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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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219/613

閑話 Bランクパーティ銀龍 アーバン視点

皇都で依頼を受けて活動している時に見知った顔を見つけた ガロルドだ


こいつは同じBランクなんだが、何年か前に知り合ってからの付き合いになる

出会ったときはCランクだったが次に会ったときにはもう

Bランクになっていた、強さは本物だと思う


だが、とにかく不愛想で誰とも仲良くする気がなさそうだった

それでもかまわないんだが、仲間は多いほうがいい

しかも聞いたところによるとまだまだ子供だ


見つけた時に依頼に誘っては色々と教えてやった

こいつに仲間がいないのは、他人に興味がないのが一番の理由だが

せめて円滑に、知り合いが多い、そんぐらいにはしてやりたかった


強いから他のパーティから誘われることはあってもそれっきりだし

依頼料を少なく渡されている事も多かった

ソロで活動するヤツはこういう所を勉強するタイミングがないからな

ソロとパーティでは勝手が違う


見つけては依頼に誘って、今では飯も誘えば来てくれるし

笑うようにもなった、仲良くなってきた気がしていたし、こいつもだいぶでかくなった

身長は特にな


で、皇都から移動しようかと護衛依頼を探していた時にマーニャに教えてもらった


この護衛依頼は「有料で食事などのサービス付き」こう書いてあった


マーニャ「めちゃくちゃおススメだよ!今までにない経験ができるよ」と

一緒に護衛依頼を受けた子がこの依頼を受けた、と説明してくれた

しかも、この時丁度ガロルドを見つけた

これならガロルドも一緒に受けるだろうと思って誘った

予想どおりOKが出た


久しぶりに一緒に受ける依頼が楽しみだったし、謎のサービスも楽しみだった


当日に来た子は、まだ少女だったが

ソロでBランクだと言うではないか、どっかの誰かみたいだなと思った

ぜんぜん不愛想ではないが・・・・


一緒に移動しながら話をしていても驚く事が多く、離れた魔物も感知できる

しかも、手料理が驚くほど美味い!

野営ではさらに、キッチンを作って料理をして、風呂にお湯まで

サニーが驚くとはよっぽどだ

夜ごはんはたった銀貨2枚で食べ放題、今まで食べたなかで一番うまい料理だ

もう驚きすぎて、腹がくるしい

食いすぎた


あの、ガロルドも懐いているし驚きだ

遠くから、あの子から離れないガロルドを見ていたら






突然、跪いて、プロポーズした


なんでそうなった!!


驚いて固まった彼女からガロルドを引きはがして、説教した

初対面の子にする事じゃない、相手の気持ちを考えろ


今までさんざん言って来た事だが、さすがに今回のは予想外だ


一緒に風呂に入っても話を続けていると、いままで黙って聞いていたのに


「ずっと一緒に居たいと思ったんだ」


そう言った


一緒に風呂に入っていた全員が聞いていただろうピュアな回答に時が止まった

なんて純粋なヤツなんだ

だが、彼女はまだ13才で未成年だ

ダメ 犯罪 ゼッタイ


なので別のアプローチを勧めた、そうパーティだ

パーティならば何才であろうと大丈夫だ、しかもBランクの冒険者同士でピッタリじゃないか

俺もお前の心配をしなくて済むようになる


彼女にも味方ができる


そうこんこんと説明した


そこから話が進んだのかは知らないが、彼女が行くところには付いて行ってたし

別に嫌われたそぶりもなく、いいんじゃないか?と思った


その後、一緒にビックホーンブルを狩り仲良くなったのか

「ガロルド」呼びになっていたし


しかし、ルラはただ者じゃねえ。

かなり遠目に見ていたが、弓を一度に2本放ち、しかも2本とも当ててやがる

その後に首を両断?とんでもねえ2人だ

狩りが成功したのを見て出発したのに、2人で走ってすぐに追いつくし

お似合いじゃねえか


2人のおかげで最高の牛が食えたし、腰の調子も良くなった

どんな魔法なんだ?って思ったが

教えてもらったストレッチとやらが良く効いている気がする

朝のトレーニングは地獄だったが・・・・


なんだアレは、どこの鬼畜訓練だよ


護衛の最終日にパーティの件を聞いてみれば完全に忘れられてはいたが

ガロルドには悪いところは感じていないらしく

少し話しただけでOKをもらっていた


2人とも嬉しそうないい顔だった

パーティをすすめて良かったぜ


このまま別れるのも寂しくなって、一緒に海まで行こうかとなった

別に魚は好きじゃねえが、ルラなら美味いものを食わしてくれそうだしな


町で一緒の宿に泊まって、朝には一緒に出掛けて行った

なんだもう仲良しじゃねえか、ほほえましく思っていると


夜に「冒険者ギルドでこんな事があった」と教えてくれた

まあ、他所でも売れるし問題はないだろう

ルラも特に気にした様子はなかった、心底関わりたくないみたいな感じだった

ガロルドの隠れファンは確かに多いが、いままで実害はなかった

本人もこんな感じだしな


ルラが傍にいる事で矛先がルラに向かうか・・・・

ちょっと考えないといけないかもしれないな・・・なんて思っていると

翌日に「ギルドマスターから話があると呼び出しがあった」そう言われた

買取の件で聴取だろう、そんな感じで軽く話していたが

なんだか嫌な予感がしたので「ややこしそうなら俺たちが味方する」

そう言っておいた



翌日、一緒に冒険者ギルドへ行き


2人はギルドマスターに会いに行った

ロビーで待つことにして、6人で受けれる護衛依頼を探した

良さそうなものを見つけた時に


受付「すみません、アーバンさんギルドマスターがお呼びです。一緒に来てもらえませんか?」

そう呼びに来た


嫌な予感的中だ

アーバン「ちょっと行ってくるわ」

デリック「ああ、リーダーしてきてくれ」

サニー「ルラちゃんを守ってねー」

アイリス「頼りにしてるから」


後ろ手に手を振って向かった、アイツらこういう時だけリーダーって呼ぶんだよな


ギルドマスタールームに入ると、なんとも言えない空気だ

様子のおかしい女がギルドマスターの横に座っていた


とりあえず聞いてみる 「なんですかね?」


ギルマス「ちょっと証言して欲しい、彼女がほぼひとりでビックホーンブルを狩ったと証言しているんだが本当か?」


は?ルラとガロルドの証言があっただろう、その上で俺にも聞くのか?

どんだけ信じたくねえんだ 「ほんとだぜ、何が問題なんだ?」


黙るギルマスに状況を理解した


「信じられねえってか?俺のパーティは全員見ていたぜ。何が問題なんだ?」


ギルマス「何も問題はない。疑って悪かった」


これでやっと認めたってか、どんだけだよ


女「噓よーーーーーーー!!」 そう言って飛び掛かってくる女をガロルドが吹っ飛ばした

容赦ねえ、これは怒ってんな・・・・

女は気を失っている、自業自得だ


その後、話を終わらせて帰ろうとするルラと

どうしてもビックホーンブルを売って欲しいギルマスの話が続いたが

聞いちゃいられねえぐらい酷い


どうやら、最初からルラが嘘をついていると決め打ちし

イカレた女も査定したやつも呼ばずに話し合いをしようとしたらしい

しかも、女の証言は大嘘で査定もゼロひとつ減らして書き換え

査定したやつもかなり安く買いたたこうとしたらしい


そのどれも把握していないギルドマスター


こいつは仕事してんのか?何をやってたんだ?


最後にルラが

「冒険者ギルドが冒険者の敵になるのならきっとこのギルドには冒険者はいなくなるでしょう。私は知ったこっちゃないですが」


そう吐き捨てて、一礼して出て行った

カッコイイじゃねえか


ルラとガロルドは部屋から出て行った


「ふう」  後は俺に任せておけ


「よう、ずいぶんと雑な仕事してんじゃねえか」

ギルマス「いや、俺は知らなくて・・・」

「知らないから調べるんじゃねえのか、一体何を調べて調べた気になってんだ?あんな子供を疑ってよお?全部お前らが悪いのに子供の冒険者になすりつけしようとしたんだよあんたは」


ギルマス「・・・・。」

「最初から、あの子は本当の事しか言ってないのに信じねえ聞かねえ。しかも自分の所の職員はクズぞろいだ、わかってんのか?」

ギルマス「わかっている!!何度も謝罪したじゃないか!」


「あれのどこが謝罪だ!なめんじゃねえぞ!!『謝罪するから売ってくれ』それで許せんのかてめえは!ふざけた事言ってんじゃねえぞ」


ギルマス「それは・・・。」

「なんだ?まだ言い訳か?・・・いいか、お前には落ち度しかねえ。しかも証言を信じず、子供にお前の物を売れと強要したんだ、これがお前がやった事だ」


ギルドマスターはうなだれてしまった

こいつは本当にわかってんのか?


デリック「どうなってんだ?ルラちゃんとガロルドは宿に帰ってったぞ」

3人が部屋に来た

「実はな・・・。」


3人に説明をした

サニー「最低だ」

アイリス「やってくれたわね」

デリック「・・・覚悟はできてんだろうな」


ギルドマスターがビクッとして怯えた顔をした、なに被害者みたいな顔してんだ


「まあ、まて。最後のチャンスだ、あの子に誠心誠意あやまれ。それができないなら、このギルドからは冒険者は一人もいなくなるだろうし、お前のギルドマスターとしての仕事っぷりも報告する」



ギルマス「・・・・悪かった。誠心誠意、謝罪する」



そして、こいつをルラの部屋まで連れて行き、謝罪させた


ルラは何も言わなかったが、これでいいだろう


あとはガロルドに任せた

誤字報告助かります!


ありがとござした!

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― 新着の感想 ―
やっぱりアーバンさん、格好いい!!腰痛持ちなのに、惚れちゃいそう(笑) 現役時代のダンギルマスも、アーバンさんっぽいアニキだったと思うのは私だけではないはず・・・。
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