十三話 やっぱりリベンジマッチ
「てな訳で僕はお暇させてもらうよ」
「わかった。助かったよカールさん」
「じゃね~」
そういうとカールは宝物庫の扉をあけ悠々と出て行く。
「さて、アテナさんや。これからどうします?」
「あいつを殺す…しかないだろう。」
カールから教わったことは主に
あのアテナが戦ってた男はディルム・コール
武器は大剣で散奉流?であること
呪効力?は、ないらしい。
ちなみに呪効力について聞くと
「神さまが産まれるタイミングで渡してくれる祝福だよ」
らしい。よくわかんね。
「軽々しく言うけど…人を殺した経験は?」
「ない。今回が初だ」
「作戦会議とするか…」
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「で、良いんだな?」
「あぁ、大丈夫だ。」
アテナは宝物庫の幾つかの道具を手入れしながら答える。
「んじゃ作戦開始で」
そういうと俺達は宝物庫を出た。
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宝物庫を出ると待ち構えたかのように剣を地面に突き刺して堂々と立っているディルムに遭遇した。
「エンカウント速くない?」
「………はぁ…」
そうため息を一つ吐くするとディルムは大剣を引き抜き構える。それに呼応するようにアテナも自身の腰の鞘から剣を抜き取り構え、詠唱を始める。
「チッ…!どいつもこいつも!」
アテナが詠唱をしていることを確認すると俺はアテナを持ち上げ走り始める。馬鹿重い。ダイエットしてくれ捕まったら死ぬからマジで
「逃がすか!」
そりゃおってきますよねぇ~…
「ファイアー…スーリー…ウォール…」
「炎壁!!」
瞬間俺達とディルムの間に炎の壁ができ。道を遮断する。それを確認した風山は全力で走りディルムから距離をとる。
「アイス…ツー…ロード…」
「氷道!!」
そして道を凍り付かせ近づかせにくくする。
そしてある程度すすんだところで氷道をやめ。待ち構える。
ドガァン!
音がした瞬間、氷道の途中の壁が吹き飛ぶ。
そしてそこからディルムが表れ壊した壁の破片を滑らせそこに飛び乗り突っ込んでくる。
何その動き。想定外なんだけど。
「来るぞ!」
そう言われアテナを下ろし腕を構える。
そしてディルムは距離が近くなると飛び上がりアテナに斬りかかる。
アテナもそれに応戦し少しずつ二つの剣が速度を上げていく。
もはや素人の俺には何が起こってるか反応できない。
俺の役割、それは
「ファイア!ツー‼ショット」
「炎弾」
ディルムが叫んだ瞬間腕を向けて意識を集中する
盾、この世界で得た最初の力。
「シールド!!!」
発生地点と思われる場所が光った瞬間
叫び、向ける
役割、それは相手の魔法をすべて防ぐこと
剣の速度が上がる。
もはや剣が見えない
「サンダー‼ツー!インパクト!」
「電磁爆破」
ディルムが叫ぶ、意識を集中させる
!?
突如襲われる謎の違和感あの時と同じ違和感。
確信と同時に注意が逸れる
シールドの発生が少しだけ遅れる
「!」
「…!」
瞬間、アテナの速度が緩みその隙を見のがさなかったをディルムの一撃もらい吹き飛ばされる。
「うぐぅ…!」
「アテナ!!」
「気にするな!まだやれる!」
そう叫ぶと再びアテナはディルムと剣を交える為に走り出す。少しずつ後ろから聞こえる音が大きくなっていく。
それを見ているだけしかできない風山は自分の番が回ってきたときの為に少し距離を取り二人の戦いを観察する。
「風山ァア!!」
途端アテナが叫ぶ
合図を確認した風山は右腕を前に、ディルムに向けるそして体中の魔力を相手にぶつけるように、腕の一カ所に集めるようにイメージし、解き放つ
「ファイア…!ワン…!ショット!」
「火の粉!!」




