密林の国へ
島国から海沿いの国へと戻り次の計画を立てていた花春達。
相談の結果西にある密林の国へと向かう事で決まる。
また北への国境はしばらくは開放されそうにない事も確定している。
なので南方の方を冒険する期間は長くなりそうだ。
「西への国境は無事に越えられたね」
「ですわね、ここをしばらく歩けば密林の国になりますわ」
「密林の国、蒸し暑いとは聞いていますけど」
国境を越えて少し歩くと密林に入り、密林の国の小さな村が見えてくる。
そこに立ち寄り今後のルートを決める事に。
「密林の国は大きな街とかはないのかな」
「そうだな、そこそこの規模はあるが、首都でもそこまで大きくはないとは聞いている」
「そんなものなンだね、とりあえず冒険者クランでも覗いてみようか」
そのまま冒険者クランの支部を覗きに行く。
そこで少しクエストを確認し、いくつかこなしておく事に。
各自クエストをこなした上で今後について相談する。
「そういえばこの国って何か名物とかあるのかな」
「名物ですか、この国は熱帯特有の果物などとは聞いていますわよ」
「つまりバナナとかマンゴーとかそういうのか」
「あとこの国は血吸いの生き物が多い、病なども媒介するそうだ」
花山曰くこの国には血吸いの生き物が多く、それらは病を媒介するという。
要するに蚊やヒルなどが多く生息しているという事になる。
また爬虫類の魔物なども多く出るという。
「血吸いの生き物は気をつけないとね、蚊は世界で一番多くの人を殺す生き物だし」
「長袖の服を着た方がいいかもしれませんね」
「でもこの国って本当にジメジメしますね」
「この湿度の高さは流石にしんどいですわね」
「とりあえず一旦次の街を目指そうか」
そのまま次の街へと向かう花春達。
しばらく歩くと次の街が見えてくる。
街や村の規模によって冒険者クランに入ってくる依頼の数や難易度も変わってくる。
首都の冒険者クラン本部には特に多くの依頼が集まるとも言われている。
「こっちの街はそこそこの規模はあるね」
「まずは首都を目指すとして、この国は魔の国に比較的近いのもあるからな」
「魔の国、この国はそういうところにあるンだね」
「もしかしたらそこから流れてきた掘り出し物もあるかもしれませんわね」
「掘り出し物って道具屋にあったりするのかな?」
花山曰く道具屋には掘り出し物が置いてある事もたまにあるという。
掘り出し物は珍しいものもあれば、ジャンク品なんかもあったりする。
常にあるわけではないので、頻繁に道具屋を覗く事をおすすめするという。
「なら道具屋を覗いてみようよ」
「お金はあるんですの?掘り出し物と言っても、安いとは限りませんわよ」
「えっと、前にもらった10万カルドはほぼ使い切ってるね」
「そこにクエストの報酬でもらったお金が5万程度あります」
「宿代はテントを持っているから浮いてるとはいえ、もう少し金が欲しいな」
もう少しお金が欲しいという事になるが、クエストの報酬でも少し時間がかかる。
そこで冒険者クランで何かいい金策はないかと聞いてみる。
そこで少しいい話が聞けたようで。
「金策専用のクエストがあるのか、意外な感じだね」
「ならそれを受けるか?金は少しでもあった方がいいだろう」
「なら私達で行ってきますよ、金策クエストは難易度は低いっぽいですし」
「そうですわね、なら任せますわ」
金策クエストにサミヨとイーリアとペリスで行ってきてくれる事になった。
金策クエストは何度でも受けられるので、お金が足りない時に利用するといいとのこと。
そんな金策クエストを受けて、三人はしばらくして帰ってくる。
その金策クエストは一度達成するごとに数万単位でお金が入ってくる美味しいクエストだ。
「金策クエスト美味しすぎない?こンなにもらっていいのかな」
「とりあえず掘り出し物があるか見に行ってみましょうか」
「ですね、道具屋に行ってみましょう」
そのまま道具屋に向かう。
そこには回復薬なども売っているが、それと同時に掘り出し物もたまにある。
今はちょうど掘り出し物があったようで。
「掘り出し物、あれ?これマジックカメラじゃないの?」
「本当ですね、まあカメラがあってもフィルムがなかったら意味ないですが」
「とりあえずこれを買っておこうか」
マジックカメラはとりあえず買っておく事に。
それに加えて鑑定されてない未鑑定品のアイテムがいくつか並んでいる。
クリエイトスキルの鑑定で鑑定して初めて何か分かるという。
鑑定をするには消耗品の鑑定レンズが必要なのだという。
その鑑定レンズは道具屋で買えるらしい。
なお未鑑定品は値段と正体が釣り合わない事もあるとか。
未鑑定品は運がよければ格安で強い装備が手に入る事もある、くじ引きのようなもの。
尤もそれは稀な話ではあるらしいが。
とりあえず今回はマジックカメラだけにしておく。
ついでに残ったお金で各自の装備も整える事にした。
「ユニーク装備を使ってたから、装備の更新をしてこなかったけど」
「そろそろきつくなってきているので、強い装備があるなら更新するべきかと」
「私とフリージアは間に合っているが、他は更新すべきだろうな」
「なら一通り更新しておきますか」
そんな装備の更新を済ませた上で今後の相談もする。
まずは首都を目指すとして、その上で未鑑定品についても聞いておく事に。
「そういえば鑑定ってなンなの?」
「鑑定は未鑑定なアイテムがなんなのかを判別するスキルですわね」
「未鑑定品には武器とか防具もあったけど、値段が安いのはガラクタみたいな感じなの?」
「そうとは限らん、たまに珍しいユニーク装備だったりもするな」
「なるほど、魔物がそれを落としたりとかするのかな?」
未鑑定品は強い魔物はそれを持っている可能性もあるとか。
強い魔物が持っている未鑑定品はたまに強力なユニーク装備だったりするとか。
なので強い魔物が落とす未鑑定品は手に入れたらまず鑑定してみるといいという。
「クリエイトスキルにもいろいろあるンだね」
「ああ、せっかくだから今までに溜まっているスキルポイントも割り振っておくといい」
「そういえばそろそろ上級職になれる程度のレベルになったのでは?」
「確かレベル30でなれるンだっけ?」
「冒険者クランで確認してみますか」
冒険者クランで確認してみたところ、各自上級職に転職可能なレベル30になっていた。
イーリアとサミヨとペリスはクラスチェンジをしておく事にした。
「クラスチェンジしたいのですが」
「かしこまりました、条件は満たしていますね、では上級職の選択をしてください」
上級職の選択、サミヨはメインクラスはヴァルキリー、サブクラスはスナイパーを選択する。
ペリスはメインクラスのトリッカー系統の上位職のジョーカーへと転職する。
イーリアはメインクラスのマジックユーザー系統の上位職のウィッチに転職する。
ペリスもイーリアもサブクラスはレアクラスなので、メインクラスのみ上級職になった。
「これでまた役に立てそうですね、確実に強くなった気がします」
「そうだ、ついでに首都についたら魔法研究所で新たに魔法を増やしておくといい」
「そうですね、スキルポイントで取れるスキル以外にも覚えておきますか」
「そろそろ日が落ちそうですし、今日はこの街で休みますか」
そろそろ日が落ちる時間になったので、今日はこの街で休む事に。
テントで休む前に上級職の新スキルなども取っておく。
ついでにクリエイトスキルもレベルを上げたりしておく事にした。
「まずは密林の国の首都を目指す感じでいいかな」
「それがいいと思いますわ、首都でいろいろ揃えるべきでしょうし」
「鍛冶屋などでもっといい装備にしたいですしね」
「ではまずは首都を目指す事で決まりですね」
「はい、首都についたらいろいろ揃えて今後にも備えますか」
まずは首都に向かう事で決まる。
その上で装備などもしっかりと鍛えておく事に。
お金も結構使う事になりそうなので、その辺は金策もしておく事にする。
クリエイトスキルを合わせて使う事で、さらなる戦力強化を目指す事にした。




