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24/93

025⚫️警戒の想定を超える

標的はビルの中ほどの階の部屋に、保護されている。

内側から窓を防弾に強化し、

24時間体制でセキュリティ・コアのボディ・ガードがついている。

該当の階だけでなく、上下階もエージェントが詰めている。

標的に近づくには、徹底的なチェックがあり、

まさに、アリ一匹すら通れないほどの厳重さだ。


さらに、周囲3km内に狙撃ポイントはない。

だが、4km先。その距離なら、話は変わる。

ブリッツが手にするのは、その超長距離の射撃を可能にするハイブリッド銃だ。

大口径の銃口から、大容量の火薬で発射される銃弾も特注である。

防弾ガラスをも貫く必中の装備は、

もちろん、彼の技量での使用を前提としている。


情報は何重にも確認した。

グリッチを含む、裏社会のハッキング・プロ集団にも裏付けさせた。

間違いなく、警戒されている。

だが、その警戒想定を

ブリッツは超えようとしていた。


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