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海の巨大な魔物

大嵐は過ぎ去りまた快晴の日が戻ってきた海沿いの国。

そんな花春達は海沿いの国の首都に無事到着していた。

海沿いの国の首都には港もあり、そこからさらに南方にも行けるという。

ここからさらに南方には割と小さな島国なんかもあるようだ。


「さて、クエストを受けてきたはいいものの」


「以前の超大型の魔物が海にも出るって事でしたか」


「花春は船酔いするからという理由で別の依頼に回っているからな」


花山達は海に出現するという超大型の魔物を討伐するために船に乗っていた。


その超大型の魔物は船を何隻か沈めている相手だという。


「その海域というのはこの辺りか」


「本当に出るんでしょうか」


「船が揺れています!来ますよ!」


海から出てきたのは超大型のタコの魔物だった。

強烈な水魔法なども使うようで油断はならない相手という事だ。


花山がついているという事もあり、油断しなければ勝てると見込める。

そのままその巨大なタコとの戦いが始まり、花山の猛攻が炸裂する。


イーリアの魔法とサミヨの攻撃も的確に決めていき、少し苦戦はしたもののなんとか勝てた。

海の超大型の魔物は珍しいものの、やはり強い仲間がいる事の心強さも感じた。


「しかしこの巨大なタコ、食べられたりしないものか」


「食べるんですか?この巨大なタコを?」


「まあ大きすぎるか、刻んでもまだ大きいな」


「以前魔物を食べる貴族の人に会っていますけど、その人に聞けば何か分かるのか」


花山はそのタコを食べられないかと考える。

やはり東の国の出身というだけあり、海産物にはうるさい様子。


しかし流石に大きすぎるので、今回は断念したようだ。


「無事に倒してきたぞ」


「サンキュな、あいつのせいで漁に出られなかったが、これでまた出られるぜ」


「いえ、ただ海にも魔物が出るんですね」


「海の魔物は船に乗り込んできたりするからな、船乗りはそれなりの猛者が多いんだが」


「それでもあの大きさの魔物はきついという事ですね」


とりあえず依頼主から報酬を受け取る。

なお今回の依頼は国策クエストなので、稼ぎはよかったようだ。


また魚料理のレシピも一緒に報酬として受け取った様子。


その一方で花春達は別のクエストで海岸に来ていたようだ。


「真珠を探してこいって言われたけど、真珠って海岸にあるものなの?」


「基本的には海にあるものですが、陸地でも採れる事はあるらしいですわよ」


「ふーン、まあとりあえず探してみようかな」


「はい、貝が開いているならそれが真珠らしいですし」


ペリスが言うには開いている貝があればそれが真珠らしい。

とりあえず海岸を見て回る事にした。


「でも海岸かぁ、海の魔物も出るから泳げないのだけは残念かも」


「泳げる海というと少ないですからね」


「魔物が出る海で泳ぐのは流石に危険だもンね」


「海の魔物は痺れ毒を持っている魔物も多いですものね」


花春も海があるものの海沿いのレジャーがないのは少し残念そうにする。

つまりはこの世界におけるレジャーは屋外のものは危険もつきものなのだ。


海も山も魔物が出る環境において屋外レジャーはリスクしかないらしい。


「あ、これがその真珠なのかな」


「そのようですわね、しかしサイズはそんなに大きくないようです」


「でもこれでいいのかな、サイズが大きいほど報酬も上がるって事らしいけど」


「このサイズだと報酬は並程度といったところですね」


今回のクエストは真珠の大きさによって変動するもの。

見つけた真珠の大きさは小さめなので、報酬も並程度という事になる。


最低報酬額が元々高めではあるものの、サイズは気になるようだ。


「とりあえずこれを納品しようかな」


「それでいいというのなら、こちらに異論はありませんわよ」


「うン、それじゃ帰って報告しようか」


そのまま冒険者クランに戻り報告を済ませる。

花山達はまた別のクエストを受けていったようで、合流は夕暮れになりそうだ。


花春達はまた別のクエストを受ける事にした。


「あ、これなンかよさそうじゃない」


「嵐のあとの海岸の片付け、珍しいものが見つかったら自由に持ち帰り可ですか」


「つまり海岸のゴミ拾いですわね、珍しいものは見つけた人のものになるものですわ」


「なンか面白そう、これ受けようよ」


「では決まりでいいですね、受理してもらってきますか」


そのまま海岸のゴミ拾いのクエストを受理してもらう。

クエストは無事に受理され、そのまま街の近くにある海岸へと向かう。


その海岸には嵐で流れ着いた多くの流木やゴミが散乱していた。


「本当にいろいろ流れ着いてるンだね」


「ええ、珍しいものが見つかったらそれは自分のものにしていいんですのよ」


「海沿いの国独自のクエストって感じはしますね、ゴミの片づけついでにという感じで」


「それじゃ掃除を始めようか、何か見つかるかなぁ」


そのまま海岸の掃除を始める。

ほとんどはゴミや流木だが、そんな中に珍しいものが混ざっている事があるとか。


すると早速何か見つけたようである。


「これはなンだろう」


「これは青玉ですわね、売るとそれなりにお金になりますわよ」


「こっちのは?これはただの空き瓶かな」


「これは魔法の瓶ですね、中に入れた薬が腐らなくなる魔法アイテムですよ」


「へぇ、そんなものもあるンだ」


魔法の瓶というものを見つけた花春。

魔法の瓶とは中に入れた薬などが腐らなくなる効果があるという。


他にも何か探しているとまた何か見つけた様子。


「これはなンだろう、壊れた武器かな?」


「ふむ、サビを落としたりすれば何か分かると思いますよ」


「ならもらっておこうか、サビ取りは鍛冶屋に頼めばいいンだよね?」


「ええ、それでいいですわよ、鍛冶屋に頼めば有料でサビ取りなんかもしてくれますから」


「ならもらって帰ろう」


そのまま海岸の片付けが終わったらクエストの報告に戻る。

この国では嵐の次の日には海岸の掃除のクエストが入る。


それは嵐が定期的に来る国だからこその独特なものという事なのか。


報告を済ませた後に日が傾いてきたので、食材などを買ってテントに戻る事に。


「さて、ご飯作っちゃうね」


「はい、あと次に向かう場所の相談なんかもしましょうか」


そのまま花春が食事を作り、それを食べながら次にどこに行くか相談する事に。

とはいえ数日は首都に滞在するので、出発はそれからになる。


南には島国があり、国境に関しては南西に熱帯の国があるという事らしい。


「ここから行ける国ってどこがあるの?」


「ここからだと船で行く南の島国と、南西にある熱帯の国ですわね」


「うーン、あたし船酔いするから船にはあまり乗りたくないンだよね」


「でも島国は独自の美味しいものとかもあるらしいですよ」


ペリス曰く島国は独自のグルメなんかも豊富にあるという。

とはいえ花春は船酔いするため、船で南の島国に向かうのは嫌なもの。


それでも花春は南の島国に行きたいと言ってきた。


「船酔いはきついけど、あたしは島国に行きたいかな」


「私はそれで構いません、とりあえず南の島国で決まりでいいですか?」


「私は異論はない、そもそもこのパーティーのリーダーは花春だと思っているしな」


「あたしがリーダー、それについては考えるとして、決まりだね」


「はい、南の島国が次の目的地に決定です」


そんな次の目的地は南の島国に決定した。

花春は船酔いするとはいえ、島国に興味がある様子。


出発の前に鍛冶屋に寄って武器のサビ取りも頼む事に。


南の島国には何があるのかわくわくしているようだ。


島国や海沿いの国は魚が美味しいからこそなのかもしれない。

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