再会
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「まだ見つからないのか!?」
あれから2ヶ月だ。2ヶ月も経っているのになにも分かっていない。
無事でいてくれ....。絶対に見つけてみせる。助けてみせる。
そう思い続け俺はリーリアを探し続ける。
「....分かりました!」
部下が走って俺に知らせてくる。
「国内にリーリアのいう貴族令嬢はおりませんが、王宮の姫様がリーリア姫と言うらしい!
隠されていたし社交界に一度も出たことがない忘れられた姫様と呼ばれているらしい。」
「...姫だと...?!」
「内情はやはり王宮ということもあってただでさえ情報が少ないのに隠されてきた姫様ということで情報が殆どありません!」
強いて言うなら
「母親である側妃はもう他界しております。それで血縁者がいなくなってしまったにも関わらず国王陛下のご慈悲で城に住まわれたままだったようで、肩身が狭いのか気を使われたのか引きこもりがちだったご様子で。あと、気にしていらした彼女の婚約の話は特にありませんでした。...なので別人の可能性も....」
そう報告する部下は続けて城内の情報も報告する。
「逆に殿下の婚約の方が噂されておりました。お相手は誰なんだって騒がれたのに相手も見つからず、騒ぎから少し経った今でも婚約発表はありません」
だからまだ騒いでる令嬢がいるとか。
と報告を受けた。
...どういうことだ。確かにリーリアは婚約するのが嫌で逃げたと言っていた。
相手がいない...?話もない...。
殿下は王妃の子供....。血の繋がらない兄妹....。....まさか....。
信じ難い内容ではあるものの筋は通っている。
矛盾はない。....確かめる価値は....ある....か。
「....あの世間を知らない様子は姫だからだったのか....」
バルドの勘が告げている。彼女は姫であると。
「総員、相手は王家。ことを慎重に調査せよ」
そう告げると「はっ!」と敬礼をして騎士は部屋から出ていった。
それから慎重に王宮内の調査をすすめた。
「新たな情報です!!夜殿下の部屋は影武者です!殿下ではありませんでした!部屋に入るまでは殿下だったのを確認済み。後にクローゼットに続く地下があるようです。殿下はそちらに毎日入り浸っている様子。」
優良な情報をやっと手に入れた。
ここに来るまでに半年もかかってしまった。
....リーリア....どうか無事でいてくれ....
それから緻密な情報を集め続け、王宮のパーティの日に作戦を決行した。
そして王宮内ではパーティをしている。
その隙に俺はパーティ会場の警備の隙を抜けて、殿下が部屋を空けている隙に部屋に侵入した。
「ここか...」
クローゼット内に入り、奥の板の間の木目を押すと真ん中が開き階段が出てきた。
そのまま下へ降りる。
すると現れたのはリーリアの肖像画が壁一面に広がっていて、その真ん中のベッドの上には、眠るリーリアの姿だった。
「リーリア!!!」
名前を呼んで駆け寄る。
あの日、リーリアが倒れた日、様子を見に行った日に見た姿をしたリーリアの姿。




