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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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道路作りがひと段落

「ついに・・・ついに見えた」


道路を作り続けて、やっと関所が見えた

あの関所を越えればカンリオ国だ


関所に到達すれば、アシタスト国を横断完了

やっと一区切りといった所だ


「あー、長かったような、短かかったような」

道路作りを始めて1月ちょっとかな?

っていう事は、予定よりもかなり早い事は早いな

作るスピードは上がっているので、これも予想の範囲内って感じかな?


ゴールが見えていると、自然とヤル気も出て来る

サクサク道路を作りあと少しという所で日が落ちて来た


「あー、あとちょっとなのにー」

ガロルド「まあ、休憩してからでもいいんじゃないか?」

「そうしよっかな、夜ごはん食べてからにしよっと」


もうすぐゴールお祝いという事で、豪勢な夜ごはんにしよっかな

大事に取っていたビックホーンブルのお肉を使って、ローストビーフでも作ろう

美味しい確定の料理だ


しかも寝かせている間に道路作りも出来る、天才


下ごしらえををして、お肉に焼き色をつけつつ、玉ねぎとじゃが芋を一緒に焼く

そして、焼いた玉ねぎとじゃが芋の上にお肉を乗せて蓋をして余熱で火を通す

これでじっくりと焼けば、お肉の旨味が下の野菜にも行きわたって

すんごく美味しいのだ


ソースは醤油ベースのやつと、山葵もおろして添えておこう

梅しそのソースもいいな

一緒に食べるサラダも作って


ローストビーフが完成するまで道路作りを再開


ガロルド「仕事中毒だな・・・」

「だってー、もうちょっとなんだもんー」

ゴールが見えているのに、手前で止まるのは気持ち悪いのだ

そのまま気合で関所まで道路を繋げた


「完成ーー!!」


もうすっかり日が暮れて、辺りは暗い

キッチンに戻って、ローストビーフを見ると良い感じに仕上がっている

時間配分も完璧だー、うれし


ローストビーフを切っていくと、綺麗な断面が見えた


「わぁー、絶対美味しいやつだー」

ガロルド「美味そうだな・・・」

「切ったらすぐ食べよう!お皿とか出してくれる?」

ガロルド「了解」

盛り付けたらすぐに食べれるように、2人で手分けして用意だ


3匹の分はローストビーフ丼にした、こっちの方が食べやすいだろう

目の前に置くとすぐにかぶり付く

「美味しい?」

「うきゅっ」「あぐあぐ」「んきゅ」

返事か分からない声を出して食べている

どうやら夢中のようだ



「じゃあ、私達も食べよー」

ガロルド「ああ、美味そうだ・・・」

「今日はソースが2種類ね、こっちがいつもの醤油ソースで、こっちが梅と大葉のソース、山葵はお好みでどーぞ」

ガロルド「どっちも美味そうだな、いただきます」

「いただきまーす」


お箸でローストビーフをつかんだだけでわかる、柔らかさ

絶対美味しいー


最初は普通に醬油ソースで食べる

「んーーーーー、おいしっ」

むちっとしたお肉の食感に醤油ソースが良く合う

お肉の味をしっかりと感じるし、程よく脂ものっていて

やっぱりビックホーンブルは優秀な和牛って感じだ

あんなに大きいのに


ガロルド「やっぱりこの肉は別格に美味いな」

「やっぱりそう思う?お肉の良い所が全部出てるよね」

ガロルド「ああ、何と言うか・・・嫌な所がひとつもないって感じだな」

「わかるわー」


ガロルド「次に見つけたら、また2頭ぐらい狩っておこう」

「そうだね、賛成」


色んなお肉を食べて来て、これが一番美味しいかもしれない

たまにしか食べないから、それがまた美味しさを引き立たせてくれるのかも


満足いくまで食べたら


食後のデザートにプリンアラモードを作った

果物も種類が充実してきたので、かなり豪勢な感じだ


ガロルド「美味い、クリームと食べるとより美味いな」

「だよねー、私も大好き」


プリンと生クリームがとにかく美味しい

合間に食べる果物でスッキリさせて、さらにプリン

もうずっと美味しい


お腹いっぱい、幸せです



ガロルド「これからどうするんだ?」

「んー、一度パチュリーに戻ってー、雑用をこなしたら、また道路作りかな・・・・でもカンリオ国を先に作ってしまわないといけないから、次はもう少し長期で出かけないとね、しょっちゅう戻るにはちょっと遠いや」


ガロルド「そうだな、アルジャンで飛んでも2日はかかる」

「すっごく急いで移動しても1日はかかるからねー、それなら1か月くらいは離れて道路を完成してから戻りたいかな」


ガロルド「じゃあ、長期で離れてもいいようにして来ないとな」

「うん、戻ったらしっかり準備してから出発だね」


道路が完成した翌日に出発、トレールの拠点で一泊してから戻る事にした


「ただいまー」

ノースリム「おかえりなさい。道路作りはどう?」

「やっとアシタスト国の道路が完成した所ですー」

ノースリム「ええ!早くない?」

ダタンヤリム「まだ一月経ったくらいじゃないか?」


「どんどん作るのに慣れて、かなり早く作れるようになって来ました」

ダタンヤリム「慣れてきたって・・・恐ろしい成長速度だな」

ノースリム「早く出来るのなら良い事じゃなーい。残りも頑張ってね」

「はい、なるべく早く完成できるように頑張ります」


ダタンヤリム「あ、伯爵から連絡があって、同盟が成立しそうだって言っていたぞ」

「え!本当ですか!結構早く話がまとまりましたねー」

ノースリム「ルラちゃんが何かしたんじゃないのー?」

ダタンヤリム「そうだな、双方にメリットがないとこんな早くまとまらないだろう」

「ふふ、まあ、ちょっとイチオシの料理とかを宣伝しただけですよぉー」


ガロルド「いつもの事だな」

ダタンヤリム「そうか、そういう事か」

ノースリム「なになにー、私達が知らない食べ物でもあるの?」

「あ、そっか!最近見つけた物を紹介しますね」


ここに寄っても寝るぐらいだったから、紹介するのを忘れていた

新しく見つけたパイナップルとマンゴー、手長エビとカニ

王都で見つけた小豆で作った、あんこなどを紹介した


ダタンヤリム「いつの間にこんなに集めたんだ」

ノースリム「どれも美味しいわー」

「ですよね、こっちの果物は町でも買えるようになる予定なんですよね。まあ、拠点には私が持って来ますけど」

ダタンヤリム「この『あんこ』・・・・美味いな」

ノースリム「私も好きー。パンと良く合うわー」


ガロルド「もっと美味い食べ方があるんだが・・・」

ノースリム「えー、なになに?気になる気になる」

ダタンヤリム「美味いと聞いたら知りたいな」


ガロルド「これは食べ過ぎると危険らしい」

ノースリム「そんな!危険な食べ物なの?」

ダタンヤリム「そんなものを開発したのか・・・ルラはいつかはやると思っていた・・・」


「そんな・・・人聞きの悪い」

まるで犯罪行為しているみたいな・・・


ガロルド「これにバターをたっぷり塗るんだ」

ダタンヤリム「バターだと!?ここに!?」

ノースリム「ああー!そんなに!そんなに乗せちゃうの!?」


ガロルドが手に持つパンにはあんこがたっぷりと、その上にバターがたっぷり

とても体には悪そうな食べ物が完成されている


でも、味を知っている私には美味しそうにしか見えない


ガロルド「まあ、食べてみろ」

ダタンヤリム「こ、これをか・・・」

ノースリム「確かに、コレを食べ過ぎるのは危険ね・・・」


2人が恐る恐る、あんバターを食べて

目を見開いている


ダタンヤリム「これは・・・・美味い!」

ノースリム「なんて背徳的な味なのー、甘くてしょっぱくて・・・バターのコクがたまらないわー」


「でしょー?美味しいんですけど、食べ過ぎには注意です」


ダタンヤリム「なんて危険な食べ物を考えるんだ・・・」

ノースリム「たまにでいいから食べたいわ・・・・あんこだけでも美味しいもの」


ガロルド「俺も危険を知ってからは、ちょっとだけにしている」

ダタンヤリム「それが賢明な判断だな」


「こっちのあんこは砂糖がそこそこ使われているんで、どちらにしろ食べ過ぎには注意ですよ」

ノースリム「そんなー、美味しい物は危険なのね」

ダタンヤリム「ルラの料理は危険がいっぱいだな」


「そんなー、人聞きの悪い・・・・」

酷い言われようだ


新しい料理と、食材も気に入ってもらえたので

定期的に拠点に運んで来る事にした

小豆はこの町でも買えるので、好きなだけ食べたい時は自分で作って欲しい


あんこも嗜好品だしね



「あと、この拠点を増築しようかなって思ってまして」

ダタンヤリム「増築?どこをどうするんだ?」


「3階を作ろうかなって、従業員が増えて個室が必要かなって」

ノースリム「確かにねー、大部屋が全部埋まったわけじゃないけど、大人が増えたから個室があった方がいいわね」

「ですよね、大部屋をひとつ潰して、3人部屋とかつくろうかな?」

ダタンヤリム「それもいいな」


「道路が優先なんで、ちょっと先になるんですけど、もし何かリクエストがあれば聞いておいて欲しいです」

ダタンヤリム「わかった。私達は今のままで満足している・・・・が、梅酒はもっと欲しい」


「梅酒ですか、少しづつ増産はしているんですけど、熟成に時間がかかるので大量には渡せないですね」

ノースリム「そうよねー。いいのよ、無理は言えないわ」

ダタンヤリム「熟成か・・・あいつの魔道具が完成したらな・・・」


「あ!そうだ!これは内緒なんですけど・・・・」

ノースリム「内緒?そんな話をこんな所でしてもいいの?」

拠点の食堂なので、誰がいつ来てもおかしくない


ダタンヤリム「場所を変えよう、私達の部屋でいいだろう」


移動して、防音の魔法をかけてもらってから話をする


「実はですね、パチュリーダンジョンの階層ボスを倒したらドロップしたんですけど」

時の腕輪を2人に見せる


ノースリム「綺麗な腕輪ね、何か特別なものなの?」

「まあ、これで鑑定してみて下さい」


ダタンヤリム「これは・・・・・」

ノースリム「私にも見せて・・・・・・・・まぁ」


「周りに知られると色々と面倒そうなので、自分でしか使ってないんですよね」

ダタンヤリム「これは厄介だな、その判断は正しいだろう」

ノースリム「そうね、あの子が見たら発狂しそうだわ」


「でも、この腕輪を使ったら尋常じゃなく魔力を使って・・・体感的には空を飛ぶくらい使います」

ダタンヤリム「納得だな・・・それだけ重い対価が必要だという事だろう」

ノースリム「これをお酒に使うってなるとどうなるの?」


「1日分の魔力を全部つぎ込んだとしても、5日ぐらいしか時間を進められないって感じですかね」

ダタンヤリム「うーーん、それは毎日すればそこそこ進められるのだろうが、酒の熟成となると気持ち程度という感じだな」


「はい、毎日なるべくやっているんですけど、それでも気持ち程度って感じですね」

ダタンヤリム「なるほどな、まあ、無理をしない程度にやるのがいいかもな」

「何とか使いこなしたいので、なるべく毎日使って練習しておきます」


ノースリム「使い方によっては危険な魔道具だと思うわ、気を付けてね」

「はい、趣味程度にだけ使います」


ガロルド「そうだな、俺もそれがいいと思う」



とりあえず、梅酒が欲しいとの事なので

さらに増産が出来るように頑張ろう


自分で保存している分は、練習がてら熟成を進めて

飲める状態になるものを増やしていくようにしよう


輸出の話もあるしねー

もっと従業員を増やさないとだ!

ありがとござした!

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