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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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食後のデザートと、談笑

ダンギルマス「全部美味かった」

リンヌ「本当ね、特にこのマンゴー?大好き」


「美味しいですよねー」

ガロルド「俺は全部好きだ」

ダンギルマス「俺も好きだな。肉の方が良いけど」


最近出会った食材を使って、たくさんの料理をみんなで食べた

デザートはもちろん、パイナップルとマンゴーだ

綺麗に切って、つまみつつおしゃべりしている


「この町でも食べれるようになるといいですね」

ダンギルマス「いつかは来るだろうが、それなりに高いだろうな」

ガロルド「まあ、それは仕方ない」

リンヌ「たまにでいいから食べさせてね」


ダンギルマス「まあ、たまになら買えるだろう」

この町でも買えるようになるだろうけど、贅沢品には変わりないだろうね


「町は変わりないんですか?」

ダンギルマス「ん?特にないかな・・・道路が出来るから邪魔をするなー、みたいな連絡は来たな」

「あ、そうなんだー」

ダンギルマス「作りかけの所を走ったら危ないからな、どの町にも連絡は行っているはずだぞ。それに左側通行?みたいなルールがあるだろう」


「うん、左側通行であってるよ。進む方向を決めておけば避ける必要もないからね」

ダンギルマス「なるほどな、それを周知するためだろうな、結構前に連絡が来たぞ」

「ちゃんと連絡が来てて良かったー。まだ作りかけの道なのに凄いスピードで走る馬車も居てね。途中で道がなくなるかも知れないのにバカだよねー」


リンヌ「それは馬鹿ねー」

「そういう人は事故しても自業自得ですけどねー」


ダンギルマス「道路を作るのも大変だな。完成するまでは気を付けろよ」

「はい。まあ、音で近づいてくるのがわかるんで突っ込まれる事はないですよ」

ダンギルマス「そうか、所で話は変わるが、俺の剣がそろそろ完成しそうなんだ」


「「え」」

ダンギルマス「ほら、ヒヒイロカネで頼んでただろ?」

「ああ!そういえば!」

ガロルド「忘れてたな」


ダンギルマス「忘れんなよー」

「いつ完成するんですか?」

ダンギルマス「あと10日ぐらいって言ってたかな?刀身はほぼ完成してて、この前見に行った時は柄も何もついてない状態だったけど、綺麗な剣だったぞ」


「へぇー、完成したら見たいです」

ガロルド「そうだな」

ダタンヤリム「へへっ、是非見てくれ。今持っているのよりちょい長めでな、早く振りたいぜ」

「いいですねえ、新しい剣」

ガロルド「楽しみだな」


リンヌ「自分の足とか切らないでね?」

ダンギルマス「怖い事いうなよ」


「でも、本当に気を付けた方が良いですよ。普通の剣の切れ味とは全然違いますから」

ダンギルマス「・・・・おう」



「あ、そうだ、他にもダンジョンで採れるものがあってですね」

リンヌ「なになに?」

「リンヌさんはまだ授乳中だから、お酒は駄目ですね。こっちをどうぞ」

出したのは、梅ジュースだ


リンヌ「果実水?」

「そうですね、果実のシロップを水で薄めたものです」

ダンギルマス「ほぉ、美味いのか?」

ガロルド「美味いぞ。これの酒もある」


リンヌ「ん、おいし。さっぱりしてるし、爽やかな風味ね」

ダンギルマス「これの酒が飲みたいな・・・」


「そう言うと思って、これ」

瓶に詰めた梅酒をドンと机に置いた


ダンギルマス「これがそうなのか?」

「はい、これが梅酒っていうお酒なんですけど、今で・・・半年?くらいかな、漬け込んでいて。中に入っている実が梅っていう名前なんですよ」

リンヌ「ウメねえ、これは果物じゃないの?」


「果物・・・・に分類されるんですかね?でもこのまま食べる事は出来なくて、ちょっとした毒があるんです」


「「毒!?」」


「ちょっとだけね、それが熟成することで分解されて、飲んだり食べたりする事が出来るんですよね」

リンヌ「へぇー、不思議な実なのね。お酒が飲めないのは残念だわ」


「で、これはまだ半年熟成の若い梅酒なんです。熟成するほどまろやかで美味しくなっていくらしいので、ジーンくんが成長して2人で飲めるようになった時に飲んで欲しいなって思って、丸ごと持って来ました」


リンヌ「まあ、素敵ね・・・。ジーンが成長するほど美味しくなるのね」

「はい、そう言う事です。冷暗所で保存しておくだけでいいです。あとこっちも」

小さめの樽を出す


ダンギルマス「こっちも酒か?」

「はい、こっちはドワーフ秘蔵のお酒です」


「「ドワーフの!?」」

2人ともビックリしている


「トレールの拠点で作っているのがコレなんですよ。まだ一作目なのでどういう味になるかもわかりませんが、これも熟成させて飲んで欲しいなって思って」


ダンギルマス「これは貴重な品だな」

リンヌ「楽しみが増えたわねー。ありがとう、とっても素敵なものを」


「ふふっ、喜んでもらえて嬉しいです。ジーンくんの成長と一緒に楽しむのもいいですよね」

ダンギルマス「良い事言うじゃねえか」

リンヌ「ありがとうね、大事に飲むわ」




楽しい食事会を終えて、町の外へ出ようと思ったけど

もう外は真っ暗で町の外には出れない時間になっていた


ダンギルマス「今日はうちに泊まればいいだろう」

「じゃあ、お庭借りていいですか?テントで寝ます」

ダンギルマス「は?こんな町中でテントを建てるつもりか?」

「うちのテントは特別なんですよー」

庭に出て、自慢のテントを見てもらう



ダンギルマス「なっんじゃこりゃ」

リンヌ「もうテントじゃないみたいね」

「家みたいなものですね、中は拡張されてて広いんですよ。どうぞ」

ダンギルマス「かくちょう?って、まじかよ・・・」

リンヌ「まぁ・・・・こんなの見た事ない」

中に入って2人がビックリしている


「いいでしょ?」

ダンギルマス「良いってもんじゃないな。家みたいだ。これもダンジョン産か?」

「はい、踏破した時にドロップしたやつですね」

リンヌ「これなら快適な旅ができるわねー。羨ましいわ」

ダンギルマス「これがあれば宿もいらねえな」


「そうですね、だいたい町の外で野営してます。お風呂も入りたいし」

ダンギルマス「ふろーー!?」

リンヌ「まさか・・・外でお風呂まで入っているの?」

「はい、土魔法で浴槽を作る事もできますし、ダンジョンでは浴槽を持ち込んで入っていますよ。もちろん服を着たままですけど」


人が少ない所では全裸なのは、内緒にしておこう

怒られる気がする


ダンギルマス「はぁーーーー、規格外もここまで来ると呆れるな」

リンヌ「まあ、ルラちゃんの旅が快適そうで安心したわ」

「ふふふ、とーっても快適ですよ。なので安心して下さい」


ダンギルマス「しっかしなー・・・・ここで2人で寝てるんだろう?」

「うん?3人も一緒ですよ」

もちろんベッドでアスターとアルジャンとアンディーと寝ている


ダンギルマス「そう言う事じゃないんだがな・・・」

リンヌ「まあ、まあ、ルラちゃんがいいならいいじゃない」

ダンスタンスのお父さん感が出ている

心配するのはわかるけど、別の部屋で寝るというのは現実的じゃない


もしガロルドが「外で寝る」と言えば私は止めるしね


「ここで寝るので、ご心配なくー。おやすみなさい」

リンヌ「おやすみなさーい。朝食を一緒に食べましょうねー」

まだブツブツと行っているダンギルマスをリンヌさんが連れて行ってくれた



ガロルド「父親のようだな・・・」

「ふふっ、だよねー。パパって呼んでみようかな?」

ガロルド「それは駄目だ。俺が殴られる」

「え?どうして?」

ガロルド「ルラの本当の父親になったら、この状況を許すと思うか?」

ちょっと想像してみる・・・・



絶対許さないだろうな


「ふふっ、駄目だね。すっごく怒りそう」

ガロルド「だろ?父親っぽい存在くらいが丁度いい」

「あははっ、確かにね」


何より今さらパパなんて呼べない、恥ずかしいし


いつも通りテントのベッドで寝て

翌朝、ダンギルマスの家で一緒に朝ごはんを食べた


「あ、そうだ、道路をここまで繋げていいかな?」

ダンギルマス「はぁー?今作っているやつか?」

「うん、どうせ近くまで来たんなら良いかなって」

ダンギルマス「そりゃどうだろうな・・・駄目とは言われない気がするが・・・近隣の町からクレームが来るかも知れんな・・・」

「じゃあ、勝手に作って行ったって言ってもらえますか?」


ダンギルマス「・・・・それなら言い訳になるか?」

リンヌ「いいんじゃない?だってルラちゃんが生まれた町だもの、本人の自由でしょう」

「やった。さすがリンヌさんは話しがわかるー」


ダンギルマス「いやいや、俺が融通が利かないみたいな言い方・・・」

「勝手にやっておくので、『無意識に作ったらしい』とでも言っといてもらえますか?」

ダンギルマス「まあ・・・それならいいか?」

リンヌ「大丈夫よ。もし怒られても、『Sランクを止める事は出来ません』でいいでしょ」

「いいですねそれ、『ドラゴンも居るのに』って半泣きで言えば完璧ですよ」


ダンギルマス「誰が泣くか・・・・・わかった。言っとくよ。だが、出来るだけ人目につかない時間にやれよ。作っている途中にバレたら止められるかもしれん」

「了解!」


ガロルド「まるで犯罪の計画を話しているようだな・・・・」


「そんな!犯罪なんて!」

ダンギルマス「国が許可出してんだから、犯罪じゃねえだろう」

リンヌ「そうそう」


ガロルド「・・・なるほどな、ルラはこうして育ったんだな」

何故か凄く納得しているガロルド


ダンギルマスと顔を見合わせて、首をかしげる

なんか変だったかなー?

ありがとござした!

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