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いつかの世界の転移生活  作者: 双眼鏡
一章ワタシの国々 1幕 異世界の夕暮れ

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21話 ハードモード

「どうやって生き残ったの?面白い技だねぇ!」


「じゃあ見物も終わったことですし…帰りません?」


懇願次第ではワンちゃんないかな〜と思い頭を下げてみる

アテネが信じられない顔でこっち見てる。イケメンは何してもイケメンだな。


「なら見物料を払おう。五分間だけ何しても良いよ。終わったらもっかい切るけど」


「もう一声!」


「なら…10分!」


「乗った!」


_____________________

あたし!高校生の風山 裕也!

こっちは冷蔵庫で俺の上着に包まって寒さで震えてるアテナ!


どうすんのこれ。


もう10分経ってる。

動いててもおかしくない。


ここで倒せる策を考えるしか無い。

使えるものを考えよう!


無い!以上!


「アテナ、大丈夫か?」


「だだだだだいじょうぶぶだだ」


震えすぎて何言ってるかわっかんね。

俺もそろそろ体温が限界だし。動くなら早くしないと…


使えるもの…ある。

あるじゃん!


「アテナ、窓からなら割って逃げれる。先に行ってて」


「わかかったた…しぬなよ」


そういうとアテナは急いでキッチンの窓に走り窓を割り逃げていく。

パリンッ!と大きな音がキッチンまで響く、うん。バレるなこれは。

_____________________


「おやおやおや〜!割れた音がして来てみれば!塞がってますねぇ!」


僕が部屋に入ったとき真っ先に気づいたのは不格好に補強された窓と3つの空気ダクトそして


「床一面の粉!う〜ん!なんの目的が!わからん!」


でも警戒はしておこうかな!庇魔の衣があるしある程度はだいじょうぶだろうけど。

そう思いながら部屋を歩き回る。逃げちゃったかなぁ?でも一人は部屋の中にいるはずなんだけど


倉庫かな?の扉も外側からしまってるしね。どこにいるのか検討もつかないかな〜?


でももう少し遊んであげよっと。


とか思ってたけど展開有った!!飛んでくる謎の棒の束!


「遅い!簡単におとせちゃう!」


指先を軽く向け雷をぶち当ててやる。

次は何が来るの…


次の瞬間眼の前の焼き焦げるはずだった黒い棒の塊は眼の前で白い光で僕の目を瞑らせながら吹き飛び。

まるで爆針鼠のように、僕に突っ込んできた。

_____________________


持って来といて正解だったなシャーペン。


科学を知らないやつには効果てきめんだろ多分。

アーク放電だっけ?そんで攻撃にもなってる。


あたりでは有ったな。

さて、次だ

_____________________

危ない危ない…


とっさに回避してなかったら食らってたね。

毒があるかもだし気をつけないと。


「いまのは良かったよ〜?次はどう動くのかな?」


今度飛んできたのは袋?というかどこから投げてんのさ。

さっきのようなことを起こさないため今度は剣で外側だけを切りつけ中身を露出させる。


瞬間、袋から粉が舞う。と同時に送風ダクトが動き出す。


「煙幕のつもり?まあ良いけど。」


なんども袋が飛んでくる。一応丁寧にすべて切ってあげる。

相手の作戦を最後まで見て楽しむ!いいねぇ〜!


「作戦にしては良いけど。ちょっと撒きすぎたね?」


粉が一箇所避けているところがある。足跡かな?動いてないしそこっぽいかな?

切りつけてあげるとあたりっぽいね。血が出てる。


「これでも当ててくるってなんなんだよ」


「英雄だけど?」

_____________________


足が痛い。今にも千切れそうだ

でもやっと条件が整った。倒れるわけにはいかない。


ここに来るまでに賭けは幾つか有った。


何も壊させない。

電気を使わせない。

部屋から出させない。


全部クリアして立ってる。


「だから…勝利宣言だ。英雄」


「へぇ〜?何をしてくれるのかな?」


アルサイトがニヤニヤしながらこっちを見る。

ここで炎が起こってもこの世界なら原因は魔石か魔法

庇魔の鎧で防がれる。


だからこそのアイテムだ。

右手に掲げる。


「最後に踊ろうぜ。英雄。」


ライターの炎が一瞬であたりを包む。


そうだ。やり忘れてたことが有った。

透霞清化(インビジブルクリア) そう名付けよう

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