パーティ集結
あの男子生徒と別れた後、オンブラはぺスカ達の元へ向かった。
「あ、オンブラ君!!」最初に気づいてくれたのは、アモーレだった。
ここ1年で、ぺスカとレガーレは、オンブラの事を呼び捨てで呼ぶようになったが、アモーレは未だに君付けで読んでいる、本人曰く、君付けが呼びやすいらしい。
「卒業おめでとう!!」とレガーレが言った。
「レガーレこそ、卒業おめでとう!!少しは身長、伸びたんじゃないか?」
オンブラは茶化す様に笑いながら言った。
「こ、これでも少し大きくなったんだよ!」とレガーレは慌てながら言った。
それを見て、ぺスカとアモーレも笑った。
「それで、早速本題なんだけどさ…パーティーどうする?」
ぺスカがパーティーの話を持ち出した。
「俺は、お前達と組みたい」
オンブラは、自分の思っていた事を素直に言った。
「で、でも、私たち…オンブラ君が一瞬で倒した魔獣にも大苦戦したし…迷惑かけちゃうと思うよ?」アモーレが申し訳なさそうに言った。
「アモーレの言う通りだよ、オンブラは自分のレベルに近い、強い人たちと組んだ方が絶対に良いよ!その方がこの世界の為にもなるよ!!」
ぺスカも同じくそう言った。
「いや、俺はお前達と組むぞ」
オンブラははっきりそう言った。
「か、勝手に決めないでよ、私もオンブラのお荷物になりたくないよ…」レガーレがそう言った。
「なに言ってるんだお前ら、力なんていくらでも身につけられるさ!!だから行こう、俺と共に!」オンブラはそれでも意志を曲げなかった。
「オンブラ君が言うなら、私は付いて行くよ!!どこまでも!」アモーレは決意を固めた。
「アモーレがそう言うなら、行くしかないなぁ私も」レガートはそう言いながらも、とても嬉しそうな表情をしていた。
「じゃあ私も付いて行くよ、迷惑かけるかもしれないけど、その時はごめんなさい…」ぺスカも少し申し訳なさそうにしながらも、オンブラに付いて行く事を決意した。
「よし、これで4人だな!!」パーティーが決まって、オンブラは嬉しそうだった。
「最低でも5人は欲しいね」アモーレがそう言った。
「じゃあ、仲間を集めに、次の街へ向かうぞ!」
こうしてオンブラ達のパーティーは、次の街へ向かうことを決めた。
その光景を、先程の男子生徒は遠くから見ていた。




