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転生するなら馬でしょ!  作者: 駄馬
2章
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第1-5話

何か運命的なモノを感じるダバ。会わなくてはならない。そんな気がする。

『モッキー、案内してくれ。みんなもいいな?』

『『『おけー』』』


『奴は里の外れに住んでるはずじゃ』


モッキーの案内で里の中を進む。モッキーは知り合いが多く、歩く先々で声をかけられている。

『やあモッキー。案内かい?』

『モッキー、今度遊びに来いよ。子供が待ってるから』

『モッキー、ゴハン食べにおいでよー』

一つ一つ丁寧に応対していくモッキー。

『モッキー人気あるなぁ…』

『まぁ話せるしの。ワシも暇な時が多いから、住民と交流を持つようにしとるからの』

地元の親分みたいなもんか。と納得。


その後も話し掛けられながらも進み、ようやく件(くだん)の住処に着く。

『ここじゃ』

その家は全ての窓、ドア、門、が開いていた…

『モッキー…なんで全て…開いて…るの?』

若干気味が悪い。全開放。大掃除ならわかるけど…

『話せばわかるからの…』

深く語らない。会って自分で確認しろってことか。

『ふぅ…よし行こう!』


門をくぐり抜け玄関に入る。

『エラン!おるかのー?』


「ハイハイー。モッキーか?」

出てきた人は黒髪黒目小太りのおっさん。the中年男性そのものだった。服装がこの里では変わっており白衣。研究員の着るアレだ。

『うむ。今日は客人を連れてきたぞ』

「ふむ……魔獣か?」

『初めまして。ジアンスのダバと言います』

「ほう。話せるか。で、私に用かな?」

『モッキーに面白い人がいるって聞きまして。是非会いたいなと』

「ほうほう!いい子じゃないか!中に入るのは…無理か。んー中庭でいっか…おいでよ」


玄関横手から中庭に入る。簡易なテーブル席があり、そこにエランは座る。

こうして見ると普通の人だ。エルフでもなく人族に見えるが…

「さて、念話でなくても大丈夫かな?」

『あ、はい、みんなある程度分かります』

「うん。賢いね。さーて、何から話したもんな?」

『服装から察するに何か研究しているんですか?』

「普段の喋り方で構わんよ。敬語なんて硬っ苦しいから。研究…まぁそうだな」

『じゃあお言葉に甘えて。モッキー曰く変わり者だと、その研究と変わり者に関係あるの?』

いよいよHENTAIの核心に触れる!


エランは机を強く叩き、歓喜の表情を見せる!

「よくぞ聞いてくれた!私の研究は人が触れられたくない点なのだ!!ズバリ……【性的嗜好(フェチズム)】だ!」


KI・TA・KO・RE!

当の本人しか知り得ない性的嗜好を研究する人。それ(フェチ)を理解して貰えるのと、されないのでは、人生の満足度が大きく変わる。他者から見ればHENTAIでも、本人は満足しているのだ。差別よくない!


『さすがだエランさん!簡単には踏み込めない領域に…あんた、カッコイイぜ!』

「わかるか!同士よ!里の人にはあまり理解されなくてな……」

『仕方ないさ。殻を破るには時間がかかるってもんだ。でも分かってもらえなくて、苦しんでる奴もいるんだ。そんな奴に…アンタは光明を指したんだよ!』


涙を流しながら話すダバ。しかしそんな良い会話ではない。ただのマニアの会話だ。


『あー、変人?がここにも居たか…』

若干後悔のモッキー。


「やかましい!貴様には色々教えたのに反応ないとは…私は悲しいぞ…」

『なに?モッキーに刷り込んだのにダメなのか?』

「うむ。奴は普通(ノーマル)なんだよ」

『それは…残念…だったな…』


凹む二人。なんか違う。


「ダバの仲間達には教えたのか?」

『無論!巨乳派、貧乳派、お姉さん派、獣耳派、ロリ派、受け派などなど…』

犯罪者予備軍だ。


「おおっ!多様な内容。詳しく!」

『先ず……』


<閲覧制限の為、自主規制>



「素晴らしい!!長年一人で研究して来たが、ここまで奥深い領域があったとは…まだまだ未熟者だったな」

『いや、アンタもかなりの熟練者だよ。仲間達も喜んだ筈だ』


なんの喜びだ?なんの。


「一晩語り合いたいぐらいだよ。特にちらりずむと、絶対領域には惹かれる」

『教授(プロフェッサー)エランよ。性的嗜好(フェチズム)は奥が深い。この道を広げてくれる事を切に願う』

「はっ!この道を世界に広げることを誓います!!」


ダメだコイツら…


『おーい、もういいかの?』

モッキーが呆れた感じで声をかける。

「まったく、無粋な奴よ…仕方ない。一旦休憩するか」

『だね』


いつの間にか夕方になり、すっかり意気投合したダバとエラン。お茶した後にでもまた話そうと、話してたその時。


「モッキー居るか!?大変なんだ!?」

「モッキーはHENTAIには成れてないぞ?」

『やかましいの!!なんじゃ?』

「居たか!オークの群れが発見された!すぐ来てくれ!」


逢魔ヶ刻、事件は起こる…

更新が厳しくなって来ましたw

溜まるまで少々お待ち下され( ̄^ ̄゜)

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