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第2部 : 彼女の知られざる一面

「……えっっっっっ?!!!」


私はびくっとした。


「……なんで叫んでるの――?!」


姉は文字通りソファから飛び上がった。


「待って――待って――待って――」彼女はまるで何か違法なものを発見したかのように私を指差した。「あなた?! 女の子と?!」


「…そうだけど…?」


「しかもただの女の子じゃなく――」彼女は劇的に息を呑んだ。「白崎?!あの、青井白崎?!」


「…なんで彼女の名前を、まるで有名人のみたいに言うんだ…」


「だって、彼女は有名人なんだから」姉は即座に言い返した。「彼女って――君の学校で一番美しい子でしょ?!」


「……みんなそう言ってるよ……」


「マジかよ。」


彼女は頭を抱えた。


「兄は…進化している…」


「……黙って。」


今まで静かに聞いていた母がついに口を開いた――とはいえ、彼女も同様にショックを受けた様子だった。


「……レン……」


「……何……?」


「……デートに行くの?」


「…デートなんかじゃない!」


「違うの?」姉がすぐに身を乗り出した。「じゃあ何なの?」


「…ただ映画を見に行くだけだよ。」


「二人で。」


「…うん。」


「二人きりで。」


「…うん。」


「映画館で。」


「…そうよ――ちょっと待って――そんな風に言われると、なんで余計に悪く聞こえるの?!」


彼女はニヤリと笑った。


「だって、デートなんだから。」


「…違うよ!」


母は口元を隠し、明らかに笑いをこらえているようだった。


「…まだ信じられないわ…」彼女は静かに言った。「…私の息子が…女の子とデートするなんて…」


「…ママ――」


「…それに、あんなに可愛い子と…」と彼女は付け加えた。


「…僕…」


僕はため息をつき、額をこすった。


「…ただ映画を見に行くだけだよ。それだけだ。」


「…そうね」と姉はニヤリと笑った。「いつもそうやって始まるのよ。」


「……それって一体どういう意味なの――」


玄関のドアが開いた。


「……ただいま。」


……


「……お父さん。」


父は部屋に入ってきて、私たち全員を見渡した。


「……なんで、ここが爆発したみたいな音がするんだ?」


姉はすぐに父のところへ駆け寄った。


「パパ――信じられないんだけど――」


「……そんな言い出しは、決して良い前兆じゃないぞ……」


「レンがデートに行くんだって」


「……デートなんかじゃないよ――」


父は僕を見た。


「……本当か?」


「……ただクラスメートと映画を見に行くだけだよ……」


「……女の子だよ」と姉が親切にも付け加えた。


「……ああ、女の子だ」


……


父はゆっくりと頷いた。


「……そうか」



「…それはいいことだ。」


私はまばたきをした。


「…え?」


「…もっと人と関わるようになったのはいいことだ」と父は穏やかに言った。「…特に、学校の勉強以外でね。」


「…えっと…そうですね…」


父はカバンを置いた。


「…ただ、ちゃんと行儀よくするんだぞ。」


「…はい。」


「…それに、勉強に支障が出ないようにね。」


「…別に付き合ってるわけじゃな——」


父は片方の眉を上げた。


「…そういうことじゃないけど——」


「…じゃあなんで——」


「…ただ言ってみただけさ。」



「…はあ…」


私は諦めた。


「…わかったよ…」


姉がまた身を乗り出した。


「…で、明日は何を着ていくの?」


「…なんでそんなこと聞くの――」


「第一印象って大事だから。」


「…もうお互い知ってるし――」


「それでも大事よ。」


「…本当にうざい…」


母は優しく微笑んだ。


「…ただ、遅くまで出歩かないでね。」


「…大丈夫…」



夕食は…穏やかではなかった。


数分おきに――


また何か言われる。


またからかわれる。



食事を終える頃には――


精神的に疲れ切っていた。



「部屋に戻る。」


「夜更かししないでね!」母が声をかけてきた。


「…うん…」


「それに、彼女におやすみのメッセージを送って!」姉が付け加えた。


「…そんなの絶対やらないよ——」


二人がこれ以上何か言う前に、私は急いでその場を離れた。



私は後ろのドアを閉めた。


沈黙。


やっと。



ベッドに倒れ込んだ。


天井を見つめながら……



スマホが振動した。



手に取った。


白崎葵



メッセージを開いた。


葵:やあ……



私は急いで返信した。


私:やあ……



葵:明日のことだけど…決めないと…



私:うん



沈黙。


入力中…


止まる…


また入力…



そして――


葵:あの…ビデオ通話できる?



「…待って。」


私は飛び起きた。


ビデオ通話?!今?!


自分の姿を見下ろした。


ボサボサの髪。


シワだらけのTシャツ。



ありえない。


まだ準備できてないよ——



葵:もしよければ…



「…断れないよ…」


僕:う、うん…いいよ



すぐに着信があった。


0.2秒で髪を整えた。


「…これでいいかな…」


そう答えた。



「…あ」



画面に彼女の姿が現れた。


ベッドに座っている。


シンプルなTシャツ。ショートパンツ。


派手なところは何もない。


でも――



彼女は…本当に綺麗だ。



「…は、こんにちは…」と彼女は優しく言った。


「…あ、やあ…」



沈黙。


二人ともただ……見つめ合っていた。


……


「……急に電話してごめん……」と彼女は言った。


「……い、いいよ……」


……


「……それで……」彼女は小さく息を吸った。「……明日のことなんだけど……」


「……うん……」


……


「……映画は午後だよね?」


「…うん」と僕は頷いた。「…12時半から…セントラル・モール・シネマで。」



「…ああ…」彼女はゆっくりと頷いた。「…それなら…」


少しの間が空いた。



「…それなら、もっと早く会ったほうがいいかも…」



「…もっと早く?」


「…うん…」


彼女は少し目をそらした。


「…え、えっと…」彼女は少し言葉に詰まった。「…ただ…ぶらぶらしたり…とか…」



私はまばたきをした。


「…ぶらぶら?」


「…そ、それとも…」彼女は明らかに動揺しながら、慌てて付け加えた。「…どこかに行ったり…とか、えっと…買い物とか…」


彼女の顔が赤くなった。



私は一瞬、固まってしまった。


それから――


「…うん」



彼女は顔を上げた。


「…本当?」


「…うん… いいよ…」



彼女の表情がわずかに明るくなった。


「…わかった…」



「…じゃあ、朝、君の家に行くね?」と私は言った。


「…う、うん…」彼女はうなずいた。「…それでいいわ…」



「…何時?」


「…たぶん…10時?」


「…うん…10時でいいよ…」



「…わかった…」彼女はそっと言った。



「…本当に買い物に行きたかったんだね?」私は思わず口にした。



「…え、えっ…?!」


彼女はたちまちパニックになった。


「…い、いや…! つまり…ただ…たまに買い物に行ったりして…」


彼女は言葉を止めた。


視線をそらした。


「…ちょっとだけかも…」



「…いいよ…」


「…本当に?」


「…うん…」



「…わかった…」彼女はほのかに微笑んだ。



「…また変なこと言ってる」と、彼女はしばらくして言った。


「…急にビデオ通話してきたじゃない」


「…それは違う」


「…何が違うの?」


「…事前に警告したから」


「メッセージを1通送っただけよ」


「それもカウントする」



私はため息をついた。


「…あなたって本当に手強いわ…」


「…さっきも、私が意地悪だって言ったじゃない…」


「…だって、そうだから…」



彼女はまた微笑んだ。



「…髪、ボサボサだね」と彼女は付け加えた。



「…それって――!」


彼女は笑った。


「…知ってるよ」


「…ボサボサの髪、似合ってるよ…」



「… わざとやってるんでしょ…」


「…もしかしてね…」



「…信じられない…」



「…また動揺してるわ」と彼女は言った。


「…あなたが始めたんだぞ…」


「…そう?」


「…うん」



二人で笑った。



「…でも、嬉しいわ」と彼女は静かに言った。


「…ん?」


「…明日、もっと一緒に過ごせるのが…」



「…うん…」



「…映画だけじゃなくて…」



私の心臓が少し跳ねた。



私たちはまた自然と会話を始めた。


映画について。


シーンについて。


戦闘シーンについて。


音楽について。



「…あの炎の剣のシーン――!」


「…映画館では大盛り上がりになるぞ――!」


「…そうよね――!」



「…明日は楽しみね…」と彼女は言った。


「…本当にね…」



「…もう寝ようか…」しばらくして、彼女が言った。


「…うん…明日は早く起きなきゃ。」


彼女は微笑んだ。



「…おやすみ、高橋くん」


「…おやすみ、白崎さん…」



通話は終わった。



僕は画面をじっと見つめた。


「…明日…」


小さな息が漏れた。


「…本当に待ちきれない…」



映画のためだけじゃない。



「… 本当に一緒に時間を過ごすんだ……



私は言葉を止めた。


そしてすぐに首を振った。


「……いや、つまり……ただ……一緒に過ごすだけだけど……」



横を向いて、毛布を体に引き寄せた。


「……それでも……」


かすかな笑みがこぼれた。



「……嬉しい……」



一瞬の沈黙。



「…うん、もう寝るよ…」


私は顔を枕に埋めた。



そして気づけば――


私は眠りに落ちていった。


「レン…起きて。」


「…うーん…」


「レン。」


「…あと5分だけ…」


「レン。」


「…今日は学校ないんだし…寝かせてよ…」



間。



「…ああ、そう」母は気楽に言った。「…じゃあ、葵さんとのデートはキャンセルしたほうがいいわね」



「…うーん…」



「…えっ?!」


私は瞬時に飛び起きた。


「…待って――今何時――?!」


「…9時半」



「…やばい。」


ベッドから飛び起きた。


10時に待ち合わせだ――


彼女の家に行かなきゃ――


もうダメだ――



私はまっすぐバスルームへ走った。


記録的な速さで歯を磨いた。


歯ブラシを二度も落としそうになった。



それからシャワーに飛び込んだ。


「…なんでもっと早く起きなかったんだ——」



数分後——


私は戻ってきた。


髪は少し濡れている。


心臓はまだバクバクしている。



「……服。」


私は固まった。


……


「……何を着ればいいんだ……」


……


クローゼットを開けた。


中をじっと見つめた。


……


「……なんで急に、着るものがないんだ……」


……


シャツ。


パーカー。


Tシャツ。


……


「……いや、カジュアルすぎる。」


「……変すぎる。」


「……地味すぎる。」


「……なんでこんなに難しいんだ――」


……


「……よし。」


一枚を手に取った。


黒いTシャツ。


『Blade of Inferna』のプリントが入った――主人公のカイエン・アルゼスが炎を振り回している姿だ。


……


「……これでいい。」


黒いズボン。


シンプル。


すっきりしている。



「…うん…これでいい…」



私は急いで着替えた。


鏡の前に駆け寄った。



「…髪。」


整えようとした。


失敗。


もう一度試した。


相変わらずひどい。



「…なんで私の髪はこんなふうに――」


ドアが開いた。


「…どいて。」


「… 「ママ――」


彼女は落ち着いて部屋に入ってきた。


「……じっとして」


……


彼女は手際よく私の髪を整えた。


横。前。後ろ。


……


「……できたわ」


私はまばたきをした。


「……待って……これ、結構いい感じじゃない……」


「……もちろんよ」と彼女は言った。「……ただ、あなたがちゃんとやり方が分からないだけよ」



彼女はしばらく私を見つめた。


そして、ほのかに微笑んだ。


「…素敵よ。」



「…ありがとう…」



「…それとね」と彼女はドアの方を向いて付け加えた。「…礼儀正しくしなさい。」


「…そうするよ…」


「…彼女が気楽に過ごせるようにしてあげて。」


「…うん…」


「……それと……」彼女は言葉を切った。「……彼女に会ったら、褒めてあげて。」


……


「……褒める……?」


「……そう。」


「……どうやって……?」


「……そのうちわかるわ。」


……


「……それじゃ役に立たないよ……」


彼女は小さく笑って、部屋を出て行った。


「……大丈夫よ。」



「…そう願うよ…」



私はスマホを手に取った。


時間を確認した。



「…9時45分…」


「…遅刻だ…」



私は急いで階下へ駆け下りた。



姉はすでにそこにいた。


当然だ。


待っていた。



「…うわっ」


「…今日は随分と早起きだね…」


「…身なりもきちんとしてるし」


「…そんなこと言わないでよ――」


「…黒の服に…アニメのTシャツ…彼女にアピールしようとしてるんだろ?」


「…そんなことないわよ!――」


「…そうかい」



彼女はニヤリと笑った。


そして――


「…頑張ってね、お兄ちゃん」



私は足を止めた。



「…ありがとう…」



「…やってやるよ。」



そして、私は走り出した。


[ロマンティック・コメディイベントを検知]


[イベントの種類:デート]


[優先度:高]


[成功確率:???]


[イベント日:本日]





白崎の視点:



「…よし!」


私は鏡の前に立った。


「…落ち着け!」



落ち着いてなんかいない!!



時計に目をやった。


午前8時02分



「…なんでこんなに早く起きてるんだ――?!」


頭を抱えた。


「…ただの映画だ!! ただの映画だ!!」



「…それなのに、なんでこんな気分なんだ――?!」



くるりと振り返った。


「…シャワー!! シャワーを浴びなきゃ!!」



数分後――


浴室は湯気に包まれていた。


温かいお湯が流れている。



中に入った。


お湯が全身を包み込んだ。



「…よし…これで落ち着くはず…!!」



全然落ち着かなかった。



「…なんでまだ緊張してるの――?!」



シャンプーを手に取った。


多すぎた。


「…待って――多すぎ――!!!」



急いで髪になじませた。


指を何度も何度も通して――



「…集中!! 集中!!」



「…ただの高橋くんにすぎない…」



一呼吸。



さっと流した。


それからコンディショナー。


今度はゆっくり。


呼吸を整えようとして。



「… ただ出かけるだけ……!!」


「……朝に……!!」


「……二人で……!!」


……


「……それから映画——!!」


……


「……それって実質デート——」


私は固まった。


……


「……ダメ!!!」


「……言わない!!!」


……


さっさと済ませた。


シャワーの蛇口を閉めた。



髪にタオルを巻いた。


もう一枚を体に巻いた。



鏡は曇っていた。


一部を拭いた。



「…しっかりしなよ!!」



一緒にじゃない!!



「…顔!!」



冷たい水。


バシャッ!!



「…よし――!!!」


またバシャッ。



「…集中して!!」



洗顔。


優しく――いや――早すぎる――


「…ゆっくりやれ!!」



頬。


額。


あご。



すすぎ。



タオル。


ポンポン—


「…なんで急いでるんだ—?!」



引き出しを開ける。


フェイスマスク。



「…よし!!これで全部解決だ!!」



貼った。


位置を調整した。



そしてただ――


じっと見つめた。



「…早起きして…これ全部やって…映画を見るため…?!」



一瞬の沈黙。



「…そうね…」



剥がした。


きれいに畳んだ。


(なぜかまだきれいだ!!)



化粧水。


パチパチパチ。



乳液。


保湿クリーム。


クリーム。



ルーティン。


落ち着いている。


普通。



「…マシ…!!!」



また鏡を見た。



「…まだパニック状態!!!」



「…服!!!」



クローゼットを開ける。



「…着るものがない——!!」



「…いや——あるんだけど——ただ——どれも似合わない——!!」



一着。


「…派手すぎる!!」


別の服。


「…地味すぎる!!」


また別の服。


「…可愛すぎる——待って——いや——!!」



私は一枚を掴み、ぎゅっと握りしめた。



「…タ、高橋くん…!!」



顔が火照った。


「…これから…デートに…」


私は目を閉じた。



「…デートじゃない!!」



「…だよね…?!」



「…朝…」


「…一緒に過ごす時間…」


「…映画…」



「…もう考えない!――!!」



ベッドに倒れ込んだ。



「…何を着て行けばいいの――?!」



寝返りを打った。


また起き上がった。



「…シンプルに!!」


「…地味じゃない!!!」


「…いい感じ!!!」


「…あまりに素敵すぎない——!!!」



「…もう無理——!!!」



私は顔を枕に埋めた。



「…なんでこんなに気にしてるんだ…?!」



一瞬の沈黙。



「…だって、あの人だから…!!」



「…あっ—!!」


顔を両手で覆った。



永遠にも思える時間が過ぎた後—


(後で確認したら…40分も!!)



ようやく何かを選んだ。


軽くて柔らかいトップス。


スカートと合わせました。


シンプル。


すっきり。



「…これ、いいかも!!」



さっと着替えました。


鏡の前へ走りました。



「…よし!!」


少し直しました。


少し体を回しました。


もう一度確認しました。



「…悪くない…!!」



「…ちょっとだけ…」


リップティントを手に取った。


ほんの少しだけ塗った。



「…これで十分!!」



髪をとかす。


一回!!


二回!!


前髪を整えて—



一歩下がる。



「…落ち着け!!」



落ち着いてない!!



スマホ。


時間――



午前10時12分



「…待って――!!」



「…10時12分――?!」


目が丸くなった。


「…もうすぐここに来ちゃう――!!」



「…私、大丈夫そう――?!」


鏡の前に駆け戻った――


直して—


整えて—


もう一度確認して—



「…よし—よし—これで大丈夫—!!」



心臓の鼓動が落ち着かない。



ピンポーン。



「…!!!」



「来た—!!!」


私は固まった。


完全に。



「…待って、待って、待って!!!」


私はまた鏡へと駆け寄った。


「…髪!!!」


直した。


「…服!!!」


整えた。


「…顔!!!」


確認した。



「…よし、いや、ダメだ!!!」



私は一歩下がった。


そしてまた前に。


そしてまた後ろ。



「…なんでこんなにパニックになってるの—?!」



ピンポーン。



「…あっ—!!」


胸を押さえた。


「…あ、また鳴った—!!」



「…落ち着け…落ち着け…」



目を閉じた。


深呼吸をした。



「…吸って…」



「…吐いて…」



「…吸って…」



「…吐いて…」



肩の力がゆっくりと抜けていった。



「…大丈夫…」



「…君は大丈夫…」



「…ただの高橋くんにすぎない…」



少しの間が空いた。



「…前にも彼と話したことがあるでしょ…」



「…君ならできるよ…」



私は目を開けた。


最後にもう一度、自分自身を見つめた。



そっと息を吐いた。



「…準備はできた。」



そして――


私はドアの方へ向き直った。

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