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あとはご自由にどうぞ。~神様が本気出してラスボス倒したので私はただスローライフする~ 【ComicREXでコミカライズ連載中!!】  作者: 鬼影スパナ
エルフの国へGo

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反応はなんぼあってもいいからねっ!



 学校には当然休日がある。

 というわけで、休日にみんなでエルフの国の観光と洒落込むことにした。


 ディア君、五大老のみんな、アイシア、レナ、アーサー(馬役)――


 ――そしてフレッタちゃんもついて来た。


 ……まぁ私が呼んだんだけどね!!

 やっぱり婚約者に隠れてデートってのは良くないと思うしさ。


「お誘いありがとうございますわ、カリーナ様」

「……なんでフレアタルトまで呼んだんですか?」

「え? 可愛いから」

「そうですか」


 なら仕方ないですね、とうつむき気味にため息をつくディア君。


 ちなみにマシロさんも誘ったんだけど、「エルフの国に不法入国する勇気はない」と断られてしまった。そしてミーシャはマシロさんに止められていた。


「……フレアタルトに一つ聞きたいんですが」

「なんでしょうかディーアソルト様? 今日も可愛らしくて素敵ですわ」

「それはどうも。で、お姉さんに取り入って何を企んでいますか?」

「あら? カリーナ様に取り入る、というか、逆にカリーナ様が私に取り入っていますわよね?」

「そーだそーだ! 私はフレッタちゃんにも養ってもらうんだい!」


 そんでディア君とフレッタちゃんが結婚したら、実質ディア君とも家族だし?

 これ案外よくね? ね?


「カリちゃーん? ウチらも居るからねー?」

「養うならあちきたちで養うけど? いくらでもね!」

「わっちらじゃ不満?」

「あたし、そんな頼りないかなぁ?」

「と、私達はちょっと拗ねてみたりー?」

「不満なわけないじゃん! みんな大好きー!」


 五大老5人まとめてむぎゅーっと抱き着いてスリスリ。あー、可愛い奥さま達っ!


「ふふ、奥様達と仲良しなんですね、カリーナ様は。私も仲良くしたいですわ、ディーアソルト様」

「そうですね。まぁ気に入ったら仲良くしてくれますよ」


 そう言ってぷい、と顔をそむけるディア君。

 ツンツンしてるディア君も可愛いよ! でももうちょっとデレてあげて!


「それで、今日はどこに行くの?」

「植物園に行こうかと思っています。世界樹の苗木とかもありますので」

「へぇ、楽しみだねぇ。エルフの植物園とか、たくさんの草花が見れそう!」


 五大老の皆は「世界樹の若草ってどんな素材になるかな」と興味津々なようだ。

 うんうん、新しい植物見たらコピーしとくからね。帰ったら試し放題だよ。でもコピー品は実験や試用、自分用までで、売却用に使っちゃだめだからね?


「……ディーアソルト様。奥様達は本当に植物園に連れて行って大丈夫ですか?」

「ええ、大丈夫ですよ。犯罪行為はしない……はずです」


 しないしない。私のヒーラー用偽造身分証だって合法で犯罪じゃないからね。特にミーちゃんは女王だからミーちゃんが法律なとこあるし。この国の法律に対しては治外法権でなんとか……?


「では行きますよ、馬」

『へーい。出発っすわー』


 レナが御者を務め、みんなを乗せた馬車が出発した。

 部屋(ばしゃ)の中に入ったフレッタちゃんが固まっていた。


「……ん? フレッタちゃんどうかした?」

「あ、その。……この馬車、見た目よりだいぶ広い、んですのね?」

「狭いとみんな入らないからね。ドワーフでも5人とか居るし」


 空間魔法で拡張しているので、広々寛げる部屋になってるよ。テーブルやソファーもある。

 まぁ実は鬼族の隠れ里に行った時に使ったドラゴンオカモチの中身使いまわしだけど。


「それに揺れないですし」

「揺れない方が寛げるからね」


 空間魔法で実際の馬車とは空間が切り離されているので、1ミリたりとも揺れたりはしないよ。窓の外は揺れて見えるけどね。


「とんでもない馬車、ですわね。……これほどの重量物を、平然と引ける馬も凄いですが」

「そっちも力持ちで可愛いペットだからね」


 アーサーも実はドラゴンだしね。空間魔法で重さは無視してるからあんま関係ないけど。


「なんか飲む? キンキンに冷えたジュースとかあるよ。あ、奥様達にはドワーフのジュースね。アイシア、配膳よろしく」

「かしこまりましたあるじ様。お客様、こちらをどうぞ」


 グラスに結露の水滴が浮かぶ、冷たいリンゴジュースをテーブルに置くアイシア。五大老の皆には雑に樽を置いていた。


「冷たい!……ってあの、そちらはお酒では?」

「このくらいの酒精だとドワーフ的にはジュースなんだって。ディア君とフレッタちゃんは飲んじゃダメだからね?」

「……ええ、そちらは飲みませんわ!」


 うんうん。

 ……やっぱりこう、自慢したときに驚いてくれる子が居ると楽しいよねっ!

 こういう驚愕の反応はなんぼあってもいいからねっ!


 はぁー、五大老の皆が若者たちを色々からかいたくなる気持ち、分かっちゃうよねぇ。


「お姉さん、そろそろ植物園に着きますよ」

「お、じゃあ降りる準備しようか」

「……え、ディーアソルト様。早くないですか?」

「軽量な馬車であればこんなもので着くでしょう?」

「……本来6頭立てくらいの超重量級馬車だとしか思えない内装ですが、そういえば外から見た時は小回りがきく軽量そうな馬車でしたね……」



 そして植物園に着いた。

 植物園ではフレッタちゃんが復活して「園内の案内ならお任せください!」と案内してくれることになった。


 んっ? ミートサボテンのステーキ!? そういうのもあるのか、これは絶対食べよう!





(感想もなんぼあってもいいからね!!


 だんぼる13巻コミカライズ、3/25発売ですわ! 買ってね!)

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「あとはご自由にどうぞ!」の書影です! Ixy先生の書いたカリーナちゃんとディア君ちゃんだぁ!!!
1588.jpg 1657.jpg 1837.jpg



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ラノオンアワード2022年10月刊の笑った部門受賞!! 売れて!!!!

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新作、コミカライズお嬢様ですわー!!
TsDDXVyH
― 新着の感想 ―
大丈夫、本物の展示品には手は出さないから! フレッタちゃんの懸念は杞憂だよ! (空間魔法でコピー作ってそっちで実験します) どんな希少素材でも無限に増やせるんだよなあ… コピー品使うから何回実験に失敗…
カリーナは養われるというか実質、貸しの分割払いって言った方がしっくり来るけどな?もっと言えば用心棒代?w
半分くらい嫁自慢だこれ!?
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