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いつかの世界の転移生活  作者: 双眼鏡
一章ワタシの国々 2幕 優しさと殺意と選択ミス

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25話 外国進出

「西に遠出?」


「そうだ、色々込み入った事情があってな…私の胃はそろそろ限界だ」


申し訳ねぇ。というかここから西の国って確か…ソウレティドの跡地から起こった国だったよな。

確か名前が…マーシャルだっけ


「お前も来い…というかお前のせいで行く羽目になってるんだからな」


「マジすみませんした。」


異世界から来たと普通に説明されて驚くのはわかるけどそんなに大事なのかこれ。

いやそれもそうか…?こっちに技術流していろいろ進むとどっかの赤印の国みたいになりそうだしな…

考えないようにしよう、そうしよう。


「一応トートはついてくるぞ」


「んじゃ、デュークさんも?」


「あの人まで居なくなると城が空になるからなガディスに任せるわけにもいかないしな」


そりゃそうか、んじゃ戻って準備しとくか。

荷物は一方通行だし、考えて持ってこないとな…


「毎回思うんだが死に慣れすぎてないか?」


「そうでもないよ。毎回怖いわ。痛みあったら多分どっちかに永住してる」


「いくら意識がないとはいえ、よくそんなにポンポンと…」


現在は行き来をするために遅効性の即死魔術を付与する魔道具を封印倉から引っ張り出して使っている。

なんとびっくり、これを使われると3時間後に死ねるよ❤

でも流石に怖いので最初の方は自分で使ってアテナに気絶させてもらって三時間経過するまで寝るで戻っていた。

まあ最近は普通に寝れるけど。

ちなみにこれの魔道具は本来安楽死用に作られており相手の効果の理解、同意がないと使えないらしい。デューク戦で使えればどれだけ楽か…


「んじゃ着替えと…暇つぶし用のゲームぐらいもってくるわ」


「安易に異世界産アイテムを持ってくるな……まあでも少しだけなら良いぞ」


「結局楽しみなんじゃねえか」


とりあえず満更でもなさそうなアテネから離れてトートに会いに行く。


_________________________


「マーシャルアーツみたいな名前のとこ行くけどお前も来るんだよな?」


「リーシャルな行くぞ」


おや普通に間違えてた。馬鹿だよ。お前

そんな小ボケはいいとして名前しか知らないな俺。


「リーシャルって何あんの?」


「簡単に言うと…貴族が遊ぶためにワイワイするもん大量に作ってる」


「げ…」


異世界、貴族、道楽

その3つがついてる異世界の国は大抵ろくなもんじゃない。本当に。

一気に行く気減ったぞ俺。まあでも今更いかないとは言えないしなぁ…

しゃーねぇべ、最悪死に逃げして責任逃れしよ。


「んじゃぁ聞きたいこと聞けたし準備してくるわ…」


「ん、また後でな」


_________________________

部屋を暗くし15センチほどの小さな杖を持ち、自分に向ける。

この瞬間だけはまるで時間が凍ったかのように、ゆっくりしか溶け進まない。

でもこの一瞬だけだ、使えば終わる。

簡単に魔法を通す時と同じように腕に力を通す


「はぁ…はぁ…」


この一瞬だけで疲労困憊になり別途に倒れ込む。

必要なものは着替えと、カードゲームと、ライターと、枕と。

いいや、向こうで考えれば良い。


そうだ、荷物を置いておこう。

何も持ってなかったわ。

あ、でも向こうから持ってきたUSBあるわ。

でも気になるな。このまま持ち物持って戻るとどうなるんだろう。


好奇心を満たすように持ったままベットに横になる。


死ぬというのに安堵して眠る。

楽しみだと。

そうして眠る。

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