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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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里長とお話 2

めっちゃ笑われた


本気なのに・・・・



里長「あっははははは!いやぁー想像の斜め上をいくね。いいね、心意気は伝わったよ」

ベルヌルト「いいですねぇ、伝説のエルフのような話です。ふふふふっ」

ガロルド「ルラならやってやれそうな気がするがな・・・ふふっ」


伝説のエルフって人がいるの?

まさか似たような考えの人がいるとは・・・・


里長「まあ、言いたい事はわかるよ。『人族至上主義』を掲げるのであれば勝手にやっててくれって話だ。わざわざ私達を巻き込んでやるこっちゃない。どこの国とも関われなくするのが一番良いだろう」


「はい。わざわざ国をまたいで攫っていくなら、攫う気が起きないくらいの壁を作ってやりたいですね」

ベルヌルト「大陸を割る方が恰好良くないですか?」

里長「確かに・・・・時間をかけて両方やってやるってのもいいけどね」

ガロルド「俺も両方みて見たいな・・・・」


何だか別の方向に盛り上がって来てしまった


「とにかく、大陸を割るにしても、壁を作る事にしても、攫われた人たちを取り戻す事が先だと思うんです」

里長「わかったよ。あんたにかけてみよう」

ベルヌルト「ふふっ、良かったです」


「ありがとうございます!」

ガロルド「良かったな」

「うん!」


里長「何から教えたらいいのかわからないけど、とりあえず書庫に行ってみるかい?あそこなら目的の物が見つかるかもしれない」

ベルヌルト「そうですね、簡単な魔術なら教えてあげられますけど、複合魔術は調べる必要がありますね」


「お願いします。あ、その前に手土産を持って来ましたので・・・・・ちょっと気に入ってもらえるかもわかりませんが・・・・」

用意していた物を取り出して、並べて行く


里長「収納も使えるんだねぇ」

テーブルの上に出したのは、美味しいジャーキーが入った壺と

例の薬が入った瓶が3つ


里長「これは干し肉?」

壺を覗いて見ている


「自作のジャーキーです。スパイスを使っているのでお酒に良く合いますよ」

ガロルド「美味いんだ」

ベルヌルト「私も大好きです」


里長「ほお、酒に合うのは良いね。ありがたく頂くよ。で?こっちはなんだい?」

「あー、それは・・・・ベルヌルトさんに里で困っている事を聞いて作ってみたんですけど・・・・必要なければ持って帰りますので・・・・」


ベルヌルト「それは私も知らないですね・・・ポーションの色ではないですね」

里長「里で困っている事?ちょっと・・・鑑定の魔道具を」

後ろの2人に言って、鑑定の魔道具を持って来させる里長

受け取って、虫眼鏡型の魔道具を覗いて確認している


里長「は?・・・・・あんた何て言ったんだい?」

ベルヌルト「何て言いましたかね?里で困っている事・・・・子供ができにくいって事を話しした気がします・・・」


里長「はあ・・・・それだね・・・・こんな少女になんてもん作らせんだい」


「あ、あの、製薬が趣味でして・・・・試しで作ってできたものなので、もし必要ないのなら封印しておきますので・・・」


里長「いや、子供ができないのは事実だからね、ありがたく貰っておくよ。必要そうなペアに聞いてみて欲しい人に渡す事にしよう・・・・しかし、見た事がない薬だけど、どこで作り方を知ったんだい?」


「あー、最初は媚薬を作って・・・・精力剤も作ってみたんですけど・・・・どっちも効能があるといいなって思って、混ぜてみたんです・・・」


里長「ま、混ぜた・・・・混ぜてこれが完成する?」

ベルヌルト「どれどれ?・・・・・」

里長はあきれ顔だ

ベルヌルトさんが魔道具を持って、確認している


ベルヌルト「ははっ、これはまた面白いものを作りましたねー。しかもエルフの薬より効きそうです」

「エルフの里でも使っているものがあるんですね」

どうやら薬に頼るって事もしていたみたいだ


ベルヌルト「ちょっと元気になる程度のものですけどね・・・」

里長「自然に任せるのが一番だからね・・・そうも言ってられなくなってきたけど・・・」


「あのー、その事でちょっと聞きたいことがあるんですけど・・・」

里長「なんだい?」

「ちょっと2人でお話できませんか?」

里長「2人で?」

「男性が聞くのは恥ずかしい事かも知れないので・・・・」


ベルヌルト「一体何を話すつもりなんですか?」

「まあ、女性の体の話です」

ベルヌルト「じゃあ、ちょっと席を外しますか・・・ガロルド行きましょう」

ガロルド「ああ」

2人は家の外へ出て行った

でも、里長の後ろには男性が2人護衛で立っている


里長「彼らはいないと思って話をしてくれてていいよ。あんた達も聞きたくないなら防音しておくれ」

「「はい」」

自分で防音魔法ができるのか?エルフ凄い


里長「で?女性の体の話とは?」

「難しい話ではないんですけど、妊娠するためにしている事とかありますか?」

里長「性交って事かい?」

「いえ、それ以外で・・・・体にいいものを食べてみたりとか」

里長「ああ、エルフに伝わる体に良いものを食べたりはしているよ」


「それ以外はないですかね?例えば妊娠しやすい時期を特定するとか・・・」

里長「妊娠しやすい?それは聞いたことがないね・・・・」

やっぱりそういう概念はないのかな

前世では当たり前の話ではあったんだけど・・・・


「えっとですね・・・・」

かくかくしかじか

生理の周期や、排卵の話をしてみた


里長「なるほど・・・・それは考えていなかったね・・・確かにそうだ」

「周期をつけておいて、妊娠しやすい時を把握しておくのが良いと思います」

里長「良い話だった・・・・この歳になっても学ぶ事があるとはね・・・」

「ちょっとでも助けになれば嬉しいです」

里長「ありがとう。これは知っていて損はないね。里中の女に教育しないと」

にこにこしながら里長は家を出て行く、それに続いて後ろを歩く


さらに後ろには2人の護衛がついて来ている


護衛の2人は話しの最中、最初の方は表情は変わらなかったので聞こえていないのかと思ったけど

性交するタイミングが大事だという話をした時に

ピクピクと眉毛が動いていたので、聞いていたみたいだ

気になるよね~

特に聞かれても困る話ではないので、いいんだけど

聞く方は困る話かもしれないので、ガロルド達には気を使ったのだ


そして、里長との話でわかった事がある

エルフは寿命が長いだけあって、排卵の周期も人族とは違っていた

約1月ごとに来るわけではないらしい

と、いう事は妊娠しやすい時期っていうのはかなり限られている

これが妊娠しにくい事の理由の一つである事は間違いないだろう


そしてもうひとつ、エルフは時間の流れに対して頓着がない

ベルヌルトさんがガロルドをいつまでも子供にみているように

里長がベルヌルトさんが帰って来たのが20年ぶりだったことを、普通に思っている事もそうだ

そんな人種が自分の生理周期を把握している訳がない


里長も「どれぐらいの周期かなんて考えた事もないよ」って言っていた

話を聞く感じでは半年に一回ぐらいはあるんじゃないかな?って感じだ

あとはエルフの人にしかわからない事なので、私にはわからない

少しでも力になれたならいいんだけどね



里長の後ろについて行って、到着したのは地上

さらに歩いてついたのは一本の木の前

その大きな木のには扉が付いていて、そこへ入っていく


里長「ここが書庫だよ。エルフの知識が詰まっている」

里長の後ろについて入ったそこは、壁一面の本、本、本

明かり取りの窓が所どころついているが、壁のほぼすべてが本だ


「すごい・・・・・」

これを全て読むにはどれくらいの時間がかかるんだろう・・・


里長「あなたが望む知識がここにはあるが、持ち出しは厳禁だ。魔法がかかっているから持ち出しは不可能だが一応言っておく。私も空き時間はここに来て、必要な事を手伝おう」


「ありがとうございます・・・・こんなに素敵な場所で勉強できるなんて・・・・」

欲しい知識があるのが一番嬉しいけど、こんな素敵な図書館見た事ない


里長「ははっ、自慢の書庫だからそう言ってもらえて嬉しいよ。ここの番人を紹介しよう。ウィルティルだ、ここの書庫をすべて把握しているし、本人も膨大な知識を持っているから、欲しい本の位置も理解できないところも聞いてみるといい」


ウィルティル「はじめまして。ここの番人を務めさせていただいております。以後よろしくお願いいたします」

「はじめまして。ルラです。これからよろしくお願いします」

とても優しそうな男性だし、儚げな印象もある


里長「さあ、これでいいね。?あとは里の案内もしたい所だけど、ベルに頼もうかね。今日は歓迎の食事会でもしよう」

「ありがとうございます!エルフの食事が気になってたんです!」

食べた事が無い物が食べれるかもしれない、ウキウキだ


里長「ははっ、美味しいものが好きって言ってたもんね。用意ができたらここに呼びに来させるよ」

「はい、ありがとうございます!あ、ガロルドは何処に行ったんでしょう?」

里長「ベルがどこかに連れていったから、何かやっているんじゃないかい?ほっといても大丈夫だよ」


「わかりました」

どこかで遊んでるのかな?


私はここで本の虫になろう、いくら時間があっても足りない

さっそくウィルティルさんに聞いて目的の本を探す事にした

ありがとござした!

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