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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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マスコフの町 ギルドマスターの呼び出し

昨日、ギルドマスターから話があると言われたのでみんなでギルドにきた

もともと護衛依頼を見に来るつもりだったしね


「すみません、ギルドマスターから話があると聞いたんですが」

受付「あ、ルラさんですか?」

「はい」

受付「案内いたします。こちらへ」


「じゃあ、ちょっと行ってきます」

アーバン「ああ、待ってる」


受付の人の後ろに付いていく、ガロルドも一緒だ


コンコンコン 「ルラさんをお連れしました」

後ろに続いて中に入る


ギルマス「ああ、ありがとう。呼び出してすまないね、ここのギルドマスターのニクソンだ。」

「ルラです」

ガロルド「ガロルドだ」


ギルマス「ん?君は呼んでないが」

「パーティなので」

ギルマス「なに?お前パーティを組んだのか?」

びっくりしている


ギルマス「まあいい、座ってくれ」


2人でソファに座る


ギルマス「少し確認したい事があってな、ある受付の話で君とガロルドの話が出てな。昨日ギルドに来ていたから伝言をたのんだんだ」

「はい」

ギルマス「で、受付の話と事実が合わないのでな確認したいんだ」

「はい」

ギルマス「受付の話では、『ガロルド様の狩ったものを子供が出してきた、しかも買取拒否をしてきた』との事だった。昨日、ガロルドに聞いた話では『俺が狩ったものではない』との事だった。一体どうゆうことだろうか、君の話を聞きたい」


「はい、解体と買取に出したのは私です。ガロルドとは一緒に狩りをしました。買取拒否はしました」


ギルマス「・・・なるほど、では何故買取拒否を?」

「コレをみて下さい」

昨日の査定額の紙を渡す


ギルマス「ビックホーンブルの角が金貨210枚?皮が金貨40枚?はあ?なんだこれは」

「あの受付の人が出してきたものです。『間違いないですか?』と確認しましたが、間違いないと返ってきたので買取はやめました」


ギルマス「・・・・なるほど、おい、ちょっとアイツを呼んで来てくれ」

受付「はい」

出ていく受付の女性


ギルマス「悪かった、何かの間違いだと思うんだ」

「あの人は間違いないと言っていましたし、『買取拒否はできない』と怒っていました。なので帰ったんです」

ギルマス「なにやってんだあいつは・・・・。ビックホーンブルは2人で狩ったんだな?どうやったんだ?」


ガロルド「話す必要があるのか?」

ギルマス「ただの確認だ、このルラって言う子が一人で狩るのは無理があると思うのは仕方ないだろう」

ガロルド「ほぼ彼女が一人でやった、俺は1頭だけとどめを刺しただけだ」

ギルマス「・・・・それを信じろと?」

ガロルド「彼女はBランクだ、なぜ信じられないか意味がわからない」

ギルマス「お前が彼女のランクを上げたくて言っているだけかもしらんだろうが」

ガロルド「そんな必要はない。しかも彼女と知り合ったのはつい最近だ、まだ10日も経ってない」


ギルマス「・・・・ますますわけがわからん。なぜパーティを組むことになったんだ、しかもまだパーティ登録していないだろうが」

ガロルド「俺が頼んでパーティを組んでもらったんだ、なんの問題があるんだ」

ギルマス「理解ができんだけだ」


「もういいです」

ギルマス「は?どういう事だ?」

「そのままの意味です。もう説明しましたよね?他になにか御用が?」

ギルマス「ある、今、当事者を呼んでいるだろうが」

「同じことを証言するだけでは?もう証拠も見せたのにこれ以上何があるんですか?」

ギルマス「謝罪をするからビックホーンブルを売って欲しいに決まっているだろうが」

「こんな話をする所に売ると思いますか?」


ガチャ  

問題の女を連れた受付が入ってきた


女「こいつ!ギルドマスター!こいつです!もって行ったのは!」

ギルマス「わかったから、座れ」

引っ張って座らされる女は私を凄い目でにらんでいた

その顔はゆがんで見えたし、目は紫を帯びていた・・・・


これは・・・久しぶりに見た、あの目だ


ギルマス「まあ、座ってくれ。この査定表を渡したのはお前だろう?本当にこの金額だったのか?」

女「・・・はい」


ギルマス「・・・査定担当を呼んできてくれ」

受付「はい」


無駄な時間だ、最初から呼んでおけよ・・・・

「はぁ」 ため息が出る


女「なによ!その態度!!しかもなんでガロルド様の横に座ってるのよ!」

女が激昂している


面倒なのでムシだ


ギルマス「こいつらはパーティを組んだらしいぞ」

女「は?いったいどんな手を使ったのよ!!ガキが!」

ギルマス「おい、大人しくしていろ」

立とうとする女を押さえているギルドマスター


別に襲ってくるなら正当防衛が成立するからいいのに・・・・


ガチャ

「お呼びですか?」 初老の男性が入ってきた

ギルマス「ああ、悪いな聞きたいことがあってな。この査定について聞かせてくれ」

査定人「これは・・・・ビックホーンブルの、あれ?査定額が違いますね、ゼロがひとつ足りません」

ギルマス「こう言っているぞ?どうなっている」


査定人「しかも、これは私が書いたものではないです。誰かが書き換えてますね」


女が爪を噛んでいる

こんなの犯人が誰かなんてわかり切っているでしょう

なんの茶番だ


ギルマス「お前がやったんだろう?なんでこんな事を?」


女「こいつが・・・・・・・こいつが悪いんだ!!!!!!ガロルド様の邪魔をして!嘘の申告をしようとした!だから査定を書き換えたんだ!」


ギルマス「嘘じゃないらしいぞ、それでも書き換えるなんてやっていい事ではないが。」

女「嘘よ!こいつが嘘をついている!!!」


ガロルド「噓じゃない、ルラが狩ったんだ」

女「そんな!あなたは騙されているのよ!」

ガロルド「騙されてない、俺は見ていた。何も嘘はない、ロビーに銀龍もいる聞いて見ればいい」


ギルマス「・・・・・アーバンを呼んで来てくれ」

受付「はい」


女は「うそよ、うそよ・・・・」とぶつぶつ言っている

完全にオカシくなっているのに、まだやるの?


ガチャ

アーバン「なんですかね?」


ギルマス「ちょっと証言して欲しい。彼女がほぼひとりでビックホーンブルを狩ったと証言しているんだが本当か?」

アーバン「ほんとだぜ、何が問題なんだ?」

ギルマス「・・・・・・。」


アーバン「信じられねえってか?俺のパーティは全員見ていたぜ。何が問題なんだ?」

ギルマス「何も問題はない。疑って悪かった」






女「嘘よーーーーーーー!!」

飛び掛かって来た女、自分が反応するより早くガロルドが弾き飛ばした

吹っ飛んで壁にぶつかり気を失っている


ガロルド「こんな狂った女を雇っているのか?」

ギルマス「す、すまない。おい、衛兵を呼んで連行してくれ」

受付「は、はい」


ガロルドの迫力に完全にビビッている人たち


「では、お話は終わりですね」

ギルマス「ちょ、ちょっと待ってくれ!完全にギルドの落ち度だ、謝罪をする。だからビックホーンブルを売ってくれないか」


「は?さっき言いましたよね?こんな所には売らないって」


ギルマス「どういうことだ!ちゃんと謝罪しているじゃないか」


「これをちゃんとした謝罪というのなら、少し勉強しなおした方がよろしいかと思います。」

ギルマス「黙って聞いていれば、言い過ぎじゃないか?」


「何度も説明して、他の人も証言しているのに信じない。非がそちらにあるのに確認の準備もしていない。最初から私が嘘をついているとでも思っていたんでしょう。でなければ、あの女も査定人も最初から呼んでいたのでは?」


ギルマス「ぐっ、それは」


「私は別に信じてもらえなくても、買取がスムーズにいけばなにも文句はなかったのに、ここまでややこしくしたのはあなた達だ、しかも査定はゼロをひとつ減らしているってことは角は金貨2100枚で皮は金貨400枚で買おうとしてたってことですよね?査定人さん?」


査定人「は、はい」


「舐めすぎじゃありません?」


査定人「い、いえ。そんな事は・・・・。」


「よそでは角は金貨2400枚、皮は金貨560枚の値が付きましたが?」

査定人「そ、それは・・・あの」


「ギルドマスター、お言葉ですが管理体制が甘いのでは?人に難癖つける前にきちんと指揮をなさってはどうでしょうか?」


ギルマス「なぜガキにそこまで言われなきゃならん!」


「いち冒険者の意見です。ガキなのは関係ありません。あと、仕留めたビックホーンブルは首以外に傷もなく立派な個体でした。その査定を安くつけて、冒険者から巻き上げようとした。冒険者ギルドが冒険者の敵になるのならきっとこのギルドには冒険者はいなくなるでしょう。私は知ったこっちゃないですが」


ギルマス「な、ほんとなのか!?」

査定人「いえ、その。あの・・・・。」


「では、失礼します。」

一礼をして部屋を出た


後ろからガロルドが付いて来てくれた

言いたいことは言った

ありがとござした!

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