第2-2話
オークとエルフの夜襲の掛け合い。掛け合いって言ってもエルフは夜目が効くらしく、暗闇でも見えるそうだ。オークはどうなんだろ?
先発部隊として森に入る。マソを目に集中する事によって暗闇でも見える。これをスキル【夜目】と呼ぼう。そのまんまだが、オレは性能が違う!暗視ゴーグル越しに見た緑だ。鮮明なカラーが良かったよ…
『わかりやすいんだか、わかりにくいんだか…わからん』
『何をぶつくさ言っとる。もう夜の森じゃ。気を引き締めるのだぞ』
モッキーとダバが前衛で話す。
『セツラン、中央で索敵頼む。ぺんちゃん、エルくんは後方注意な』
『カビちゃんに来てもらうれふか?』
『や、大丈夫だろ。最後の切り札は取っておこう。普通に気配を探ってくれ』
『なんじゃ?援軍おるのかの?』
『んまぁ、こっちの話』
いつものように前衛、中衛、後衛(2-1-2)に分かれて行動する。慣れた形が一番だ。
『よし、少し急ぐぞ!』
モッキーの指示に従う一行。
森に入り少し経った頃…
『モッキーさん、右手前方に灯りが見えまふ』
『む?オーク共か…数は少ない様に感じるが、接触せずこのまま進むぞ』
『なんで?』
『本来の目的を忘れるな。助ける人を優先するのじゃ』
『ん。了解』
音を出さない様に慎重に行動する。そんな時に悪魔は微笑む…
「へっ…クション!!!!」
ぺんちゃんが盛大にクシャミをしたのだ!
『なにやってんだ!』
『だってカビちゃんの胞子が…』
一斉に灯りがこちらに向かってくる!
『えぇい!仕方ないの!殺るぞ!』
『モッキー、一人で行けるか?』
『かまわん!そっちは二頭組みで当たれ!ワシは先行して奴らを分断させるからの』
『おけ!セツランはオレと。エルくんはぺんちゃんと頼むよ!』
三体に分かれ向かってくる灯りに備える。
『確認!オーク六体、オレ達は四体がノルマだ。しくじんなよ!行くぞ!』
『『『しゃー!』』』
〜ダバ、セツラン組〜
『セツラン、状態異常使うか?』
『雑魚っぽいから無しで行きまふ』
『おk、分断した奴を個別撃破するぞ!先ず灯りを持った奴を倒し、暗闇に戻す。んで闇討ちだ!』
『極悪馬れふねー。アイサー!』
割と真面目に対応する二頭。
ダバが先行して灯り持ちにぶちかます。その火をセツランが踏み消し、闇の中からダバが出て来てバックアタック。雑魚にも容赦ない二頭だった。
〜ペンペン、エル組〜
『もう、ぺんちゃんのせいで戦いになったじゃないか!』
『だってさ、あの胞子垂れ流しだぜ?背後にいてたら鼻はムズムズ、目はシパシパ。今度変わってよ』
『やだよ。わかってて代わるなんて変態じゃん』
『え?エルくんそっち系だろ?』
『踏むよ?全体重載せて』
『サーセン。ともかくゴメンよ…シリアスは面倒なの』
『わかるよ。ダバ兄、リーヴァ絡むと真面目だもん』
『だよなー、流石ししょーだ。女絡みだけは真面目になる』
ケタケタと笑い合う二頭。
敵はというと、既に踏み付けていた。
『はぁ…ボクのパートナーは何処に。まだ見ぬお姉さん待っててね』
『獣人の国って無いのかな?』
マイペースな二頭だった。
その二組を尻目にモッキー。
『やるのーアイツら。デルタの拘りも强嘘とも言えんかの』
少し感心したようだ。モッキーは集団を分断し、はぐれた二体をあっさり倒していた。
『おーい!全員集合!』
『八時?』
っと軽くツッコミを入れるのはダバ。その他全員、?マークが頭に出てるだろう。
『なんかわからんが、お主らもなかなかやるの。無事任務終了したら一戦頼もうかの?』
『フラグ立てるのやめて…』
結婚フラグならぬ決闘フラグ。立つのかは、わからんが余計な事は回避したい。
『んな事より、ぺんちゃん気をつけてよ?』
『アーイ。んじゃ、ししょー配置代わってよ。セツランの後ろ顔が大変なんだから』
『え?大変なの?』
『うん。カビ胞子が地味攻撃して来る』
笑いながら訴えるぺんちゃん。
『えーそうなの?ゴメンね、ぺんちゃん。自分下がりまふ?』
『んー…んじゃあ…』
話し合いの結果、五芒星(1-2-2)での行動になった。
モッキー、ぺんちゃん、ダバ、セツラン、エルくん、の順番だ。
『よし、再び進むぞ。今度こそ連絡人と合流だ』
了解!っと再び夜の森を進んでいく。
読んでいただき感謝です(^^)
のんびりペースでやっていきますね。




