表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

218/623

これからの事

啖呵を切ってギルドマスターの部屋を出た

そのままロビーに行って銀龍のみんなに「先に宿に帰ってます」そう言って出て来た


ガロルドが「アーバンから話を聞いてくれ」と言ってくれた


宿に帰ってきた


「ごめん、勝手にあんなこと言って」


ガロルド「ルラは悪くない、ルラが言い返さないなら俺が言っていた」

そう言ってくれた

でも、依頼を受けて一緒に移動しようって約束してたのに・・・


なんか久しぶりにこんな事があったから落ち込んできた

今までは一人だったから

どう思われようがどこかに行ってしまえば良かったけど

わかってもらえない

信じてもらえない


感じる理不尽さにぎゅっと手を握った


部屋に戻ってこれからどうしようか

ゴロゴロしながら考えた

もう依頼も受けずに海に向かおうか、ガロルドには悪いけど

パーティもあきらめてもらって・・・





誰ともパーティを組めないと思っていたから、嬉しかったんだ

ほんとは


一人でも楽しかったし

2匹もいるし

良いと思っていたんだ


でも、


楽しかった

ガロルドと旅をしてみたいなって思った



今回のあの女の人はきっと邪神の影響を受けていた

きっとこれからも私に悪意をもつ人は出て来る

そのたびにガロルドを巻き込むことになる








・・・・もうこのまま消えてしまおうか

まだパーティを組んでないし

今ならまだ・・・・



そう考えていた時   コンコンコン

アーバン「ちょっといいか」


「はい」


ドアを開けてアーバンさんとガロルド

そしてギルドマスターが入ってきた

アーバン「すまんな、聞くだけ聞いてやってくれ」

ギルマス「・・・・・今回の一件、すべて冒険者ギルドの不手際だ。大変申し訳なかった」

そう言って深く頭を下げた


ギルマス「君の話を最初から信じずに進めて悪かった、これからギルドの改善に励む。問題の受付は衛兵に突き出した、意図的な業務妨害の罪で収監されている、査定人も減給処分とした。すべて俺の管理不足だ、申し訳なかった!」


「・・・・・・・。」


アーバン「って事だ、別に許さなくていいぜ。全部こいつが悪いからな、じゃあな邪魔したな」

そう言って、アーバンとギルドマスターは出て行った



ガロルド「ルラ、大丈夫か?」

「・・・・うん」

ガロルド「何かしてほしい事はないか?」

「・・・話、聞いて欲しい」

ガロルド「わかった」

ドアを閉めて横に座ってくれた



「・・・・あのね、やっぱりパーティやめようかなって」

ガロルド「どうしてだ」

「今回の事は自分のせいかもしれない」

ガロルド「どういう事だ?」

「・・・・信じてくれるかわからないけど、聞いてて欲しい」

ガロルド「ああ」




そこから、邪神の話をした

自分の生い立ちなんかも含めて、悪意を強くする

そういう力が働いている

私といればそういった悪意を向けられる


だから・・・・



ガロルド「なるほどな、確かにあの女の顔はおかしかったし、目も紫帯びていた」

「ね?だから一緒にいないほうがいいよ」

ガロルド「どうしてだ、俺は問題ない」

「これからもっと酷いことが起きるかもしれない」

ガロルド「じゃあ、一緒に居た方がいいだろう。俺が助ける、大丈夫だ」

「なんでそうなるの・・・・。」

ガロルド「もう仲間だろう、ルラは仲間を見捨てるのか?」

「ううん、見捨てない」

ガロルド「俺もだ、それにな、呪いを受けて生活してるヤツってのは意外といる。邪教だってあるんだ」


「へ?そうなの?」 私みたいな人が?


ガロルド「ああ、邪教の神殿なんて呼ばれる物も存在している。ルラを狙っているやつも見つけられるかも知れない」


「邪教の神殿・・・。」 これから解放されるかもしれない? 

ガロルド「だから俺を捨てないでくれ、大丈夫だ役にたつ」

「捨てるとか・・・役に立たないとかじゃなくて・・・迷惑かけたり・・・傷つけたりしたくないだけで・・・。」



言いながら泣いていた


ガロルド「じゃあ、俺と一緒だ。ルラに傷ついて欲しくない。ルラに捨てられたら俺は傷つく」


「うん・・・・うん・・・。」

止めようと思っても勝手に涙が出て来る


ガロルドの大きな手が頭をなでてくれる


ガロルド「俺は大丈夫だ、ルラに捨てられるほうが傷つく・・・だから捨てないでくれ」

「うん・・・・うん・・・」

ガロルド「約束だぞ。」


「・・・・・うん」


ガロルド「約束だからな?嘘ついたら剣百本飲ますからな?」

「剣百本? ふふふふ、1本も飲めないよ」

ガロルド「だから約束は破ったらダメなんだ」


「うん・・・わかった、ありがと、ガロルド」

ガロルド「ああ、明日アーバンにもお礼言わなきゃだな」


「うん、あ、依頼・・・・」

ガロルド「アーバンが適当に選んでた、2日後に出発だ」

「え?一緒に?」

ガロルド「もちろんだ、約束しただろ?」

「そっか、破ったら・・・」

ガロルド「剣百本だからな」

「くふふふふ、ほんとそれ怖い」


ガロルド「そうだ、だから破っちゃだめだ」


「うん、わかった」


ガロルド「今日は部屋にいるか?」

「うん、ここにいる」

ガロルド「わかった、屋台で飯を買ってくるから、一緒に食べよう」

「わかった、ありがとう」

ガロルド「じゃあ、また後で来る」

「うん」



ガロルドが部屋を出ていった



ベッドに横になると2匹が来てくれた

ペロペロと顔を舐めてくれる


泣いたからか



ぎゅっと2匹を抱きしめた


またひとりになってもいいと思ったのに

ガロルドと話してたら泣いちゃった



邪神に邪教に呪いか・・・

話をしても驚いてなかったな・・・



ガロルドがずっと静かに聞いてくれたから、全部話ちゃったな



捨てられた方が傷つく・・・・か

確かにそうかも知れない


何も言わずに出て行こうとしていた自分が恥ずかしくなった

なんて独りよがりな事をしようとしていたんだ

ガロルドに話をして良かった

パーティを組むのがガロルドで良かった



安心したら眠気がきてそのまま眠った



次に起きたら、夜で


机の上には屋台のご飯がたくさんで

2匹が食べたあとがあった


明日、ガロルドにお礼を言おう

ちゃんと


「ありがとう」って

いっぱい気持ちを込めて

ありがとござした!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ