↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2度目の守護者は失敗しない  作者: AIの奴隷
失敗しない男と落ちこぼれ魔法少女

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/52

幕間 ひょっとこ男爆誕

幕間


 五人の魔法少女との顔合わせを前に、望月朔は廊下を歩いていた。


 担当する五人については、すでに資料を読んでいる。


 問題児揃い。

 いや、問題魔法少女揃いというべきか。

 だが、まあ。


 実際に会ってみなければ分からない。


「…………」


 そこで、朔は足を止めた。

 何かを忘れている。

 重要な何かを。


「…………あ」


 思い出した。

 正体秘匿。

 守護者は、担当する魔法少女に素性を知られないようにするのが原則だ。


 そして今の自分には、正体を隠すものが何もない。


「危なかった。正体秘匿の原則を忘れていた。危うく失敗するところだった。だが俺は失敗しない」


 気づいたのだから、まだ失敗ではない。


 問題は、どうやって顔を隠すか。

 以前とは事情が違う。

 今から新しく用意している時間もない。


「…………」


 考えながら歩いていると。

 ふと、廊下の隅に置かれた遺失物箱が目に入った。

 長期間、引き取り手のない物がまとめられている。


 傘。

 タオル。

 筆記用具。

 何に使ったのか分からない小物。

 そして。


「…………」


 ひょっとこ面。


 朔はそれを手に取った。

 しばらく眺める。

 顔全体を隠せる。

 目の部分には穴が開いているため、視界も確保できる。

 軽い。

 戦闘の邪魔にもなりにくい。

 何より。

 今、ここにある。


「これがあれば問題ない」


 朔はひょっとこ面を装着した。

 完璧だ。

 少なくとも本人は、そう思った。

 そして数分後。

 五人の魔法少女の前に。

 ひょっとこが現れた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。