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068●‘ジョン・スミス’

「わたしが死んだか・・・。」

ジョン・スミスは呟いた。

「神が沈黙するこの時代に、審判の日を実現するには、‘ジョン・スミス’の小さな積み重ねが必要だ。彼の遺志を受け継ぎ、計画を練らなければなるまい。」


山岳地帯のコテージの窓から、

雪景色を見ながら彼はブランデー入りの紅茶を飲む。

デスクの端末には、

世界各地でこれから起きる混乱と動乱のリストが示されていた。

雪は、人の思いに関わらず、

ただ静かに積もっていくだけである。


春は、まだ遠い。


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