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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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買い出しと、ヒヒイロカネの相場

ダンジョン踏破をして戻ってきたので、一応受付さんに報告をして

ついでにギルドマスターが戻って来ているか聞いたけど、まだだって


ここで待っていても仕方ないので、受付さんに伝言を頼む

「欲しい物はドロップしなかったので、買い物をして数日後にもう一度入ろうと思います」

これでだいたい伝わるだろう、メモ書きを渡しておいた


「じゃ、買い物しよっか」

ガロルド「そうだな、ジャーキーが作れなくなったら困る」

「ラットのお肉は持って行かなくていいの?」

ガロルド「そうだな、商業ギルドにも寄りたい」

「了解ー」

久しぶりの地上なので、買い物と、ご飯も楽しみたいな

町に入って必要な物を大量に買い込む

また屋台をするかもしれないもんねー、キビ砂糖と小麦粉、スパイスは大量にいるね

野菜も減って来たので買っておこう


気が済むまで買い物をしたら、商業ギルドにも寄る

ガロルドが大量のラットのお肉を降ろしていた

職員さんもビックリだ


でも、ジャーキーはかなり人気だそうで、凄く喜んでいた

ここはダンジョンで狩れるから絶滅の心配がなくて良かったね

平原のラットが居なくなったら、それはそれで大変だ


買い物は終わったので、ご飯屋さんでご飯を食べて

町の外で野営をして、お風呂に入る

久しぶりにゆっくりとした時間だ、最高


お風呂から上がったら、柚子レモネードで一杯

ゴクゴクいけていいよね。自分でもはまっちゃった

冒険者のみんなが浴びるように飲んでいたのがわかる

お風呂上がりのガロルドにも同じ物を入れてあげる


ガロルド「美味い、今頃3階の冒険者は泣いているかもな」

「ふふっ、ちょっと悪い事しちゃったけど。さすがにギルドマスターをほっておけないからねー」

ガロルド「かなり大事になってしまったが、あとはギルドに任せておけばいいだろう。ワサビはかなり高級品になりそうだがな」


「だよねー、まあ、大量に食べるものでもないし。風味はおちるけど粉にするのもアリかな?」

ガロルド「なるほどな・・・スパイス扱いで使えばいいのか。生にこだわる必要はない」

「うん、ちょっとその辺の開発には関われないけどね」

ガロルド「まあ、使うも使わないも町次第だろう」

「うん」


気軽に食べれるようになれれば嬉しいけど、やっぱりダンジョンには危険がつきもので

特にワサビを取りにいくのは、かなり危険だ

果たしてそこまでして取りに行く価値があるのか・・・・疑問だ

ダンジョン産の果物とかは、良い値段で売られていたりするから

それぐらいの扱いが良いと思う

ベルアート様ならきっと、良い感じに対処してくれるだろう




そして翌日、朝から冒険者ギルドに顔を出して

ギルドマスターに会いに行った


ギルマス「待ってたよ。私たちより戻るのが早いってどんだけ凄いんだい?」

「えへへ、寄り道しないで行ったので」

ギルマス「それでも早いけどね・・・・で、話を変えるけど、ワサビをいくつか出してもらえるかい?販促に使うらしいから」


「わかりました。10本くらいにしときますか?」

ギルマス「そうだね、それだけあれば足りるだろう」

「はい、じゃあこれで。なるべく温度が低い所での保管が良いと思います。水も2日に一回は変えてください」

桶に水を入れて、氷も何個か浮かべて、ワサビを入れて渡す


ギルマス「わかったよ、ありがとね。・・・・・それでね?旦那にヒヒイロカネの事を聞いてみたんだ・・・・。」


「あ、どうでしたか?」

ギルマス「うーん、オークションにかけられるもので、ほぼ言い値らしいんだ。あえて値段を付けるのならミスリルの2倍くらいの値段だろうって」

「へぇー、なるほど。じゃあベルアート様の言い値でいいんじゃないですか?」

ガロルド「ああ、それでいいが」


ギルマス「いいのかい?ミスリルの2倍どころかもっと高い値が付くかも知れないよ?」

「特にお金に困ってないので・・・・大事に使ってくれそうな人に渡る方がいいです。ね?ガロ」

ガロルド「ああ、売り飛ばすのが目的のやつに売るのは嫌だな」


ギルマス「嬉しいね・・・私はあんた達を疑ったのが恥ずかしいよ・・・・」

悲しそうな顔でそう言うベルアート様


「ベルアート様には、そう言わざるを得ない立場があるのがわかっているので・・・気にしないで下さい」


ギルマス「なんっていい子なんだい・・・・養子にしたいくらいだよ!」

立ち上がってぎゅむぎゅむと抱きしめられてしまった

ガロルドもわしゃわしゃ頭を撫でられている


ギルマス「ちょっと大きい買い物だからね、旦那にも見て欲しいんだ。今日の夜にでもうちに来てくれないかい?」

「あ、はい。わかりました」


自宅に伺う約束をしたので、夕方に冒険者ギルドに戻る事にして

町で時間を潰す、買い物も昨日したので特に買いたい物もなかったけど

とりあえず見て回る、新しい発見があるかもしれないからね


行った事がないご飯屋さんに行ってみたりして時間を潰して

夕方に冒険者ギルドに戻ってきた


仕事終わりのベルアート様と一緒に家に向かう

ギルマス「旦那が工房にいるから、そっちに行くね」

「はい」

どうやら家と工房が繋がっているらしい、隣の家に入るとバーモントさんが待っていた


バーモント「おう、久しぶりだな。座ってくれ」

ギルマス「ただいま」

バーモント「おかえり」

ごく自然な感じで、おかえりのハグをしている、ラブラブだなー


工房の横にある応接間のような所に座らせてもらって、待つ

ベルアート様がお茶を入れて戻って来た


ギルマス「今日、ヒヒイロカネの値段について話をしたんだけどね、私達の言い値で良いって言うんだよ」

バーモント「は?正気か?希少金属だぞ?」

ギルマス「お金には困ってないから、大事に使ってくれる人に譲りたいって言ってくれてね」

バーモント「金には困ってないっつってもよ?せめてオークションにかけた方が良いんじゃないか?」

「でも、それって悪い人に渡るかもしれませんよね?」

バーモント「そら、そうかも知れないが・・・・」


ギルマス「私なら大事に使ってくれるって信じてくれるって言うんだ。大事にするから・・・ね?」

バーモント「ぐっ、そりゃ、俺もお前が持つ剣を作りたいのはそうだが・・・」

ガロルド「じゃあ、いいじゃないか。何が問題なんだ?」


バーモント「簡単に言うが、剣一本打とうと思ったらかなりの金額だ。それこそ貯金が消し飛んじまう」

ギルマス「ぐっ」


あー、確かに

最近、笛の事でも大金を使ったはずだもんねー


「私は安く譲っても良いと思ってるんですけども・・・」


「「それはダメだ!!」」

息ぴったりだ


「じゃあ・・・・買うのを諦めるか・・・・分割払いとかどうですか?」

バーモント「分割?分けて支払うって事か?」

「はい、月々いくら・・・・って感じで。利息も無しで大丈夫です」

ギルマス「それなら支払える!頑張って稼ぐよ!あんた、それでもダメかい?」


バーモント「・・・・・本当なら俺が買ってやりたかったんだが・・・・仕方ない。分割払いで買ってもいいか?」

「はい、もちろんです」


ギルマス「あんたーーーーー!愛してるよーーーー!!」

バーモントさんに抱き着いて全力で喜んでいるベルアート様、可愛い


バーモント「こ、こら。客がいるんだから・・・・」

ギルマス「ああ、ごめんね。嬉しくてつい」

バーモント「ありがとう。頑張って返していくよ」


ガロルド「丸く収まって良かったな」

「ふふっ、じゃあ、あとはどれくらい必要か、と。値段決めかな?」

ごろごろとヒヒイロカネの原石を机に出す


バーモント「こ、これがヒヒイロカネか・・・・」

ギルマス「原石は初めて見るね・・・・」

「ベルアート様の剣は細身なんでそんなに数はいらないかな?」

バーモント「あ、ああ。値段はミスリルの2倍で計算してもいいか?」

「はい、それで大丈夫です」


バーモント「わかった・・・・」

計りを持って来て、原石を計るバーモントさん


バーモント「ミスリルよりは重いが、金よりは軽いな・・・不思議な金属だな・・・」

そうなんだ・・・確かにミスリルは軽かった


バーモント「じゃあ、これぐらいで・・・・ミスリルだと金貨1273枚の計算になるから、この倍の金貨だな・・・・・2546枚・・・・だな」

「じゃあ、切り捨てで金貨2000枚でどうですか?」


「「はぁ!?」」

ギルマス「それはいくらなんでも切り捨てすぎじゃないかい?」

バーモント「そうだぜ!金貨500枚も切り捨てるバカがどこにいる!」


「バカって言われちゃった・・・・」

ガロルド「じゃあ俺もバカだな・・・金貨2000枚で良い。計算も面倒だしな」


バーモント「いや、口が悪かった、すまない・・・・本当にいいんだな?」

「はい、もちろん」

ガロルド「良いって言っているだろう」


ギルマス「・・・・・ありがとう・・・」

バーモント「・・・・・はぁ。わかった!なるべく早く支払えるように頑張る!」

「はい、急がなくてもいいですけど。頑張ってください」

ガロルド「計算しやすくなって良かったな」

「うん」


そして、月ごとに金貨10枚の支払いで決まった

多く支払える時は金貨10枚以上を支払っても良い事にしたけど、無理はしないって念書を書いてもらった

まあ、これから稼ぐだろうし大丈夫だろう


ギルドマスターは安月給ではないからね


最初は渋っていたバーモントさんもベルアート様が喜んでいるのを見て嬉しそうだ

私もベルアート様が、ヒヒイロカネの剣を持つのを見たかったから嬉しい

バーモントさんには是非、最高にカッコイイ剣を作って欲しいものだ

ありがとござした!

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