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055●ボッーと生きる
「ブリッツが逃走したんですって?」
「うーん、巧みだな。どうやって病状を偽装したんだ?」
「オオガミさん、薬物の持ち込みは確認されていません。どこかに仕込んでいた可能性はありますけど。」
「あるいは、本当に体調不良だったのかもしれません。今となっては、判断のしようがありませんね。」
「だがよ、ジン。あいつ、また動き始めるってことだろ?今回みたいな替え玉作戦、また使えるのか?」
「アキラさん、相手はもっと慎重に、確実に狙ってくるかもしれません。」
「’狙ってくるかもしれない’って・・・他の可能性もあるってことなの、ジン?」
「ええ、エイミーさん。ブリッツは、もう襲撃してくることはないでしょう。」
「どうしてそんなことが言えるのよ?」
「プロが二度もしくじった。依頼主が三度目を彼に任せるとは考えにくいでしょう。」
「つまり、長距離狙撃のブリッツじゃなくて、別の手段で違う連中が来る可能性があるってことね。」
「ねえ、わたし、もう不自由な暮らしはイヤ!エイミーさんと、楽しく、ボッ〜と生活したい!」
「イヨちゃん、それじゃあ、わたしがボッ〜と生きてるみたいじゃないの。」
「こいつはいいな。イヨには、あんたがそう見えてるんじゃないのか?ま、悪いことじゃない。」
「アキラだって、同じようなもんじゃない!」




