表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

216/629

青空料理としゃぶしゃぶと

今日は町の外に料理をしに来た


せっかく昆布っぽいものが手に入ったので

昨夜、切り込みを入れてお湯につけて置いておいた

今朝、確認してみるとちゃんと出汁がでており、香りも昆布っぽい

2種類買ったけど、どちらも昆布として使えそうである  最高じゃないか


昆布はお漬物にさっそく使った


お昼ご飯はお鍋でもしようかな・・・・


で、自分は平原で料理してるんだけど


ガロルドは狩りに、2匹は遊びに行っている

なんでだ?

ガロルドが「俺もいく」って言ったからだ


まあ、いいんだけど

適当に依頼を見て2つ受けてきたらしい

ガロルド「あの女はいなかった」って言ってた


どこ行ったんだろうね?知らんけど


私は牛のほほ肉が手にはいったのでそれを調理しようとしている


半分ほどをローストビーフに、もう半分は赤ワイン煮込みだ

赤ワインがなくなりそうだったのでガロルドに買ってもらった


ここでは15才成人なのだ、パーティを組んで良かったと思った

これで買えないモノはくなったんじゃないだろうか?


ほほ肉のローストビーフは低温調理だ60度でゆっくりじっくりだ

放置で温度だけ管理


赤ワイン煮込みは時間がかかるので先に仕込んで、今は煮込み中だ

もうひとつ、タンの硬い部分もシチューにすることにした

こっちはもっと煮込み時間がかかるので、ちょこちょこやっていこう


お昼はしゃぶしゃぶにしようかな?食べたいし

オークのロース部分とバラ部分を薄く、たくさんスライスした

浅い鍋に昆布を入れてゆるく火をかけておく


白菜、にんじん、白ネギなどの野菜も切っておく

締めに麺も食べたいなー、うどんでも打とうか


さっそく、うどんをこねこねしていく

うどんは何度か作ったことがあるからね、大丈夫

しかも身体強化があるからね、コシのあるうどんが打てそうだ

また、食べたくなったら困るからたくさん打っておこう


薄力粉ではないからちょっと違うけど、十分美味しそうだ


ここでガロルドが帰ってきた


ガロルド「?それはなんだ?」 うどんは知らないか

「これはうどんっていう麺だよ」

ガロルド「うどん・・・・」 知らないみたいだ

「どっかで麵料理食べたことない?」

ガロルド「パスタ?か?」

「パスタ、あるんだ」

ガロルド「ああ、なかなか美味かった」

「そーなんだー、食べてみたいなー」

ガロルド「うん、食べに行こう」

「・・・・うん」


今までは一人だったけど、これからは一緒に食べれるのか

良いかも知れない  ふふふ

2匹にも一緒に食べて欲しい、これからが楽しみすぎるーー


「お腹すいた?」

ガロルド「すごく」

「ふふふ、じゃあお昼ご飯たべよっか」

ガロルド「うん」 わくわくした顔をしてる


お鍋とかはじめてじゃないかな?大丈夫かな?

「2匹を連れてきて欲しいな」

ガロルド「わかった」


昆布だしのお鍋に適当に野菜を入れて火を強くする

ぐつぐつしてきたら、しゃぶしゃぶチャンスだ


ポン酢はないのでゴマダレを自作した、濃いので少しだけ昆布だしで伸ばす


ガロルドが2匹を抱いて帰ってきた

「きゅう」「きゅぃ」 もっと遊びたかった

なんてちょっと不満そうだ


「お昼ごはんだよ食べないの?」

「きゅう!」「きゅぃ!」 食べる!


現金な2匹である、2匹を受け取って浄化する

汚いからね

2匹の前にお皿を置いて「待て」だ


「じゃ、今日はしゃぶしゃぶなんで、お肉を取ってお鍋でしゃぶしゃぶして。タレにつけて食べる。うーん、美味しいーーー」

ガロルド「わかった」フォークを持ったガロルドが大量のお肉を投入した

「あはは、あんまりいっぱい入れたら時間がかかるから、少しづつがいいよ」

ガロルド「そうか」


ガロルドが大量に入れたお肉を少し取ってしゃぶしゃぶしてタレをつけて

2匹の所に入れてあげた

「あついよー」


2匹は最近、自分で冷ますということを覚えたのだ

自分たちで魔法で冷ましている かしこい、可愛い


十分に冷ましてからかぶりついた

「きゅううう」「きゅぃぃぃぃ」  おいしいーーー

と、気に入ってくれたみたいだ


ガロルドも一口食べて気に入ったみたいだ、器用にフォークでしゃぶしゃぶしている

私もしゃぶしゃぶして食べる

「あー美味しい、出汁がいいわー」

ガロルド「だし?」

「昨日買った海藻で味付けしてあるの」

ガロルド「はーー凄いな。美味い」

「だよねえー」


青空の下でしゃぶしゃぶなんて贅沢だ

ときどき灰汁を取りつつ、しゃぶしゃぶを楽しんだ


ガロルド「ルラは器用だな」

「ん?これ?」 私は自前のお箸を使っている

ガロルド「うん、北のほうで見た事がある」

「え、そうなんだ。なれると便利だよ」

ガロルド「確かに、便利そうだ。もう一本ないのか?」

「あるよ、挑戦してみる?」

ガロルド「うん」


自作のお箸を渡してみた

自分用なのでガロルドには少し小さいな

「ここをペンみたいに持って、ここをこうで、こうやって動かすの」

難しい顔をしてなんとか使おうとしている


「お箸は難しいけど、慣れたら凄く楽だよ」

ガロルド「確かに、むずかしい・・・・」

そこから、しゃぶしゃぶをお箸で食べて練習していた


最初こそうまく掴めていなくてポトポト落としていたけど

「え?上手いね、もう使えるの?」

ガロルド「慣れてきた」

「凄いね、びっくりした」


ガロルドは超感覚タイプなのかも、コツを掴むのが異常に早い


しゃぶしゃぶの締めに湯がいたうどんを投入して、少しまつ


ガロルド「コレがうどん?」

「そう、美味しいよ。お鍋の最後にお米とか麺を入れて楽しむの」

ガロルド「美味そうだ」


いっぱい出汁がでたスープにうどん、全部を吸い込んで絶対に美味しい

「そろそろいいかも」


お箸でうどんを掴もうとするガロルド、つるつると逃げるうどん

ガロルド「ぐっ、難しい・・・・これは本当に掴めるのか?」

「ふふふ、麺類はねえ難しいから」

言いながらうどんを掴んでガロルドに入れてあげた


ガロルド「凄い、達人だ」

「あはははは、お箸の達人?ガロルドも慣れたらできるようになるよ」

ガロルド「俺も練習しよう」

「ふふふ、がんばれー」


今度、ガロルドように大きめのお箸を作ってあげよう

滑り止めに溝も掘れば掴みやすいかな




お腹いっぱいお昼を食べた後は

私は料理を再開

2匹とガロルドはお昼寝だ、平原に寝っ転がっている


なんだか2匹とガロルドはもう仲良くなったみたいだ

早いな、いつの間に?


黙々と作業して



3匹が起きてきた

私にとってはガロルドもアスターもアルジャンも一緒だ、仲間だから

「そろそろ戻ろうか」

ガロルド「うん」


キリのいい所で戻ることにした


ガロルドが依頼の完了報告が終わるまで外で待つ

ややこしい事が無いようにね


ガロルドが外に出てくると


ガロルド「ギルドマスターが話したいことがあるから、明日時間をくれと言っていた」

「ギルドマスターが?私に?なんの話?」

ガロルド「そう、たぶんあの女の事じゃないか」

「あー、そっか。まあ、どうせ明日はみんなとギルドに来るしいいかな」

ガロルド「うん、買い物して帰るのか?」

「うん、昆布を買わなきゃ」

ガロルド「うん」


2人で乾物屋さんで大量に昆布っぽいものを買い込んだ

高くなかったし、たぶん次の町でも買えるだろう

なんぼあってもいいですからね!


晩御飯はまた、銀龍のみんなと食べに行った


ガロルドがお昼に食べたしゃぶしゃぶの話をみんなにして

羨ましがられていた


しゃぶしゃぶを野営で出すのは難しいかもしれないなー

しゃぶしゃぶサラダくらいで許してもらおうかな





楽しくご飯を食べた帰りに

ギルドマスターから話があるって言われていると話しておいた


アーバン「あーあれだろう、受付のヤツのことだろう多分。大丈夫だ、ややこしそうなら俺たちも味方するから」

「ありがとうございます。でも、大丈夫ですよ、こっちには非はないですから」

アーバン「まあ、そうなんだけどな。頭の固いギルドもあるからな、ルラはまだ未成年だしなー。」

「そうかあ、めんどくさいなあ」

アーバン「早くパーティ登録すればいい。ちょっとは態度も変わるはずだぜ」

「それで態度が変わるのもどうかとは思いますけど・・・」


デリック「ルラの言う通りだぜ」

サニー「的確、正論」

アイリス「ルラちゃんは賢いわねえ」

アーバン「ギルドよりルラの方がしっかりしてるぜ、ははは。で?パーティ名は決まったのか?」


「そうですねえ、何にしましょう。『ガロルド』でもいいんですけどねえ」


ガロルド「嫌だ」

デリック「なんでもいいって言ってたじゃねえか」

「あはははは」


ガロルド「なんで俺の名前なんだ」

「だってガロルドがパーティ組もうって言ったから」

ガロルド「・・・・・。」


デリック「あははははは、ルラが強い!」

アーバン「こりゃあ勝てねえな、はははは」


「そうですね、真剣な話。あんまり意味を持たせたくないですね。目的とか、使命とか何も関係ない言葉にしようかなって」

ガロルド「そういうのがいい。」

デリック「お前は自分の名前が嫌なだけじゃねえか、ぐふふふふ」

ガロルドがデリックさんをにらんでいる


「例えば、みんなの名前全部入れるとか・・・『アルガロ』『アルルド』みたいな」

ガロルド「・・・・・・・・アルラド」

アーバン「アルラド、いいんじゃねえか?いい響きだな。」

サリー「うん、なんか語呂がいいね」

アイリス「みんなの名前なんて仲良しでいじゃない」

デリック「ガロルドにしてはいいセンスだ」


「ふふふ、いいね!じゃあ『アルラド』にしよっか」

ガロルド「うん」


何かけっこうあっさり決まったな

今日から私たちは『アルラド』だ!

ありがとござした!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
お箸は「一膳」は無理でも「一組」の方が良いのでは?「一本」だとトコロテンになってまうよ。 それにしても、青空の下でしゃぶしゃぶ、素敵。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ