菓子を補充してた方のメイドさんが案内してくれるらしい。

歩き出したメイドさんに付いていく。


「んじゃ、先失礼しました〜」


「えぇ、また話しましょうね」


_________________________

そんなこんなで部屋に案内される。部屋はまぁまぁ広い。

中には3部屋あるっぽいかな?

ベッドと机と椅子とがあるリビング的なところと。

お手洗いのある小さな部屋。

多分だけどシャワーかな?の小さなレバーの付いた部屋。


とりあえずリビングに入る。


「好きに使って良いはずです。」


「ありがとうございます…え〜っと…」


「リンです。」


「リンさん」


流れで言うとリン酸みたいになるな。んで性格はかなり落ち着いている方って印象を受ける。

リンは軽く礼をすると部屋から出ていく。


寝るか…うん、寝よう。


スマホをポッケから出しベッドの横においてある小さな机に置く。

「てか着替え届いてるじゃん、いつ届けたんだ」


その小さな机の下の籠に持ってきていたものが大抵入っていた。

ほんとありがたい。


そんなことを考えながらベッドにダイブする。

ふかふか、めっちゃ高級そうだなぁ…と

実際白色の布団に金の刺繍ってだけでめっちゃ良いよね。


さて…安眠とするか…

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