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悪役令嬢断罪されて世界で釣りをする  作者: 南蛇井


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scene4

「禁止って…」

がっくりと肩を落とした。

「レイオリア様、禁止なら仕方ありません」

「そうだな、宿を探しに行こう」

レイジとニーナには私の落胆具合が伝わっていない気がする。

「そんな簡単にあきらめられないわ」

そう、あきらめたくない。

「でも禁止だろ、ここ」

「そうですよ。あきらめてください」

ふふ、2人とも甘いわね。

私だって禁止の海で釣ろうなんてそんなマナー違反はしない。

ここがダメなら…。

「ほかの海にいけば良いのよ」

「は?」

レイジが、何を言っているのかわからないって顔をしている。

「さあ移動よ。この町の海はここだけじゃないわ」

「いや、待て」

「レイオリア様、今日のところは…」

私をとめる声は聞こえない。

前に進むのみだわ。

「2人とも馬車に乗らないと置いていくわよ」

「ああ、もう!」

慌てて馬車に乗り込む2人を乗せて付近の海を確認する。

そして絶望する。

この町の海、全てが釣り禁止…。

釣りが出来ない町…死の町だわ。


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