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scene2
光が消えた。
やっぱりそうね。
水面がしぶきを上げた。
魚が跳ね暴れている。
「どういうこと...」
ニーナが不思議そうな顔をしている。
「だから言ったでしょ幽霊じゃないって」
「でもルアーが通り抜けて…」
「そこがすでに間違ってるのよ」
「どうやら、そのようだな」
いつの間にか意識を回復したレイジが腕を組み胸を張っていた。
「急に元気そうね」
「幽霊でない事がわかれば問題ない」
やれやれさっきまで恐怖で気絶していたくせに…。
「っで、あなたはなんだかわかったのかしら?」
レイジがにやりと笑った。
「当然だ。ありゃヒカリピラニクだろ」
「そうよ」
「え?え?なんですかなんですか?2人して」
納得した私とレイジに対して?が浮かぶニーナ。
「鋭くて強力な歯を持った魚よ」
「だな、深い海の底から光を海面に向けて発する魚」
「そして光をエサの魚と勘違いした大きな魚の下から食らい尽くす魚ね」
「じゃあ船が沈んだのって…」
「魚と間違われたんだろうな」
「正体がわかれば、やる事は1つね」
「釣るのか?」
レイジがおどけたような顔で聞いてくる。
「当たり前でしょ、そこに魚がいるんですから」




