第八章② 特別~神崎詩織~
第八章② 特別~神崎詩織~
朝、目が覚めると、外は明るかったんだ。だけどね、目覚ましはまだ鳴ってなかったの!雲がない空ってすっごい明るいんだと思った!準備の時間がいっぱいあってラッキー!
「今日バイトだよな~でもな~せっかくだしな~」
私はバイトの日の髪型は決まってストレートだ。ドライヤーで髪を乾かして、アイロンで伸ばすだけ。でも今日は少しだけ、少しだけ変えちゃう!
「たまには私もオシャレしちゃうもんね~」
そうして桜が激押ししていたハーフアップ?をやってみた!
「あれれ、ちょっと幼すぎないかな?」
思っているよりも幼くなっちゃった!彼の前では余裕のあるお姉さんでいたいしな~
「せっかくだし、メイクもちょっとしていくか!ナチュラルだけど!」
気合を入れて準備したら、時間も忘れて熱中しちゃった。遅刻しそうになったのはみんなには内緒ね!特に彼には。
「え!詩織、あんた可愛すぎでしょ!」
大学に行くと桜が気づいてくれた!やっぱり桜に褒められると表情が緩んじゃう!
「ほんと⁉似合ってる?」
「まじ優勝!これは男子どものいやらしい視線から守らねば!」
男の子と会うからオシャレしたとは言えなさそう。まあ、彼は特別枠だからってことで許してもらおうかな~
「桜、褒めてくれるからいっぱい好き~」
思い切って彼女に抱き着いて甘える。桜はいつも私のことを褒めて守ってくれる頼れる騎士様!だから私もついつい甘えちゃうんだ~
でも、早くこの授業が終わらないかな。彼の反応が気になって集中できないよ~!




