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異世界プロフェッショナル職業一覧  作者: 総督琉
ギルド職業シリーズ
42/43

『ギルド深層』

p42、ギルド深層

 ■概要


 ギルド深層とは、表向きにギルドが行えないようなことを実行する部隊の総称。その存在は十五天王のみにしか知らされておらず、ギルド職員や冒険者などは知らない。

 現在ギルド深層には六つの組織がある。それぞれが異なる仕事を行っている。また、ギルド深層の存在を知ってしまった者は漏れなく排除対象。


 作戦は同じ世界のみで行われるのではなく、異世界で作戦を行うことも多々ある。作戦には全て作戦コードがつけられ、異世界での作戦には全てマイナスがつけられる。

 作戦コードはAが最も難易度が高く、Zが最も難易度が高い。その後につく数字は件数。





 ■ギルド深層全部隊


 【スターズ】

 ギルド深層のメンバーを監視し、失態をしたメンバーの処分等を行う。構成員は本来十二名で、それぞれが十二星座兵器の能力を宿す。


 ●乙女座兵器ヴァルゴ

 能力詳細:男は一切攻撃する気が湧かない。女の心を読める。


 ●射手座兵器サジタリアス

 能力詳細:放った矢は一度当たるまで消えず、当たるまで延々と加速する。


 ●双子座兵器ジェミニ

 能力詳細:双子はそれぞれ二択を迫り、聞いていた者はどちらかを選択しなければ死ぬ。


 ●水瓶座兵器アクエリアス

 能力詳細:水を制限なく創造、吸収、操作、消失させる。水温を下げて氷にしたり、水温を上げてマグマにできる。


 ●魚座兵器ビスケス

 能力詳細:魚でイメージしたことを何でもできる。鯨を大砲のように飛ばしたり、自身の周囲に大量の小魚を泳がせたり、魚を偵察に使ったりできる。


 ●獅子座兵器レオ

 能力詳細:拳での攻撃以外全て無効化する。拳に属性を付与しても、属性の効果は無効化される。


 ●蟹座兵器キャンサー

 能力詳細:あらゆるものを切断できる。刀の切れ味は関係なく、また手刀やチョキで切ることもできる。


 ●牡羊座兵器アリエス

 能力詳細:全身から生やせるモコモコの綿は、あらゆる攻撃を無効化する。


 ●山羊座兵器カプリコーン

 能力詳細:悪意を抱く者を意のままに操れる。


 ●牡牛座兵器タウラス

 能力詳細:攻撃した対象を木っ端微塵にする。


 ●天秤座兵器リブラ

 能力詳細:相手のステータスを数値化し、ステータスを変動できる。減少だけはできず、減らした分他のパラメーターに数値を振らなければいけない。


 ●蠍座兵器スコーピオン

 能力詳細:能力不明。本来スターズが所有しているはずだが、過去に外部へ渡り、現在の所有者は不明。




 【ゼロ】

 魔法のない異世界での暗殺を行う。メンバーは全員魔法を使えないが、体術や武器術に秀でており、暗殺に特化した集団。

 メンバーは十名。コード00ゼロゼロからコード09ゼロナインまでいる。全員が孤児で、ギルドに拾われた頃から暗殺術を叩き込まれた。コードは活動歴順。

 現在もメンバー以外に、教育中の孤児が何人かいる。メンバーが死んだ場合に補充される。


 ●コード00

 現在のコード00はゼロ至上最高傑作と呼ばれている。主な使用武器は三段変形中短剣で、いつもマントを羽織っている。

 ・ワイヤー爆弾で周囲にワイヤーを仕掛け、ワイヤーを足場に高速移動し、標的の首を斬る。

 ・中短剣での攻撃を武器で止められた際、即座に中短剣を変形させて相手の武器をすり抜け、攻撃を叩き込む。


 ●コード01

 コード00の右腕的存在。二本の機式刀を腰に下げ、装甲の防御を利用した暗殺を得意とする。

 ・武器による攻撃をあえて装甲で受ける。装甲には自動修復機能が備わっているため、武器を装甲に固定する。

 ・二本の刀を利き手の指に挟んで振るう。相手が刀で受け止めようとした際、一本は刀身へ、もう一本は刀を握る指を切り落とす。


 ●コード02

 十段可式機銃を使うスナイパー。銃は拳銃、狙撃銃、機関銃など、十の銃に変形できる。

 ・跳弾式の弾丸を使用することで、直線では狙えない対象も障害物などの跳ね返りを利用して撃ち抜く。

 ・肉弾戦中、口の中に入れた小型拳銃の引き金を舌で引き、相手の額を撃ち抜く。


 ●コード03

 駆動震貫槍を使う暗殺者。相手と正面から撃ち合いは好まず、常に冷静に状況を俯瞰し、確実に相手を仕留められる瞬間まで待つ。

 ・壁一枚向こうに相手がいる瞬間を狙い、気配のみを感知して壁に槍を突き刺し、そのまま標的の心臓を貫く。

 ・1000メートル以内に標的が静止している場合、槍を怪力で投擲し、心臓を貫く。


 ●コード04

 金断斧を振るう暗殺者。


 ●コード05

 ゴルフバッグのように複数の武器を詰め込んだ鞄をいつも背負っている暗殺者。ゼロの中では表情豊か。


 ●コード06

 重量級銃槍を使う暗殺者。


 ●コード07

 祈祷聖杖槍を使う暗殺者。


 ●コード08

 七殺鉄球を使う暗殺者。


 ●コード09

 千葬儀針を使う暗殺者。




 【イシオン】

 魔法世界での暗殺を行う。魔法に優れた人物を殺せるほどの技量を持つ。全員が魔法に秀でており、対魔法使いに特化した集団。


 ●ペンギン

 種族イエローフード。全ての魔法がナチュラルに帯電するため、魔法戦では有利に働く。

 元六星級犯罪者。雷焉の異名がつけられ、魔法百家の者を中心に襲撃し、十五人の魔法使いを殺害した。現在は双子座兵器ジェミニ所有者との契約により、ギルドに服従している。


 ●メドレー

 複数魔法所持者。計十二の魔法を所持しており、手数の多さで多くの魔法使いを葬ってきた。


 ●ハイスコア

 使用魔法『乗算魔法ダメージアッパー

 魔法百家篁家で、無制限の攻撃力を誇る。刀に魔力を込める戦闘スタイルで、圧倒的攻撃力で魔法使いを斬る。




 【キーズ】

 魔法の禁忌化に必要な鍵である者たち。彼ら五人は『百万人の魔女実験』の被験者であり、数少ない生き残り。肉体を改造され、副作用としてマギアデバイスを取り込むことで刻まれた魔法を封印することができた。彼らは魔法を使う脳に異常があり、魔法を使うことができない。

 また、彼らが死亡すれば禁忌化が解除される。


 ●火澄かすみ芽飯めいい

 魔法を使えない世界から実験用に連れてこられた人物。集められた被験者を最後まで励まし続けたメンタル強者。現在はキーズの一員となったが、それを悟られぬよう元の世界で平凡に暮らしている。


 ●訃月ふづきゆい

 魔法を使えない世界から連れてこられたが、実験により自然治癒の能力を習得した。彼女は実験中に首を斬ったが、自然治癒により死ぬことができなかった。


 ●曲威まがいなり

 実験当時はまだ小学生だった。




 【ウィッチ】

 極秘物品の運搬や略奪、回収を行う組織。必要な能力は記憶操作と運搬能力、その他戦闘力や偽装力も求められる。


 ●兎

 特異体質『血痕の魔眼』

 小銃ライフル型ギルドアイテム『バク』を使う。『バク』は食べたものを弾丸として発射できる。

 彼女は兎の獣人で、魔眼を持っている。彼女の魔眼は血を辿ることができ、視認している血を操れる。


 ●メア

 ギルドアカデミー首席入学者。天才タイプで努力は嫌い。どんなことも一度見れば大体理解できる超直感型で、マイペース。頭は良いため、主に戦略を組み立てる担当。


 ●メリー

 使用魔法『点在魔法スポットライト

 あらかじめ魔力を刻み込んだ場所へ瞬間移動できる。運搬任務にかかせない人物。口癖は「私メリーさん」。




 【スパイシー】

 スパイ活動を行う組織。全員が変身魔法や情報収集能力を極めている。敵対異世界や危険な組織への潜入を行う。全員がコードネームで呼ばれる。


 ●ハート

 潜在能力『魅了』

 人に漬け込む魔性の女。魔法ではなく潜在能力のため、能力で魅了されていると気付きにくい。他者を惚れさせて情報を吐かせたり、組織に加入して情報を入手する。明るく社交的なため、友達が多い。


 ●冥土

 潜在能力『質量操作』

 得意魔法『物質変換』

 暗い性格で生涯ぼっちの女の子。目立たないため疑われにくいが、情報の収集には時間がかかる。ハートと真逆のタイプ。


 ●フレンズ

 潜在能力『肉体侵入』

 彼は他者の肉体に入り込み、自在に操ることができる。





 ■彼らが動いた事件


【ヨトゥンピグゥ暗殺作戦(作戦コード−C14)】

 小さな巨人の種族ヨトゥンピグゥが支配する異世界があった。彼らは龍と神の異世界アマレイズへ侵攻しようとしており、『スパイシー』所属フレンズが情報を収集した。

 彼らが異世界侵攻を開始する前日、『ゼロ』所属の暗殺者三名が潜入し、ヨトゥンピグゥの指導者五名を暗殺した。

 それにより組織網が混乱したヨトゥンピグゥの異世界侵攻は中止せざるを得なくなった。



【マギアデバイス奪還作戦(作戦コードB66)】

 異世界運び屋のテレポーターが、第十六都市〈ナイトメア〉に未使用のマギアデバイスを運んでいた。『ウィッチ』が動き、テレポーターからマギアデバイスの奪還を開始した。

 兎はテレポーターに自身の血を付着させ、追手に気づいたテレポーターは即座に瞬間移動で逃亡。だが兎は血痕の魔眼により所在地を把握。

 メリーも瞬間移動で追いつき、戦闘に発展。お互いに瞬間移動のヒットアンドアウェイを行う。兎も追いつき、テレポーターは劣勢。

 戦いの終盤、メアがテレポーターの瞬間移動先を完全に読み、そこへ対魔手錠を投げる。瞬間移動したテレポーターの腕には対魔手錠がつけられ、魔法が使えなくなる。

 目的は殺傷や拘束ではないため、マギアデバイスを奪還後、テレポーターを解放して作戦は完了した。



【イシオン裏切り者始末作戦(作戦コードD7)】

 ギルド深層『イシオン』から裏切り者が出た。その者は任務遂行後、帰還せず第十六都市〈ナイトメア〉へ向かった。通信は切断されていたため、第十六都市へ寝返ろうとしていると判断し、『スターズ』が動いた。

 射手座兵器サジタリアス所有者が9000メートル先から矢を放ち、見事裏切り者の心臓を貫いて作戦は完了した。

〉p43、第九都市ソード

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