表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

77/133

第73話 白磁の花は、死体に咲く

フィルエと契約した翌朝。


 森糸通信が、いきなり震えた。



接続先:フィルエ

状態:緊急



「……早いな」


《はい》


「仲間になった翌日に緊急連絡とは、あの女、厄介事を連れてくる才能があるのではないか」


《可能性は高いです》


 余が白い部屋で監視面を開くと、森の奥にフィルエの気配が浮かんだ。


 声だけが届く。


『迷靄洞。白磁が動いた』


「もうか」


『うん。根じゃない。今度は、花』


「花?」


『死体に咲く花。昨日の戦場跡、残ってる?』


 余は監視面を入口へ向けた。


 封鎖線の残骸。


 焼けた板。


 割れた火油樽。


 湿灰に沈んだ槍。


 そして、回収されなかった血の跡。


 死体そのものは大半を燃やされるか、余が喰った。


 だが、全部ではない。


 血。


 肉片。


 髪。


 折れた骨。


 人間が置いていったものは、まだ湿灰に残っている。


「ある」


『そこに、咲く』


 その直後だった。


 迷靄洞の外周で、白いものが開いた。


 花だった。


 小さい。


 指先ほどの白い花。


 だが、花弁は柔らかくない。


 薄い磁器のように硬く、朝の光を反射している。


 一本。


 二本。


 三本。


 封鎖線跡に残った血の染みから、白磁の花が生えてくる。


「昨日、根は焼いたはずだぞ!」


《白磁片の微細因子が血液および死体残渣に定着した可能性》


「破片は回収しただろう!」


《全量回収は不可能でした》


「先に言え!」


《現在判明しました》


 白磁の花は、ゆっくりと開いた。


 その中心から、甘い匂いが流れる。


 人間の鼻には分からないほど薄い。


 だが、魔物には分かる。


 入口のゴブリンが、ふらりと一歩前に出た。


「止まれ!」


 グズが棍棒を振った。


 どん、と地面を叩く。


 門番長になったおかげか、近くのゴブリンたちがびくりと止まった。


「よし、グズ!」


「ギィィ!」


《グズによる簡易統率、成功》


 だが、白磁の花の匂いは魔物だけを呼ぶものではなかった。


 森の向こうから、足音が来る。


 人間だ。


 五人。


 いや、六人。


 封鎖線が崩れた後の残骸を漁りに来た連中。


 冒険者崩れか、拾い屋か。


 先頭の男が、焼け跡を見て笑った。


「本当に封鎖隊が引いた跡だ。槍も板も残ってる」


「白灯杭の欠片があれば高く売れるぞ」


「近づきすぎるなよ。ここは例の迷靄洞だ」


「分かってる。入口には入らねえ。外だけ漁って帰る」


 余は白い部屋で目を細めた。


「外だけ、か」


《はい》


「どいつもこいつも、余の外周を安全地帯だと思いおって」


『違う』


 フィルエの声が割り込む。


『その人間たち、呼ばれてる』


「白磁の花にか」


『うん。花の匂いは、欲を強くする。拾える、儲かる、安全だって思わせる』


「つまり、白磁庭園が餌を寄越したのか」


『餌じゃない。苗床』


 その言葉で、余は理解した。


 人間が死ぬ。


 死体に白磁の花が咲く。


 花が増える。


 白磁庭園の観測点が広がる。


 余が殺せば、白磁が得をする。


 殺さなければ、人間に外周を漁られる。


「……腹立たしい」


《はい》


 白磁庭園は、余に選ばせている。


 ソウルを取るか。


 外周を守るか。


 フィルエが静かに言った。


『殺していい。でも、死体をそのまま置いたら駄目』


「対策は」


『森水。持ってきた』


 監視面の端に、フィルエが映った。


 森の境界に立っている。


 手には小さな革袋。


 その中で、青緑色の水が揺れていた。



【素材取得候補】


森水

フィルエが採取


効果:

・白磁花の定着阻害

・湿灰の再生補助

・灰かぶり系魔物の安定化

・白灯系浄化への抵抗微増



「よくやった」


『褒めた?』


「利用価値を認めただけだ」


『うん。あなたっぽい』


「黙れ」


 余はすぐに命じた。


「管理音声。森水を外周の湿灰に混ぜろ」


《フィルエの協力が必要です》


「フィルエ」


『分かってる』


 フィルエは境界線ぎりぎりまで近づき、革袋を置いた。


 湿灰が細く伸び、革袋を飲む。


 その瞬間、青緑の水が迷靄洞の灰に染み込んだ。


 湿灰がわずかに色を変える。


 ただの灰色ではない。


 深い森の底のような、鈍い緑を帯びた灰。


《森水、湿灰へ混合》


《新規変質灰:森灰を確認》


「森灰」


『それなら白磁花を腐らせられる』


「よし」


 余は監視面の中の拾い屋たちを見た。


 彼らは、すでに白磁の花の近くまで来ている。


 先頭の男が、白い花に手を伸ばした。


「なんだこれ。綺麗じゃねえか」


 その指先に、花粉がついた。


 男の目が少し濁る。


「……奥に、もっとあるな」


「おい、入口には近づくなって」


「大丈夫だ。すぐそこだ」


 馬鹿が。


 だが、今回は白磁に操られた馬鹿だ。


 なら、余が喰う。


 ただし、白磁の苗床にはしない。


「グズ」


「ギィ」


「入口に引きつけろ。殺すのは森灰の上だ」


「ギ?」


《複雑命令です》


「では簡単に言う。押せ。止まれ。殴れ」


「ギィィ!」


《理解しました》


 グズが棍棒を構えた。


 他のゴブリンが、その後ろで汚い声を上げる。


 拾い屋たちが気づく。


「ゴブリンだ!」


「やっぱりいるぞ!」


「落ち着け! 入口から出てこないなら弓で射ればいい!」


 弓持ちが前に出た。


 その足元に、森灰が薄く広がる。


「今だ。灰噛みネズミ、三匹」


《ソウル6消費》


 森灰の中から、灰噛みネズミが生まれた。


 以前より、体が少し重い。


 毛の隙間に、苔のような緑が混じっている。


 ネズミは一直線に弓持ちへ走った。


「ネズミ!」


 弓持ちが足を上げる。


 踏み潰そうとした。


 その瞬間、ネズミは靴紐ではなく、弓の弦を噛んだ。


 ぷつん。


「は?」


 弓が使えなくなる。


 グズが前へ出た。


 棍棒が唸る。


 弓持ちの胸を叩き潰した。


《侵入者一名死亡》


《獲得ソウル:23》


 死体が森灰の上に倒れる。


 白磁の花粉が、その血に反応した。


 白い芽が出ようとする。


 だが、森灰がそれを包む。


 じゅう、と音がした。


 白い芽が黒ずみ、腐る。


《白磁花定着、阻害成功》


「よし!」


 余は思わず叫んだ。


 フィルエの声が淡々と届く。


『次。死体は一箇所に集めないで。花が束になる』


「分かっている!」


 拾い屋たちは混乱した。


「くそ、弓が!」


「前に出るな! こいつ、普通のゴブリンじゃない!」


「逃げろ!」


 逃げる。


 だが、花の匂いを吸った者は判断が鈍い。


 一人は白灯杭の欠片を拾おうとした。


 一人は仲間の荷袋を掴もうとした。


 一人は転んだ弓持ちの死体へ手を伸ばした。


「助けるなと言われても助ける。人間は本当に学ばぬな」


《ラウゼン隊とは練度が違います》


「なら、喰いやすい」


 余は森灰を広げた。


 だが、広げすぎると薄まる。


 白磁花がその隙間を狙ってくる。


 花弁が震え、死んだ弓持ちの血から、二本目の芽が出ようとした。


 フィルエが言う。


『灰かぶりを出して。森水を混ぜた個体なら、花を踏める』


「灰かぶりゴブリン、二体」


《ソウル30消費》


 湿灰が盛り上がる。


 灰かぶりゴブリンが二体、入口脇から這い出た。


 だが、いつもの灰かぶりとは違う。


 肩や背中に、湿った苔のようなものが張りついている。


 目の光も、灰色ではなく鈍い緑を帯びていた。



【変質個体発生】


苔灰ゴブリン


系統:灰かぶりゴブリン変質種

素材影響:森水/森灰


特徴:

・白磁花の花粉に耐性

・白灯系浄化への崩壊遅延

・湿った地面で再生力上昇

・乾燥と強火に弱い



「新しい魔物か」


《一時変質ではなく、登録可能です》


「よし。登録だ」


《魔物枠に追加》


 苔灰ゴブリンが白磁花を踏み潰した。


 花弁が割れる。


 中から白い粉が舞う。


 普通のゴブリンなら吸ってふらつく。


 だが、苔灰は崩れない。


 むしろ、背中の苔が白い粉を絡め取る。


 そのまま、拾い屋の一人に飛びかかった。


「ぎゃあっ!」


 苔灰ゴブリンの腕が、男の顔を押さえる。


 湿った灰が口と鼻に入り込む。


 男は短剣で苔灰の腹を刺した。


 灰が崩れる。


 だが、森灰の上で苔灰は崩れきらない。


 半分崩れた体を引きずりながら、男の喉に噛みついた。


《侵入者一名死亡》


《獲得ソウル:21》


 もう一体の苔灰が、白磁花の群れへ突っ込む。


 花が震える。


 白い粉が濃くなる。


 その粉を吸った拾い屋の女が、ぼんやりと笑った。


「綺麗……」


 そのまま、迷宮の入口へ歩いてくる。


 余は一瞬、嫌な気配を感じた。


「待て。あれは何か違う」


《白磁花による苗床化が進行中》


 女の首筋に、白い筋が浮かんでいる。


 血管ではない。


 根だ。


 まだ生きている人間の中に、白磁の根が入り込んでいる。


「生きたまま苗床にするのか!」


《危険度上昇》


『殺すなら早く。入口に入れないで』


「分かっておる!」


 追跡者を使うか。


 いや、ソウルが重い。


 グズを向かわせるか。


 だが、白磁の根がグズに触れると危ない。


 苔灰は一体が崩れかけている。


 もう一体は花を潰している。


 なら。


「マネ」


「ギィ」


「ラウゼンの声を真似ろ」


《音声記録あり》


 マネが喉を鳴らした。


 そして、封鎖線の時に聞いた、あの冷たい指揮官の声を出す。


「――近づくな。倒れた者を助けるな」


 苗床化した女以外の拾い屋たちが硬直した。


 ラウゼンを直接知っているわけではない。


 だが、その声には命令の重みがある。


 戦場で人を止める声だ。


 足が止まる。


 その間に、余は外周咬合を一点だけ開いた。


「飲め」


《外周咬合、小規模発生》


 苗床化した女の足元が沈む。


 女は笑ったまま、こちらへ手を伸ばした。


 その手のひらに、白い花が咲きかける。


 まずい。


 余は森灰を集中させた。


 灰が足から胴へ絡みつく。


 白磁の花が咲くより早く、森灰が女ごと口の中へ引きずり込む。


《侵入者一名死亡》


《獲得ソウル:19》


《白磁苗床、森灰処理中》


《処理成功》


 白い花は咲かなかった。


 代わりに、湿灰の奥で黒く腐った。


「危なかった……!」


《はい》


『判断、速かった』


「褒めているのか」


『うん』


「なら、もっと分かりやすく褒めろ」


『えらい』


「馬鹿にしておるだろ」


『少し』


「おい!」


 だが、戦いはまだ終わっていない。


 残り三人。


 一人は逃げる。


 一人は白灯杭片を抱えている。


 一人は、仲間を置いていけずに泣いている。


 余は冷たく見た。


 逃がす必要はない。


 白磁花を処理できる手段は得た。


 なら、ソウルにする。


「グズ、右だ」


「ギィ!」


 グズが右の男を殴り飛ばす。


 壁に叩きつけられた男の首が折れた。


《侵入者一名死亡》


《獲得ソウル:25》


「苔灰、左」


 苔灰ゴブリンが這う。


 泣いていた男の足首を掴み、森灰の上へ引き倒す。


 男は叫んだ。


「助け――」


 声は最後まで出なかった。


《侵入者一名死亡》


《獲得ソウル:20》


 最後の一人が逃げる。


 外周の外へ。


 森の方へ。


 追えない。


 だが、そちらにはフィルエがいる。


『逃がす?』


「いや」


『殺す?』


「森で殺せるのか」


『私は殺すのは得意じゃない』


「では足を止めろ」


『それならできる』


 フィルエが森の中で指を鳴らした。


 木の根が一本、地面から浮く。


 逃げる男の足に絡む。


 男が転ぶ。


 その拍子に、白灯杭片が手から落ちた。


 湿灰の届くぎりぎり。


 余は灰噛みネズミを一匹だけ走らせた。


《ソウル2消費》


 ネズミが男の手首に噛みつく。


 男が悲鳴を上げる。


 その一瞬で、外周咬合が届いた。


 足首だけを噛む。


 引き戻す。


 男は爪を立てて地面にしがみついた。


「いやだ、いやだ、いやだ!」


「余の外周を漁ったのだ。代金を払え」


 男は湿灰に飲まれた。


《侵入者一名死亡》


《獲得ソウル:24》


 森が静かになった。


 白磁の花は、すべて苔灰ゴブリンと森灰に踏み潰されている。


 咲きかけた苗床も処理した。


 拾い屋は全滅。


 外周の死体も、今度は森灰の上で処理する。


 白磁の花が咲く余地はない。


白い部屋に収支が浮かぶ。



【白磁花迎撃戦】


撃破:

拾い屋六名


獲得ソウル:

+23

+21

+19

+25

+20

+24


消費:

灰噛みネズミ生成:−8

灰かぶりゴブリン生成:−30

森灰展開:−12

外周咬合:−18


取得:

白磁花片

苗床化した血灰

白灯杭片

拾い屋の短剣

壊れた弓

白磁花粉


新規登録:

苔灰ゴブリン

森灰


現在ソウル:284



「増えたな」


《はい》


「白磁庭園に利用されかけたが、逆に素材を得た」


《はい》


「悪くない」


『よかった』


「フィルエ」


『なに』


「お前の森水は使える」


『また取ってくる』


「勝手に死ぬなよ。お前が死ぬと、この契約が無駄になる」


『心配?』


「資産管理だ」


『うん。あなたっぽい』


 フィルエの声が少し遠くなる。


 森糸通信が弱くなっていく。


『でも、気をつけて。白磁はまだ見てる』


「分かっている」


『花を使ったなら、次は庭師が来る』


「庭師?」


『白磁庭園の実働個体。根を植えて、花を咲かせて、邪魔なものを剪定する』


「剪定、だと」


『うん。迷宮も、森も、人間も。形が悪いものを切る』


 通信がさらに薄くなる。


『次は、たぶん戦える相手が来る』


「ちょうどよい」


『無理しないで』


「余に指図するな」


『仲間だから言う』


 それだけ言って、森糸通信は切れた。


 余はしばらく、消えた表示を見ていた。


 仲間。


 面倒な言葉だ。


 だが、今日の戦いで分かった。


 フィルエの目は使える。


 森水は使える。


 森灰は白磁に効く。


 そして、迷靄洞はまた新しい魔物を得た。


 入口では、苔灰ゴブリンが崩れかけた体を湿灰で補修している。


 グズがそれを見下ろし、なぜか偉そうに棍棒を鳴らした。


「ギィ」


「お前が作ったわけではないぞ、グズ」


「ギ?」


《理解していません》


「まあいい」


 余は白磁花片を監視面に映した。


 美しい白。


 だが中身は寄生と支配。


 白磁庭園は、根を張り、花を咲かせ、死体すら庭に変える。


 なら、こちらは腐らせる。


 森灰で。


 湿灰で。


 ゴブリンで。


 追跡者で。


 迷靄洞のやり方で。


 その時、ダンジョン新聞が震えた。



【号外・小報】


迷靄洞、白磁庭園の白磁花を迎撃。

森客フィルエとの連携により、外来因子の定着を阻害。

新規変質魔物「苔灰ゴブリン」を確認。


Cランク査定項目に以下を追加。


・外来因子への対抗手段

・外部協力者との戦術連携

・魔物変質運用


査定状況:

最終評価待ち



「最終評価待ち……!」


《Cランク昇格判定が近いと推定》


「来たか」


 交流欄が流れる。



・“灰冠のロード”:白磁の花を腐らせたか。いいぞ、若造

・“白磁庭園”:まあ。ずいぶんと泥臭い処理をなさるのね

・“針骨回廊”:苔灰ゴブリン、記録対象

・“朽縄井戸”井守:花は食べちゃだめだよぉ。お腹で咲くからねぇ

・“玻璃宮の姫”:森客との連携、想定より早いですわ

・“名無しの小洞”:仲間いると強いの?

・“灰冠のロード”:強い。だが裏切られると痛い



 余は新聞を閉じた。


「裏切られると痛い、か」


《はい》


「フィルエは裏切ると思うか」


《判断不能》


「だろうな」


 だが今は、それでいい。


 完全に信用する必要はない。


 使えるなら使う。


 守る価値があるなら守る。


 敵になったら、その時は喰う。


 それが余のやり方だ。


 その時、監視面の端に、新しい影が映った。


 人間ではない。


 白い人型。


 細長い手足。


 顔のない磁器の仮面。


 手には、剪定鋏のような銀の刃。


 一体。


 いや、三体。


 森の外れに、静かに立っていた。


《警告》


「分かっている」


《白磁庭園実働個体を確認》


 白い人型たちは、同時に頭を傾けた。


 まるで、こちらの形を測るように。


 余は白い部屋で笑った。


「庭師か」


 入口でグズが棍棒を構える。


 苔灰ゴブリンが湿灰の中から顔を上げる。


 マネが白磁の花が割れる音を真似る。


 追跡者の鎧が、湿灰の底で鳴った。


 がしゃん。


「よい」


 余は低く命じた。


「次は、庭師を喰う」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ