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078⚫️M78にいたるのか?

M24(Mnemosyne-24)は、M78(Mnemosyne-78)ほどの高性能記憶媒体ではない。それでもなお、その世界線においては、卓越した処理能力と記憶容量を備えた人工知能である。


学校の教科書にもあるように、機械は必ずしもエネルギー効率が高いとは限らない。テコや滑車のような単純機械でさえ、摩擦や距離の増加によって、かえって効率が下がることもある。それでも人は機械を使う。


なぜか?それは、作業を楽に、安全に、安定して行うためだ。効率だけでなく、負担の軽減、持続性、精度といった「人間の限界を補う力」が、機械にはあるからだ。つまり、機械は効率のためだけにあるのではない。人間の知恵と工夫の延長として、よりよく生きるために使われているのだ。


ヒトが根気よく続けて時間をかければ実現可能な作業を、楽に、安全に、安定して行うためという意味でも、M24は「脳モデル」の1つである。


世界線をこえる存在から見れば、M78よりも記憶媒体としては劣って見えるかもしれない。しかし、蒸気機関は原子力発電に通じる技術である。


M24がいかにしてM78へ繋がるのか。そこに世界線をこえる者たちが介在するのか。その連環がどこへ向かうのか。まだ誰にもわからない。


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