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悪役令嬢断罪されて世界で釣りをする  作者: 南蛇井


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scene4


「レ、レイオリア様...目が…」

「大丈夫よニーナ」

「でも…」


目が紅く光っている。

目の前の景色が紅くなる。

その中に白い光。

見える。

見えるわ。

そこに魚がいる。

光の場所に落ちる。

ここからは駆け引き。

竿から振動が伝わる。

近づいてる。

近づいてる。



ギュッとした力が竿にかかる。

かかった。

かかったわ。

竿を引き寄せる。

一匹目。

魚が跳ねた。

「ほら!ちゃんと魚はいるわよ!」

おじさんに魚を見せつける。

「お、おお...」

驚きのあまりおじさんがその場でしりもちをついた。

「ま、まじか…この海で...魚だと…」

「当たり前ですわ」

私は大きく胸を張る。

「魚が釣れない海はないわ」


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