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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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ダンギルマスの家でご飯

玄関先でジーン君のお披露目をしてもらったあとは、家の中にお邪魔して

一緒に夜ごはんを食べる事にした


ダンギルマスの奥さんはリンヌさん

町にいる時に、時々料理のレシピを聞かれて教えてたりしていた

特に醤油を使っている料理がお気に入りで、当時、売っていなかった醤油も

作り方を覚えて、手作りして使っていた


リンヌ「あれからしばらくしてショユーも買えるようになってね、凄く助かってるの」

「良かったですね、ポルモットさんに手紙を書いて良かったー」

リンヌ「旅では新しい物も見つけた?」

「はい!たくさん!今日は私が料理を出すので、日持ちしないものだけ食べましょう」


リンヌさんが作ってくれていた夜ごはんもあるのだ、そっちも一緒に並べよう


リンヌ「あら、いいのよ。これは明日の朝にでも食べるから。せっかくならルラちゃんのご飯が食べたいわ。滅多に食べれないんだから」

「そうですか?じゃあたくさん出さないと」


ダンギルマス「いっぱい食うぞー!」

リンヌ「ルラちゃんがどんな料理を見つけてきたのかも気になるわー」

にこにこと嬉しそうにそう言ってくれるので、遠慮なく出すことにした


「あ、リンヌさん。私従魔がいるんです、一緒に食べてもいいですか?」

リンヌ「ええ、聞いているわ。どんな子なの?」

「出ておいでー」

そういうと、フードから出て来て私の肩にくる2匹

「こっちがアスターで、こっちがアルジャンです。そして・・・」

抱っこ紐から出て来るアンディー


「この子がアンディーです」

「みゃう!」


リンヌ「まあ!すんごく可愛い!噂のドラゴンちゃんはこんなに小さいのねー」

「アルジャンは大きくもなれるんです。普段はこの大きさでフードの中で寝てるんです」

リンヌ「大きくなれるの?凄いじゃない!ルラちゃんは立派なSランクになっちゃったのねー」

ダンギルマス「Sランク中のSランクって感じだよな」


リンヌ「本当にね、聞いた事ないもの、ドラゴンを肩に乗せて冒険者やっている人なんて」


まあ、確かに、そんな人見た事ない


リンヌさんも従魔に対して怖さはないみたいなので、一緒に夜ごはんを食べることにした


みんなでテーブルセットに座って、料理を出す事にした

「最初に行った国は牧畜が盛んだったんで、牛乳とか卵がたくさん手に入ったんですよね、なのでそこではマヨソースを作って卵サンドを作りました。卵がビックリするぐらい安くて、経営が心配だったんでお手伝いしてきたんです」

そう説明しながら卵サンドを出す


ダンギルマス「おお!これな!こっちでも広まってたぞ。初めて食べた時は衝撃だった・・・・お前だったのか」

リンヌ「確かに!これはびっくりしたわよね。卵ってこんなに美味しいんだって思ったわ」

「ここにも伝わってたんですね、ふふっ」


ダンギルマス「しかし、これはちょっと売っているものとは違うな・・・」

リンヌ「うん、凄く綺麗だもの」

ガロルド「ルラの卵サンドは美味いぞ」


ダンギルマス「やっぱり違うのか?」

ガロルド「ああ、パンから違う」

リンヌ「確かに・・・・キレイな形ね・・・」


私が作った卵サンドは、手作りの食パンで耳が切り落とされているので

見た目は真っ白なパンに挟まれている

ここの世界では耳を切り落としているパンは見た事がないので、かなり特殊な見た目かも知れない


「まあ、食べてみて下さい」


ギルマス「じゃあ、いただこう」

ダンギルマスはひとつ持って、大きくかぶりついた

リンヌ「まあ!ふわふわ!」

リンヌさんはまず持った感想だ、ふわふわな感触に驚いている


ダンギルマス「すげえ!無くなった!空気か!?」

もう飲み込んだみたいだ、ちゃんと噛んだ?


リンヌ「んーー!ふわっふわっ!おいしい!」

こちらもふわっと食感が気に入ってくれたみたいだ


ガロルド「ああ、美味い」


「良かったー、これが最初に出会ったご飯ですね。あとは乳製品が盛んだったんで、チーズもたくさん買いました」

話をしながら次に出したのは、チーズボールだ

茹でて、潰したじゃが芋に片栗粉を入れて混ぜて

中にチーズを入れて丸めて、揚げた

サクッと、モチっと美味しいものだ


リンヌ「へえ、丸くて可愛い」

「中にチーズが入っています。熱いので注意してくださいね」


ダンギルマス「これなら一口で食べれるな!」

言いながらひとつつまんで口に放りこんでしまった

咀嚼して、止まる

口を開けて上を向いて耐えている


「熱いって言ったじゃないですかー」

リンヌ「バカねー」

リンヌさんはふーふーしてから、食べている


リンヌ「うーん、外はカリっと中はもちっとしてて・・・・中のチーズが美味しいー」

ガロルド「俺もこれは大好きだ」


「良かったですー。チーズを使った料理はたくさんあるんですけど、作り置きはあんまりないので」

リンヌ「他の料理も気になるわー」

「また作りますね」


ダンギルマス「これは危険な食べ物だな、熱すぎる」

やっと復帰したダンギルマス


「もー、一口で食べるからですよ」

ダンギルマス「食べやすい大きさだったからな、そりゃ食べるだろう」

こりゃダメだ、きっと次もするだろう


「次は・・・・・やっぱりあれかな?」

ダンギルマス「あれってなんだ?」


「丁度ガロと出会った時に、美味しいデッカイ牛と出会ったんですよ」

ガロルド「あれか!」

「うん、やっぱりあれは出会った中でも特別美味しかった気がするんだよね」

ガロルド「そうだな・・・・俺もあの肉は大好きだ」


「うん、じゃあちょっとキッチン借りますね」

リンヌ「どうぞー」


キッチンをお借りして、お肉を取り出す

もちろん、あのお肉だ


ビックホーンブル


ガロルドと一緒に狩りをした、デッカイ牛


リンヌさんがいるので、なるべく脂身が少ない部位がいいだろう

ヒレを焼こう


久しぶりに出したけど、やっぱりいいお肉だ

和牛に近いんじゃないだろうか?

あんなに大きいのに、こんな良いお肉なんて最高だよね

どっかに、ビックホーンだらけのダンジョンとかないだろうか?

きっと歓喜して狩るだろう


バターを入れたフライパンに、塩コショウしたお肉を入れて焼いていく

「はあ、いい香り・・・・」

焼いている時間が一番つらい、食べたい


ダンギルマス「肉だ・・・・」

待ちきれなかったのか、見に来た


「この牛ほんとに大きかったんですよー、でもすんごく美味しいお肉でー」

ダンギルマス「そうか、それをガロルドと狩ったのか?」

「はい、狩って来るって言ったんですけど。ついて来るっていうんで一緒に行ったんです」

ダンギルマス「・・・・そこから付きまといは始まってたのか?」


「付きまといって・・・・・そうかな?」

確かに言われてみれば、付きまといなのかも?


ダンギルマス「付きまといだろう、いきなり求婚してくるような奴だぞ?本当に大丈夫か?」

「まあ、そこはちょッと常識外れかもしれませんけど、自分もそういう所がありますし。大丈夫かどうかは、もう2年近く一緒に居るし、大丈夫だと思ってます。もし大丈夫じゃなくても自分の身は守れますよ」


ダンギルマス「まあ、お前ならそうなんだろうが・・・・・・どうにも心配だ、抜けてる所もあるからな、お前は」


「うっ、それは否定できない・・・・」

痛い所を突かれてしまった


ダンギルマスがここまで心配する気持ちもわかる

自分も、求婚してきている男の人と旅をするのは変な事だとは思っているんだ

それでもガロルドと旅をするのは


やっぱりガロルドが居ないとダメだなって思うからだ

もうとっくに絆されちゃってる


『魔寄せ』騒動で別れて行動したけど、何かやっぱり違うんだよね

楽しい時、つらい時に誰かいて欲しい

笑って話ししてても、笑い返してくれる人が居た方が嬉しい

そして、それは誰でもいいわけじゃなくて、ガロルドがいいんだ


「一人で旅をするのがもう想像できないんですよね、気があるのがわかってるのに酷い事するって言われるかもしれないけど、いつかガロルドの気持ちがわかる時がくるかもしれないし。できればずっと一緒に旅したいなって思います」


素直な気持ちを言えば、ダンギルマスが頭を撫でてくれた


ダンギルマス「お前はまだ15だしな、急ぐ必要はないが、自衛はしろって事だ。相手は男だからな」

「はい、肝に銘じておきます」

ダンギルマス「わかればいい」


ちらっとガロルドの方を見ると、リンヌさんと何か話をしている




酷い事してるなって自覚はあるけど、もう少し待って欲しい

いつか結論をだそう


私にはまだ早い


大人になるのには時間がかかりそうだ


ありがとござした!

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