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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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ダンジョン周回、魔法カバンを求めて

ベルアート様の新しい剣が出来たら、見せてもらう約束をして

上機嫌で帰ってきた


「新しい剣楽しみだねー」

ガロルド「ああ、きっといい剣ができるだろう」


やる事はやったので、次はいつダンジョンに入ろうか

階層ボスと違って、最下層のボスは一日では復活しないらしいので

少し時間を空けてから入る事にした


とりあえず3日は空けて、それからまたダンジョン周回だ

それまでに買い物をたくさんしておく


何日かそんな日を過ごして、合間に、蓮根料理のアドバイスを頼まれたので

飲食店で料理もした

レシピはいくつか渡してあるけど、飲食店はそのまま出す訳じゃない

きっとこれから独自の物が作れないか創作すると思う

今後が楽しみだ


そして、4日目にダンジョンに再び入る

3階までは無心で進んで、一気に4階までいく

花グモはいつも通り復活していたので倒して、そのまま最下層へ

最下層の部屋には何も居なかった

と、いう事は4日では復活しないって事だ

どれくらいの時間がかかるのか分からないので、とりあえず毎日様子を見に来る事にした


「時間停止付きの魔法カバン、期待してるからねー。頑張ってねー」

地面に手をついてなでなでしておく

この前は叩いちゃったからね、優しくしておこう


ガロルド「これで出なかったら、ダンジョンも損しかないな」

「うん、お互いの為にも出して欲しいなー」

脅しているつもりはないが、本当の事だ

是非頑張って欲しい


そして、またダンジョン内生活が始まった


私は特にやる事も無くなったので、屋台を出している

顔見知りの冒険者も増えたし、みんな喜んでくれるので良い事しかない

でも、目的の物が出れば、急に屋台は終わりになる事は謝っておいた

だって、ダンジョンにずっといる理由も無くなるからね、仕方ない


柚子レモネードが飛ぶように売れるので、柚子の採取もしておく

柚子レモネードはジャムにしたものと、漬け込んだものと2種類作っておいたけど

飲み比べた結果、ジャムの方がジュースにしたとき飲みやすかった


漬け込む方は、輪切りの柚子を使う、皮の内側の白い部分を取らないので

その分苦みが出る、これが好きな人もいるかもしれないけど

飲みやすさで言うならば、丁寧に白い部分を取って作ったジャムの方が飲みやすい

ただ、漬け込んだ方は蜂蜜を入れたので、その分ちょっと味が違う

やっぱり、蜂蜜と柚子ってあうんだ


ジャムの方に蜂蜜を入れてもいいんだけど、単価が上がってしまうので止めておく

蜂蜜は高級品なのでね、屋台のご飯は安いのが良い


屋台をしながら、食パン作りにも挑戦した

コッペパンを作ってたんだけど、ちょっと効率が悪いよね

食パンを作って切った方が量を作れる


型を用意して、作った食パンは上手にできたんじゃないかと思う

プロには及ばないけど、ちゃんとふわっとしている

ちょっと厚めに切って、味見で食べてみる

ふわっとした、ほんのり甘い食パン


「おいしー」焼きたて最高


せっかくの食パンだから、自分の馴染みのあるサンドイッチが作りたいけど

ハムサンドはハムが無いし、卵サンドは卵がもったいない

仕方ない、ハムに一番近いローストビーフだな

ふわふわの食パンに、たっぷりのローストビーフと葉野菜を挟んで売り出した


コッペパンとは違う、ふわっと食感

冒険者たちに大うけだった


「なんだこれ!?本当にパンか?」

「美味すぎるー、すぐに無くなっちまう!」

「10個くらい買っとくか?」


ふっふっふー、この美味しさがわかるかー

自分には馴染みのある食パンだけど、日持ちするパンが主流のこの世界では

硬いパンばかりだもんね

食パンは商品登録してもいいかもね、買えるようになったら嬉しい


ガロルドにも食べてもらったけど

「食べやすすぎて、いくらでも食べれてしまいそうだ・・・・」

って言ってた、怖い

軽いとゼロキロカロリー理論かな?

ガロルドは気に入ってたけど、無限に食べられると困るので、たまに出す事にした


そんなこんなで8日目に最下層へ行くと、居ました

キングトレントさん


やっと復活した所悪いんですが、あなたのドロップ品を頂きに参りました


「アルジャンよろしくー」

「きゅぃー」

慣れた感じで焼き尽くす。ゴォオオオオオオ!


灰も残らず焼き尽くして、出て来たドロップ品

「ありがとう、アルジャン」

「きゅぃー」「きゅうー」

たくさん褒めてから、ドロップ品を確認しにいく


「何か緊張するね・・・」

ガロルド「あるといいな」


だって8日も待ったんだ、さらに8日待つのは辛い

このままじゃ、ダンジョンの屋台のおばさんになってしまう


「お願いします!」

祈りを込めて、宝箱を開けた


お?

中にはカバンがひとつだけ、宝石もアクセサリーもない

いつも入っているのに・・・・


ガロルド「カバンだけだな・・・」

「もしかするかな?」

ガロルド「鑑定してみよう」

「うん」


鑑定の虫眼鏡でみて見る


『魔法カバン、時間停止、見た目の約1000倍入る』


「おお!時間停止だって!」

やるじゃんダンジョン!


ガロルド「ダンジョンも頑張ったんだろうか?ふふっ」

「そうかも、宝石とか何も入ってなかったもん。ありがとー!ダンジョン!!」

見直した!やればできる子だ


ビックリした

やっぱりダンジョンには意思があるのかもしれないな

ダンジョンは生きているってのもわかる


せっかく最下層まで来たので、一日だけ桜の木の前で野営をして

地上に戻る事にした


目的の物が出たお祝いとして、すき焼きを食べて

お花見をしながら、お団子を食べた

赤牛のお肉はすき焼きでも大変美味しかったです


桜の木から元気をもらって、翌日

朝ごはんもお花見を楽しんで、たっぷり堪能した後に地上に戻った


一直線にギルドマスターに会いに行って、結果を報告


「出ましたよ!」


ギルマス「なんだって!?早すぎないかい!?」

驚いて立ち上がるベルアート様


「ふっふっふー、ちょーーーっとだけダンジョンにお願いしたんです」

ギルマス「ダンジョンに?お願い???」


ガロルド「これから周回するから、なんどもボスを倒されたくなかったら時間停止付きの魔法カバンを出せって言って、地面を叩いてた」

あ、すぐ言うー


「ちゃんと頑張ってー、って応援もしておきましたよ?」


ギルマス「ダンジョンを脅して、応援???・・・・・・・・あっはっはっは!」

心底驚いたあとに、大爆笑されてしまった

そんなに変かな?ちゃんと目的の物がでてきたので効果はあったと思いたいけど


しばらくベルアート様は笑って、涙まで出ていた


ガロルド「これが出て来た物だ、宝箱にこれだけが入っていたからな。絞り出したのかもな、ふふっ」

「ね、いつも宝石とかアクセサリーが一緒に入ってるのに、これだけ」


ギルマス「あーっはっはっは、ダンジョンも絞り出したんだねー。ふっふふふっ」

まだ面白いみたいだ


ギルマス「ありがとうね、査定をして金額が決まればまた連絡をするよ」

「はい、そんな高額にしないで下さいね」

ガロルド「最低金額でいい」

ギルマス「そうはいかないよ。他の冒険者にも申し訳ないからね。大丈夫さ、あんた達のお陰でギルドはかなり潤っているからね!」


「ふふっ、じゃあ相場で決まれば確認もいらないです。その値段でOKです」

ギルマス「わかった。しっかり査定してもらうよ。色々ありがとうね」

「はい、じゃあ用事も終わったので移動しようと思います」

ギルマス「もう行っちまうのかい?早いねえ」

ガロルド「結構長い事いたと思うけどな」

「この町以外にも笛を広めたいので、色んな町を転々としたいなって」


ギルマス「それは大事だね・・・じゃあ、またこの町に遊びにおいで」

「はい、また来ます!」

ガロルド「ああ、またな」



ガロルドと話をして決めたんだけど、一度リオーリオのギルドマスターに会いに行こうって

町に防犯を広めるのもそうだけど、私も聞きたい事がある

リオーリオの町には獣人も多いからね、出来るだけ早く行きたい


冒険者ギルドを出て、さっそく移動開始だ!

ありがとござした!

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