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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

王と僕。

作者:モミジ
 男子高校生、浅桜幸臣はとある休日に友人と東京へ旅行に行く。上野、浅草、スカイツリーなど様々な場所を巡って、一行は一日を満喫した。
 夕方になり、帰ろうという話になった彼らは、駅へ向かう道すがら蚤の市が開かれているところに通りがかった。どうせならと見て回る中で、幸臣は奇抜な見た目に惹かれ一体のアンティークベアを購入する。
 家への帰路につき、部屋で荷物を広げる幸臣。お菓子やキーホルダーなどの土産物を傍にどけ、蚤の市で買った人形を飾って……その時までは確かに少し古いだけの人形だと感じていた。
 居間にあり人形の入っていた袋を捨てようとしたときに、幸臣は袋の中に奇妙な石がひとつ転がっていることに気がついた。
 石は、その内側にかすかな光を孕んでいる。
 幸臣がそれに気づいた瞬間、狙い澄ましたかのように部屋の明かりが消えた。
 月明かりだけが照らす部屋。暗がりの中に幸臣は奇妙なものを見る。
 暗がりより、なお黒い影──ソレは、幸臣の買ったアンティークベアから伸びていた。四肢を歪に動かし、這うように動く身体を突き破るようにして。
 
「……ッ!!?」

 部屋を飛び出た幸臣は衝動に任せて走り、そのまま外の夜闇へ逃げこんだ。
 手の中で明滅を繰り返し、輝きを増してゆく石に気付かぬままに。

 幸臣を救う男、ウィンドウに記された【ワールドシナリオ】の意味、突如として出現した大樹の光。
 それは幸臣を、そして、人類を予想だにしなかった災禍の糸に絡め取ってゆく──。
01 前夜(1)
2024/12/22 20:00
02 前夜(2)
2024/12/23 20:00
03 異変
2024/12/24 20:00
06 白砂の古城(3)
2025/01/13 17:30
07 白砂の古城(4)
2025/01/23 18:00
08 白砂の古城(5)
2025/02/17 17:30
10 入城
2025/03/31 17:30
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