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リセットワールド  作者: 桜紅葉
3章 エムルカラン編
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チャプター7「これから」

別次元やゲート、ジュエルなど様々なことを知った裕也と多田。更に会議は続いていく。

「それじゃあ、続けてこれからについて話をしていく。」

その言葉に全員が頷く。

「理上頼む。」

「はい。」

そう言って理上さんが前の端末を触ると夜桜さんの後ろの画面に大阪の地図が映る。

「まず、今までだが、事務所には理上と福原、河内短野市を中心にに上側を中川と赤坂、下側を俺が探索。異常などがあれば直ちに向かうという様にしていた。

夜桜さんの話しにあわせて赤い◯が浮かびがっていく。

「けれど、やはり人数が少ないこともあって離れた場所でゲート災害が起こった際や数が多い時がネックになっていた。だけど…」

そう言って夜桜さんはこちらへと視線を向ける。

「今回、裕也と多田が加入してくれたおかげで探索できる範囲が広がった。といっても2人はまず訓練から始める必要があるけどな。」

その言葉を聞いて裕也と多田は頷く。

「まずはみんなの担当場所からだが、まず俺が上側を探索、中央左側を福原に…」

「え!?わ…私が探索!?」

それを聞いて福原さんは驚いて立ち上がる。

「あぁ、事務所に残しときたい奴がいてね。その変わりに担当してもらいたいんだ。といってもしばらくは探索はない。時期が来れば話をするよ。」

「そっそう…わかったわ。」

そう言って福原さんは椅子に座る。

「それで続きなんだが、下側を中川にしてもらう。」

「おう。」

そう言って中川と呼ばれたガタイのいい男性は頷く。

「ちょ…ちょっと待ってください俺は何処なんですか?」

そこで赤坂さんが手を上げ夜桜さんへ質問する。

「あぁ…それなんだが赤坂、お前は裕也の訓練担当だ。」

質問を聞いて夜桜さんは笑顔でそう話をする。

「は?」「え?」

赤坂さんと僕はそう言葉をこぼす。そして、

「はぁぁ!?ふざけるなよおい!なんでこいつの面倒を見なきゃいけねぇんだ!」

と赤坂さんは夜桜さんへの敬語を忘れるぐらい動揺しながら大きな声を出している。

(えぇ…なんでこの人なんだ…)

それ聞いて裕也も肩を落としていた。

「これは話し合って決まったことだ文句は言わせない。」

「うっ…」

夜桜さんにそう言われた赤坂さんは言葉をつまらせる。

「勿論、訓練が終われば作戦は変更する予定だ。嫌なら早く一人前にすることだな。」

「…」

(こっちを睨まないでください…)

夜桜さんにそう言われた赤坂さんはこちらへと睨みを効かす。

「っで、多田の訓練担当なんだが…俺が大阪の上側を探索しながらしようと思っている。よろしくな。」

「はい、よろしくお願いします。」

そう言って多田は頭を下げる。

返事を聞いた夜桜さんは「あぁ」と言いながら頷き前へと向き直る。

「さて、それでは今日の会議は解散とするお疲れ様。」

夜桜さんの言葉の後、会議室は明るくなり映像も消える。座っていた人たちもそれぞれ立ち上がり部屋から出ていく。

「おい、裕也この後どうする?」

隣に座っていた多田が声をかけてくる。

「そうだな…丸尾の話しをしたいし夜桜さんに声かけるか。」

「そうだな。よし、行こうか。」

その後、多田と共に立ち上がり部屋から出ようとしている夜桜さんへと声をかける。

「夜桜さん、少しいいですか?」

「ん?」

裕也の声を聞いて、夜桜さんは振り返る。

「少し話をしたいんですけど。」

「あー、それじゃあまた後でな。先に見てもらってきてくれ。」

そう言って夜桜さんは部屋から出ていく。

「見てもらって?」

裕也と多田はその話を聞いて首を傾げる。

「えぇ、私たちにね。」

「へ?」

後ろから聞こえてきた声を聞いて振り返ると理上さんと福原さんがいた。

「傷がちゃんと癒えてるか見せてもらうわよ。」

「あー…はい。」

そうして、裕也たちは治療室へ向かう。

「あっ、そうだ理穂、あれ知ってたの?」

「あれ?」

歩いていると前で福原さんと理上さんが話し始める。

「私が探索することと、赤坂くんのこと!」

「あー、うん知ってたよ。」

すんなりと理上さんは話す。

「えぇ!?そっ、そうなんですか!?」

話を聞いていた僕も声をあげてしまう。

「うん、それに赤坂くんのことは私が言ったしね。まぁ、でも話し合って決めたことだよ。夜桜くんも気にしてたし。」

「あー、やっぱりそうなんだ、なるほどね。」

そう言って福原さんは頷く。

「えぇ…納得するところなかったくないですか?」

「なんで?」

首を傾げながら福原さんはこちらを向く。

「いや、僕嫌われてるじゃないですか赤坂さんに…なのにわざわざ担当にしたって言われたらなぁ…」

「あー…そっか。まぁ…そう思うよね。」

話を聞いて理上さんはそう話す。

「?その反応もしかして違うんですか?」

その反応に多田はそう質問をする。

「えぇ、そうよ。別に嫌っているわけではないわ。でも、これ以上はまだ話せないわ。」

「えぇ…」

「ほら、ついたわよ。」


雑談をしていると治療室が見えて来る。

中に入った僕と多田は理上さんたちに先日の怪我の状態を確認してもらい、何にも問題ないという結果を受ける。その後、2人は服を着ながら話をしていた。


「ふぅ、よかった。」

「?なんでそんな緊張してるんだ?」

そう言って多田は質問をする。

「いやぁ、怪我を無視してたら取り返しがつかなくなるよって言われてたから少し不安になってね。」

「あぁ、なるほどな。」

そうして、着替え終わった2人は立ち上がる。

「あっ、そうだ!」

「うわぁ!?」

「先に向かうね」と言われて部屋から出ていった福原さんが戻ってきたため、気を許していた裕也はびっくりする。

「何…どうしたの?」

驚いた拍子にベッドから滑り落ちていた裕也にたいして困惑したような目で見ながらそう話す。

「誰のせいだと…」

そう言いながら、裕也はぶつけた所を擦る。

「ってそうだった、夜桜くん相談室で待ってるって言ってたよ。」

「あっ、ありがとうございます。」

福原さんの話を聞いて多田は返事を返す。

「どういたしまして。それじゃあまた後でね。」

多田の返事を聞いた福原さんは笑顔で扉を閉めていく。

「イテテ…」

「何やってんだよ、ほら行くぞ。」

そう言って多田は手を差し出してくる。

「あぁ。」

その手を掴み立ち上がった後、2人で相談室へと向かっていく。

なんと裕也の訓練担当は赤坂さんになってしまう。

赤坂さんに嫌われていると思っていた裕也だったがそうではないらしい?一体何が隠しているのだろうか…

ここまで見ていただきありがとうございました!

良ければ次回も見ていってください!

それと期間が空いてしまいすみませんでした!

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