なろうチアーズプログラムとは
※ここの内容は非公式の内容です。作中に登場する数値(補正係数、計算式など)は、あくまで他のユーザ及び作者のチアスコアやリワードの観測結果からの推測に基づく「妄想」です。
※どんなに実際の仕様と似ていたとしてもこれはフィクションなのだ。真に受けるなよ?
※今回は数学的な話がガッツリ出ます。アレルギーがある人は、薄目で見るか最後のまとめだけ読んでください。
※2026年7月5日時点の妄想です。今後変更される可能性があります。
ははは、よく来たな! 逃げずに戻ってきたことは褒めてやろう。
ここからは、俺が体を張って観測したなろうチアーズプログラムの調整後(2026年3月~)の仕組みについて説明する。
何度も言うが、これはあくまで俺の観測と仮説によるものだ。公式が発表しているわけではない。
あくまでも、個人の仮説だからな! 「運営がこう言ってた!」とか他所で騒ぐんじゃないぞ!
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■ 1. なろうチアーズプログラムのおさらい
まずは、基礎から叩き込んでやる。
なろうチアーズプログラムとは、小説家になろうの作者向け収益化プログラムだ。
作品の収益化を有効にすると、その作品ページに「プログラム用広告」が表示される。読者が作品を閲覧し、その広告が表示されることで、作品ごとに閲覧実績が蓄積される。
そして、その閲覧実績に応じて「チアスコア」が付与される。付与されたチアスコアは「なろうリワード」に変換される。
なろうリワードは1リワード=1円として交換可能。一定以上貯まれば、銀行振込(現金)かAmazonギフトカードとして受け取ることができる。
だが注意しろ。これらはすべて「作品単位」で計算される。そして、月のリワードが1円に満たない端数は、無慈悲に切り捨てられる。
弱者に端数を恵むようなシステムではないのだ。
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■ 2. なろうチアーズプログラムの仕様変更(2026年3月~)
次に、今回の仕様変更の概要だ。
なろうチアーズプログラムは2025年の10月下旬に開始された。しかし、その仕様では物足りなかったのか仕様変更されることとなった。
公式発表では、2026年3月計測分から「継続的な作品更新・投稿によって、なろうリワードがより獲得しやすくなる計測ロジック調整」を行ったとされている。
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【なろうチアーズプログラム】今後の改善に関するお知らせ
https://blog.syosetu.com/article/view/article_id/5083/
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公式発表による変更点は主に二つだ。
1. 更新頻度の評価向上:一定水準の文字数で継続的に作品を更新・投稿した場合、チアスコアの算出量が多くなるように条件が調整された。
2. 不正対策の強化:不正行為や、なろうリワードの獲得だけを目的にした投稿・更新が、チアスコア増加に寄与しにくくなるように設計が改善された。
つまり、運営はこう言っているのだ。
『ちゃんと文字数を書いて更新する作者には恵みを与えよう。だが、リワード目的の小賢しい悪巧みをする奴は容赦なく切り捨てる』
実に分かりやすく、そして残酷な宣言だ。
運営の方針はわかったな? では、ここから俺が観測データから導き出したチアスコア計算の式を解説しよう。
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■ 3. チアスコア計算式
観測データを見る限り、変更後のチアスコア計算は、次の式でほぼ説明できる! 刮目せよ!
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チアスコア y = k × f(x)
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ここで、
y:チアスコア
x:有効な広告表示PV
k:当月の更新文字数によって決まる係数
f(x):広告表示PVをチアスコア用に変換する関数
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分かるか?
チアスコアは、単なるPVの数ではない。広告表示PVの変換(f(x))と、更新文字数による係数(k)の組み合わせなのだ!
今回の新仕様を理解するには、必ずこの二つを分けて考えろ。
・f(x) は、広告表示PV側の仕組み。
・k は、更新文字数側の仕組み。
ここを絶対に混ぜるな。混ぜると計算が破綻して地獄を見るぞ!
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■ 3.1 有効な広告表示PVとは何か
ここからそれぞれ解説していくが、まず絶対的な大前提がある。
お前がアクセス解析(KASASAGI)で毎日ニヤニヤしながら見ている「表示PV」と、チアスコアの糧となる「広告表示PV」は別物だ!
広告表示PVであるx は、アクセス解析PVそのものではない。
x は、【有効な広告表示PV】だ!
・アクセス解析PVとはページが開かれた回数。
・有効広告表示PVとはプログラム用広告が実際に表示され、チアスコア計算に使われたと認められた回数だ。
チアスコアの原資は広告だ。広告が表示されないアクセスの場合、チアスコアには寄与しないのも至極当然の結果だ。
・Botによるアクセスはカウントしない。機械は広告を見ないからだ。
・作者自身の確認もカウントしない。読者が広告を見ていないからだ。
・広告ブロックユーザーのアクセスもカウントしない。広告が消されているからだ。
・目次ページもカウントしない。プログラム用広告が表示されないからだ。
・読み込みエラーなどもカウントしない。広告がまともに表示されないからだ。
つまり、式にするとこうだ。
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有効広告表示PV ≒(アクセス解析PV × 本文閲覧率 − D × 話数 − B)× 広告閲覧率
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Dは、話数に比例するbot係数。
Bは、その他の固定botやエラーのようなもの。
本文閲覧率は、アクセス解析PVのうち本文ページを見ている割合。
広告閲覧率は、広告がブロックされず表示される割合だ。
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式を見ると頭が痛くなるか? だが逃げるな。
簡単に言うと、チアスコア計算に使われるPVはお前の見ているアクセス解析PVから、無駄なゴミが引かれているということだ。
つまり、お前が見ているアクセス解析のPVは「額面」だ。チアスコアに使われるのは税金や保険料が引かれた「手取り」だと思え!
短編は本文だけだから目次の影響がない。だから額面と手取りの差が少ない。
連載は目次があるし、話数が多いとbotの巡回爆撃も受けやすい。だから額面からガッツリ引かれやすい。
俺が観測したデータ実測値も載せておこう。以下のグラフは短編及び連載作品の有効PV割合だ。
有効PV割合 = 広告表示PV ÷ アクセス解析PV
これを見ると、短編に比べて連載作品のばらつきが大きいことがわかる。
連載作品には話数や目次が存在し、この影響により同じ連載区分でも大きくこの有効PV割合が異なる。
ただ、botなどの影響は1万PVを超えたあたりから無視できるようになり、短編では0.7〜0.85程度に収束する。連載では目次PVの影響により、短編よりも低くなり0.4〜0.7程度に収まる。
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■ 3.2 広告表示PVをチアスコア用に変換する関数 f(x)
有効広告PVについて分かったところで、次に関数 f(x)だ。
観測データから推測すると、有効な広告表示PVを変換する関数 f(x) は次のような段階式になっている可能性が極めて高い!
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0 <= x <= 2 のとき f(x) = 10 × x
3 <= x <= 10 のとき f(x) = 9.5×(x−3)+20
11 <= x <= 20 のとき f(x) = 9×(x−10)+96
21 <= x <= 30 のとき f(x) = 8.5×(x−20)+186
31 <= x <= 40 のとき f(x) = 8×(x−30)+271
41 <= x <= 50 のとき f(x) = 7.5×(x−40)+351
51 <= x <= 60 のとき f(x) = 7×(x−50)+426
61 <= x <= 70 のとき f(x) = 6.5×(x−60)+496
71 <= x <= 80 のとき f(x) = 6×(x−70)+561
81 <= x <= 90 のとき f(x) = 5.5×(x−80)+621
91 <= x <= 100 のとき f(x) = 5×(x−90)+676
101 <= x <= 110 のとき f(x) = 4.5×(x−100)+726
111 <= x <= 120 のとき f(x) = 4×(x−110)+771
121 <= x <= 130 のとき f(x) = 3.5×(x−120)+811
131 <= x <= 140 のとき f(x) = 3×(x−130)+846
141 <= x <= 150 のとき f(x) = 2.5×(x−140)+876
151 <= x <= 160 のとき f(x) = 2×(x−150)+901
161 <= x <= 170 のとき f(x) = 1.5×(x−160)+921
171 <= x のとき f(x) = 1×(x−170)+936
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この図では、横軸が有効広告表示PV、縦軸が f(x) だ。最初は急に伸びる。その後、だんだん伸び方がゆるくなる。171PV以降は、PVに比例する伸び方になる。
この関数の考え方は簡単だ。ゲームの初心者ボーナスと同じだ。
低PVのうちは、1PVあたりの価値がバグったように高い。だが、PVが増えるにつれて、1PVあたりの追加数が少しずつ下がる。そして171PV以上になると、ボーナスタイムは終了し、1PV増えるごとに1ずつ増えるだけの平坦な道になる。
さらに重要なのは効率だ。
これは、1PVあたり何倍のスコアをもらえるかを表す図だ。1PVなら10倍。100PVで7倍。しかし、PVが増えるほど効率は下がり、1万PV以上ではほぼ1倍に近づく。
つまり、これは低PV救済の式だ。
PVの少ない弱小作品には手厚い最低保証を与え、PVの多い上位作品では通常の比例計算(1PV = 1スコア)に落ち着かせる。そういう構造なのだ。
これにより、更新さえしていれば、全然読まれていない底辺作品でも少しはチアスコアが入るという優しい世界が完成したわけだ。
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■ 3.3 当月の更新文字数によって決まる係数 k
k は、当月に更新した文字数によって決まる係数だ。表にするとこうなる。
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更新なし短編 :0.20
更新なし連載・完結:0.30
999文字以下 :0.40
1,000文字~2,999文字:0.45
3,000文字~5,999文字:0.50
6,000文字~8,999文字:0.55
9,000文字~11,999文字:0.60
12,000文字~14,999文字:0.70
15,000文字~17,999文字:0.75
18,000文字~20,999文字:0.80
21,000文字~23,999文字:0.85
24,000文字~26,999文字:0.90
27,000文字~29,999文字:0.95
30,000文字以上 :1.00
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旧仕様では1,000文字更新すれば満額ボーナス(k = 1.0)だったはずの係数が、30,000文字以上で k = 1.00。すさまじいインフレを起こしている!
3,000文字前後を1話と考えるなら、30,000文字は10話分だ。つまり、月10話程度の更新で満額になる設計に見える。
・1話3000字を月1回なら、k=0.50。
・月2回なら、k=0.55。
・月3回なら、k=0.60。
・月4回なら、k=0.70。
・月10回なら、k=1.00。
ここから分かる残酷な真実は一つ。
今回の変更は「更新したかどうか」ではない。「どれだけガッツリ更新したか」を評価する方向に完全に舵を切ったということだ。
短編一発投稿? 番外編の短いSS? 生存報告程度の少量更新?
そんなものは、旧仕様の半分程度のスコアしか貰えない。
完全に高頻度更新の連載作家が有利な仕様になったのだ! 短編作家の収入はここで死んだ!
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■ 4. リワード変換
最後に、なろうリワードへの変換についてだ。ここについて以前と変更はない。
俺の推測では、リワードはおおよそ次のように計算されている。
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作品のなろうリワード = 作品のチアスコア × 月ごとの変換レート
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では、その変換レートは何で決まるのか。おそらく、こうだ。
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月ごとの変換レート ≒ プログラム用広告収入 ÷ 全作品の総チアスコア
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つまり、全体の広告収入が多ければレートは上がるし、全作品の総チアスコアが増えれば(なろう作家がたくさん書いてスコアを稼げば)レートは下がる。
例えばだ。
・広告収入が1,000万、全チアスコアが2億の場合
1チアスコアあたりのリワード=1000万 / 2億 = 0.05 となる。
・作者が頑張り、全チアスコアが爆上がりして4億になった場合
1チアスコアあたりのリワード=1000万 / 4億 = 0.025 となる。
・逆に広告単価が上がり、広告収益が2,000万になった場合
1チアスコアあたりのリワード=2000万 / 2億 = 0.10 となる。
見るとわかると思うが、1チアスコアが何リワードになるかは、広告収益にもよるし作者の活動によっても変わる。月によって変動するのも至極当然だ。
ここで、これまでのチアスコアからなろうリワードへの変換レートを見てみよう。
これまでのリワード変換レートは以下の通りだ。
2025年10月:約0.058
2025年11月:約0.061
2025年12月:約0.064
2026年1月:約0.042
2026年2月:約0.044
2026年3月:約0.062
2026年4月:約0.058
2026年5月:約0.053
また、カクヨムでも「カクヨムロイヤルティプログラム」という同じような施策を行っているため、その傾向を見てみよう。
概ね、12月と3月はレートが上がりやすい傾向にある。
現状では小説家になろうもこの傾向通りになっている。
ここで、なろうリワードをもらうにあたり、お前が直接コントロールできるのは「自分のチアスコア」までだ。広告単価や他人のチアスコアの増減はコントロールできない。
だからレートの上下に一喜一憂しても仕方がない。お前はただ、目の前の文字数を稼ぎ、PVを叩き出すことだけを考えろ!
ただ、レートが大きい月に頑張るような方針で動くのは悪くない。3月と年末に大量の更新が出来るようにするなどは正解だ!
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さて、今回のまとめだ。
2026年3月からの新ロジックは、この式で表せると考えられる。
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チアスコア y = k × f(x)
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・xは額面のPVではなく、手取りの有効広告表示PV。
・f(x)は、低PV作品を救済し、高PVでは通常の比例に近づく関数。
・kは、当月の更新文字数で決まる係数。満額もらうには30,000文字必要。
リワードは、チアスコアに月ごとの変換レートを掛けて決まると考えられる。その変換レートは、広告収入や全体のチアスコア量に左右される。
ここまで理解したなら、お前はもうチアスコアの深淵の入り口に立っている。
少し長くなったから一旦切り上げるが、次回は、この新しい式を使って、以前の考え方と何が違うのかを比較する。次もすさまじい現実が待っている。その現実から逃げるなよ?




