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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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新劇場の完成と、最終準備

パチュリーに帰って来て数日後に、ハルマさん達がダンジョンから戻ってきた


「新しい人はどうでした?」

ハルマ「Bランクが3人とAランクが2人で、そのうちリザードマンが3人。戦闘力は申し分ないが、リザードマン以外は湿地での戦闘経験がないから慣れるまでは大変そうだった」

ドーラ「早めに金を貯めてミスリル武器に変える事を勧めておいた」

「そうですね、真面目に働いていたらすぐにミスリル武器も持てるだろうし、その方が安心だね」


ハルマ「慣れるまでは時間がかかりそうだから、しばらくは5日おきに一緒に潜る事にした」

「了解。もし困った事があったら言ってね。援助も考えるから」

ハルマ「劇場がもうすぐ完成するんだろう?俺達は練習しなくていいのか?」

「休みの日があるなら、そこで自主練習してもらう程度でいいんじゃないかな?みんなもう踊れるし」

ドーラ「わかった」

ハルマ「それで、ダンジョンに一緒に行っている間は取り分は半分だけでいいんだな?」

「うん、それでいいんじゃないかな?もしハルマさん達がもっと割合を多くしたいなら自分達で交渉してね。あまり取りすぎると、武器を揃えるのも遅くなるだろうし、一緒に行かないといけない期間が延びるだけのような気がするけど」


ドーラ「そうだな、さすがにずっと一緒っていうのは面倒だ」

ハルマ「わかった。あちらさんの懐具合を見ながら割合を変えるかは決めるわ。とりあえずあと3回くらいは一緒に潜ると思う」

「うん、その辺も現場判断に任せるね。その代わり、ちょっとでも不安が残るなら一緒に行ってあげて欲しいな」


ハルマ「わかってる。無茶はさせない」

ドーラ「ああ、アイツらだけで無理そうならギルドマスターに相談しよう」

「うん、それで行こう。あとは・・・他の子達は大丈夫?」

ハルマ「ああ、1、2階の採取はシュネーと、クラフトが引率してくれているから問題ない」

「アドと、ラドも大丈夫そう?」


ドーラ「あの子達はかなり才能があるぞ。Cランクまで順調に上がるだけある。頑張ればBランクも目指せるんじゃないだろうか?」


「えー、凄いね。もし機会があれば護衛依頼とかも受けさせてあげた方が良いかな?」

ハルマ「ランクアップを狙うならいつかはやった方が良いな。それも本人たちに聞いてみるか」

「うん、お願いします。冒険者も増やす予定だから、自由時間も増えるだろうし」


ドーラ「それはありがたいな」

ハルマ「ああ、交代でダンジョンに潜れるしな」

「だよね、新しい人が来たら2人に任せるね」

「「了解」」




この話をして数日後にラジャとトビさんが帰還


「おかえりー。お疲れ様でした」

ラジャ「楽しい旅行だったわー。私は寝るわね」

トビ「おやすみ」

ラジャ「おやすみなさい」


ラジャは挨拶もそこそこに私室へ行ってしまった


「トビさん旅の間に何か困った事はありましたか?」

トビ「特になかった。俺の仕事は移動中ぐらいしかなかったしな」

「そうですか、じゃあ数日休んでから、ダンジョンの採取組に混ざってもらえますか?」

トビ「休む・・・ほどでもないが、ありがたく2日だけ休ませてもらおう」

「はーい、採取組の事はシュネーさんに聞いて下さいね」

トビ「了解」


これで全員が帰還した


そろそろ劇場が完成するので、王都へ手紙を書く

商業ギルドマスターのマッキンリーさんと、王城魔導士のセリーネさん

劇場が完成したら招待すると約束をしたので、開店予定日と

『仕事に支障がないのであれば、是非いらして下さい』と書いた


手紙を出した2日後に劇場完成の知らせが来て

すぐに見に行った


「わぁ・・・凄い」

セフト「そうでしょう、そうでしょう!かなり気合を入れましたから」

内装を担当してくれたセフトさんに案内してもらい、店内を見学する


ハンクス「想像以上ですね・・・とても素晴らしいです」

リーヴァ「期待通りの仕上がりです。ここならジャスティン様の演奏も映えるでしょう」


セフト「ここが例の仕掛けになっています」

「うんうん!言っていた通りに出来てます!」

セフト「かなりお金がかかりましたが、完ぺきに再現しました」


例の仕掛けというのは、バーカウンターの後ろ

ガラス張りの棚っぽい見た目なんだけど、実はここが回転扉になっていて

そこからダンサーが出て来る予定なのだ


ここ以外にも、観客席にあるボックス席の間にある円柱型の仕切り

ここの上部が開くようになっていて、ここからもダンサーが出て来る

蓋を開けて出て来て、蓋を閉めてその上で踊るのだ


お客さんからもかなり近い位置にあって

要望通りに仕上がっていた


「完璧です。本当に素敵」

セフト「喜んで頂けて嬉しいです。あとは今日の午後に家具の搬入をして終わりになります」

「本当にありがとうございました。是非開店したら見に来て下さい!」

セフト「もちろんです!絶対に来ますから!」



家具の搬入が終わったあとに、食器類や魔道具類など

営業に必要な物を配置して、ウエイターとバーテン担当に実際に来てもらい

作業の導線確認などをしてもらった


私はカケッチさんと、舞台の照明や音響などの設置と確認

以前の舞台とは大きさが全然違うので、照明などの設置位置にかなり時間がかかった

大きな舞台の上にはポールダンス用のポールが3本

中心の奥に1本、手前に2本で合計3本が設置されていて

上から見たら三角形の頂点にポールがある位置だ


チュリさんツェルさんとカンスさんが同時にダンス出来るようになっている


観客席はテーブル席がボックス席のように区切られていて

全体が階段状になっていて、前の人が立っていても多少は舞台が見えるぐらいだ

観客席の中心には階段があって、通路になっている

そして、2階3階部分にVIP席が多少せり出すような感じで設置されている


「全部で70人くらいは入るかな?」

カケッチ「席をボックスで分けたのはどうしてだ?普通に並べた方がたくさん客も入れるだろう」

「ボックス席にして、観客席に近い所でダンサーに踊って欲しかったんですよね。席をたくさん並べたらそのスペースを確保しにくいなって思って。ダンサーに踊っている時に触れようとする人がいると困るし」


カケッチ「なるほどな」


舞台で実際に動いてみて、照明の加減とかも確認

楽器を演奏してみて、音響も問題無さそうだ


劇場は広いので、マイク的な魔道具を設置して

2階や3階でも、すぐ傍で歌っているかのように聞こえるようにした


一番前の席が一番良いんだろうけど

VIP席は舞台全部を見渡せて、全員で踊る時などはあそこの方が綺麗に見えるだろう


全ての準備が整った翌日に、演者全員で劇場に来た


ハルマ「すげぇ」

ドーラ「ここで踊るのか?」

チュリ「きれい・・・」

カンス「ポールが3本だ」


反応は様々だけど、みんな感動しているようだ

私も感動している


こんな大きな劇場で、みんなで何かをするなんて学芸会以来かもしれない


「さ、今からリハーサルをします」


「「「「「「え?」」」」」」


「2日後に拠点のみんなを招待して、最終リハーサルを見てもらい。その2日後に開店となりました!!」


「「「「「「ええーーー!」」」」」

全員驚きまくっている


だって言ってなかったから


「さ、演目はこの順番ね。スタンバイお願いしまーす」

ハルマ「まじかよ・・・」

ドーラ「踊るとか聞いてない」


「ふふっ、言ってなかったからねー」


拠点には子供もいるので、昼の部でする演目をそのままする予定で

夜の部のリハーサルは、子供が居ない時にする

ちょっとセクシー過ぎる衣装もあるからね


皆が順番に本番さながらに動いてもらう

舞台は広いので、移動などでかなりてこずっていた

ポールダンスだけは、いつもの動きが出来ていたけど


カンス「ここは高さがあるので、もう少し高い位置での演技も入れたいですね」

「いいですね、安全に配慮できる範囲内でなら」

チュリ「大丈夫じゃないかな?」

ツェル「うん、いけるいける」


こうして、舞台に合わせて動きに変更を加えながらも

仕掛けから出るタイミングとか、足場の狭い所で踊る事などを練習した


そして、最後に全員で踊る曲だ


「これは全員が息が合っているのが一番良いから。何度か練習しましょう」

「「「「はい!」」」



これが私!って言う印象的な歌は、今の私達にピッタリだと思う

人種や性別を越えて

今、一緒になって踊っている

この瞬間がたまらなく気持ちいい


舞台に立つ恥ずかしさとか緊張もあるけど、この一体感はここでしか味わえないだろう


舞台を踏んで、足を鳴らす

強く主張する歌は、みんなをひとつにした


それにパペッティさんの声が映える

リハーサルだけど、全員が真剣だった




そして、もう一曲


女性が中心となって踊る


一晩中踊りあかそう

スポットライトを浴びて


ショーを見せてあげるわ



激しく踊る女性の間に、男性も混ざる


仕掛けから出て来て、全員で同じ動きを繰り返す



一晩中騒いで、踊りあかそう

テーブルの上でも踊るの

バーレスクを見せてあげるわ


そう歌う



これぞバーレスクって感じの歌だ



全員がリハーサルを一通りして、問題点や改善したい事を話しあって

翌日にもう一度、通しでリハーサルをした


明日、拠点のみんなをお客さんとして連れてきて披露する

全員が準備万端で挑めるように、お店は休みにした



さあ、新劇場でみんなを見てもらおう!

ありがとござした!

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