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7 ネコマタと武器。にゃーニャー

 ネコマタたちは次々と宝箱を収穫していきます。時々何もない場所にも立ち寄って宝箱花の仕込みをしました。宝箱からはとっても軽い斧や逆にとっても重い短剣、振ると火が出る杖などが採れました。


 たまにハズレもあって、武器の代わりに魔力の濃い地帯にのみ生息する野良マソネコが丸まって入っていました。クロマタが持ち上げるとナ~と鳴きました。


 武器が採れても壊れていたり、歪んでいたりして売り物にならないときもありました。ぺちゃんこに潰れて折れ曲がったフライパンみたいな剣を養殖屋さんはシロマタさんにプレゼントしてくれました。シロマタさんは帽子の中から尻尾を伸ばして嬉しそうにフライパンソードを握りしめました。


 ウルコちゃんが確認作業をする前に近づきすぎてしまいました。すると宝箱花は牙をむいてウルコちゃんをガブリと――する前にクロマタがネコパンチで吹き飛ばしました。二人は急いで離れます。


 吹き飛ばされた宝箱花には出っ歯みたいに短剣が生えています。あれが中身のようです。どうも地面から伸びたツタの届く所までしか行けないようで、つながれたイヌみたいに暴れています。


 駆け付けた傭兵さんがボコりと一撃入れて収穫します。このように。たまに狂暴化して牙の付いた花があるので注意が必要です。


「あ、ありがとう……」

 ウルコちゃんが恥ずかしそうに言いました。お耳とふさふさの尻尾がしょんぼりしています。


「友達だから、大丈夫」

 クロマタはそう言って、ウルコちゃんの両手を握りながら上下にブンブン、ふたまた尻尾をハートの形に合わせます。ウルコちゃんは尻尾をふりふりしながらはにかみました。逆転KO勝ちです。


 そんなこんながありまして、ネコマタたちは最上階にたどり着きました。クロマタの両肩には野良マソネコが乗っていて、頭の上のシロマタさんは貰ったフライパン型ソードを、使い心地を確かめるように尻尾で振り回しています。


 そこには宝箱花がありました。とっても大きい、クロマタたっぷり5人分はありそうなサイズです。


 養殖屋さんが言うには、近年まれにみるサイズだそうです。いったいどんな武器が採れることでしょうか、是が非でも収穫したいとのことです。

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