ガロルドといっしょ
マスコフの町に着いた翌日
とりあえず3日後に集合して受ける依頼を見てみようとなった
それまでは自由時間だ
朝起きて、部屋でご飯を食べて下に降りると銀龍のみんながいた
「おはようございます。」
「「「「おはよう」」」」
みんなで朝ごはんを食べていたようだ、ガロルドもいた
アーバン「どこかへいくのか?」
「はい、買い出しです。たくさん使ったので」
アーバン「確かに、めちゃくちゃ食った自覚はある」
ガロルド「ついていく」
「え?いいよ。収納もあるし、来てもする事ないよ」
ガロルド「どうせ暇だ」
「そうなの?」
アーバン「こいつは、寝るか食うかだからな」
「あははは、じゃ一緒に行こうか。美味しいモノもあるかも」
ガロルド「うん」
「じゃ、行ってきまーす」
ガロルドと宿を出てお店が並ぶ所まできた
「ガロルドはここへ来たことあるの?」
ガロルド「・・・・2,3回?」
「へえ、何か美味しいものがあった?」
ガロルド「ん、何かの魚を焼いたやつが、美味かった」
「屋台?」
ガロルド「ああ、昼には出ると思う」
「そっか!じゃあ、お昼はそれが食べたいなー」
ガロルド「俺も」
なんて話をしつつ買い物をした
穀物系と、調味料系、乳製品、卵も売っていたので購入
養鶏場のある町だった、ラッキー
マヨネーズも伝わっているみたいで売っていた
人気が出てたくさん卵が普及してくれると嬉しい
魚介類にだって合うもんね
工芸品のサンゴや貝を使ったものなんかも売っていた
海がちかい証拠だ
生の魚はさすがに売っていなかったけど、干物、乾物は売っていた
カツオ節はさすがに置いていなかった・・・・・
でも、海藻の乾物はあったのだ!
その事にテンションが上がってウキウキしていたら
ガロルド「なんか美味いモノなのか?」と聞かれた
正直、これ単体で食べるものではないので
「料理に使う物だ」って説明しておいた
とにかく種類はわからないので、昆布っぽい乾物を2種類買った
実験して、よりいいダシが出る方を爆買いしよう 決めた
買い物の最中にガロルドがお金を払おうとしたので「絶対いらない」と拒否した
ガロルド「俺も一緒に食べたいから半分くらいは出したい」
そう言われたが、困った
半分はさすがに気が引ける、道楽や趣味の領域なので
自分の趣味に他人がお金を出すって・・・・・・なんか嫌だ
なので、お米を買う時だけ出して欲しいとお願いした
地味に高いし、これについては原価そのままの値段になるからだ
そう言えば、「じゃあ、小麦もだろう」と言われ
確かに・・・・・となったので
穀物全般担当、と言う言事になった
あと、パーティを組むことになったので
「自分、結構お金持ちでー」とふわっと、説明した
なんか、どんな言い方しても自慢っぽくなるので嫌だったんだけど
ガロルドがお金を出そうとしてくれる頻度が多すぎて
いたたまれない気持ちになったのだ
でもガロルドは「俺も金ならたくさんある」と返してきた
「・・・・・どんくらい?」
ガロルド「・・・・・わからないが、しばらく働かないでもいいぐらい」
と返ってきた
すごい
お金がどれくらいあるのかわからないのも、わかる
私なんか勝手に口座に増えてるしね・・・・
たくさん買い物をして、お昼を屋台で食べた
ガロルドが言っていた魚はホッケのような干物でシンプルに焼いたものだった
最高じゃないか!!
しかも身はふっくらで脂ものっている
自作のお箸を取り出して骨を取って2匹にも出してあげた
すごく気に入ったらしくガツガツ食べて
2匹で大きなホッケを1匹食べきってしまった すごい
ガロルドがホッケにかぶりついて骨ごと食べていたのでびっくりした
「骨いやじゃないの?」 と聞けば
ガロルド「気になるけど、早く食べたい」 と食いしん坊丸出しの事を言っていた
骨を取って渡してあげると 「食べやすい」 とがふがふ食べていた
結局、お店で焼いていた分は全部食べた
どこに行けば買えるのか教えてもらって、さっそく買いに行った
お店のひとに買っても困らない量を聞いてその分を買い占めた
ガロルドが嬉しそうだった ふふふ
買い物が終わったので冒険者ギルドに行く事に
解体分を受け取りにだ
受付に行って受け取りに来たことを伝える
「わかりました。こちらに」
なんかこの受付さんすごい不機嫌だ、調子がわるいのかな?
奥の倉庫で解体したお肉を受け取って確認する
頼んでいた部位もしっかりとあった、良かった
約束の骨と皮を回収して、残ったぶんはギルドに買取をお願いしている
買取金額が高額になるので査定金額が書かれた紙が発行されている
ここにサインすれば買取成立になるんだけど・・・・・・
「角が金貨210枚で皮が金貨40枚・・・・?あの、これは確かな査定額ですか?」
受付「はい、間違いありません。早くサインして下さい」
「・・・・・・・・では、買取はなしで」
受付「は?」
「角と皮は他の所に売ります」
受付「なに言ってるの?馬鹿を言わないで!」
無視をして倉庫の方に行く
ガロルド「どうしたんだ?」
「見てこれ」 早歩きで歩きながら査定の紙を見せた
ガロルド「?は?なんだこれは」
「変だよね、もう返してもらって帰ろう。何かへんだよ」
ガロルド「俺が言おう」
「いいよ、別にここで売りたいわけじゃないもん。皇都とかならもっと高く売れるかもしれないし」
ガロルド「・・・・・・確かに」
受付「待ちなさい!!」
後ろからさっきの人が追ってきている
無視だ、ムシ
倉庫に置いてある角と皮を回収した
そこに受付が追い付いてきた
受付「待ちなさい!返しなさい!買取が決まっているのよ?」
「は?売るとは言ってませんし、サインもしてません」
受付「今更取り消せないわ、子供が何を言っているの!」
ダメだこいつ、ため息が出る
ガロルドが私と受付の間に入った
ガロルド「ここでは売らないと言っている」
受付「まあ、ガロルド様!こんなガキといては良くないですわ。あなたの手柄を横取りするようなガキですよ?」
は?
なんだ?さっきと全然声が違う
でっかいガロルドの横から受付の女の様子を覗くと
両手を組んで媚びへつらっている
え?そういう感じ?
えーまじで面倒くさい、逃げるか・・・・・話しても絶対ろくなことない
「ガロルド、私逃げるね」 こそこそっと言って
横からするっと抜けて走った
テッテケテー
そのまま走ってギルドから出るとガロルドも出て来た
「ガロルド知り合い?」
ガロルド「は?知らない」
え?知り合いではない?ファンとかかな
「あの人ガロルドの事好きなんだよ、きっと」
ガロルド「・・・・・・・・。」すんごい嫌そうな顔してる
「そんなに嫌なの?」
ガロルド「ルラは知らんやつからあんな感じですり寄られて嬉しいのか?」
「嬉しくない」
ガロルド「そういう事だ」
「ま、いっか。必要な時以外は近づかないようにしよう」
ガロルド「賛成だ」
そのまま、ショーンさんのお店に行って角と皮を渡した
査定担当者って人が物を確認中 「素晴らしい!最高です!!」
なんてすごい興奮していた
その後、買取交渉で「角、金貨2400枚、皮、金貨560枚」というすごい金額がついた
「いやー、大変素晴らしい品です!少し色も付けさせていただきました。ショーンもお世話になったそうで。今後もビックホーンブルを狩った際はよろしくお願いいたします。」
とご丁寧に対応してくれました。
あの人と全然違う
なので、さらっとサインして買取成立しました
その後に宿に帰って銀龍のみんなに冒険者ギルドであった事を話した
アーバン「うわーーーそりゃあ最悪だな」
サニー「それ、絶対その受付の独断だよ」
アイリス「ガロルドは人気あるもんねえ」
デリック「そうだな、不愛想なのになんで俺より人気なんだ?」
「ガロルドは人気者なんだ!」 そうなのか
アーバン「ソロでBランクで若いってのがデカいな」
サニー「身長も高くて男らしいし」
アイリス「その髪でさらに加速したんじゃない?」
デリック「俺も全部あてはまってんだけどなー」
髪・・・・切ったの私だ!
歩くイケメン上級ソロ冒険者、そりゃあモテるか・・・・
サニー「デリックはうるさいからね」
アイリス「そうね、寡黙な方が人気があるのよ」
そ、そうなのか
みんなに不愛想、不愛想って言われてたのに・・・・・
女子からは人気が高いなんて・・・不思議
本人は興味がないらしく
ガロルド「どうでもいい」と言っていた
ガロルドとパーティを組むと女子からの攻撃を受ける?
・・・・・まあ、いいか。
別に怖くもなんともない
ありがとござした!




