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リセットワールド  作者: 桜紅葉
2章 交わる運命編
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チャプター18「共闘」

以前出会い、急に襲ってきた少女の攻撃から守った、月上はなんとこの現象を引き起こした張本人であった…事実を知り話し合おうとする裕也だったが、月上は消え…脅威であるモンスター、そして敵対していた少女、そして裕也だけが残っている…

月上が消えた後、少女が近づき裕也へと声をかける。

「君、とりあえずあの子を追いかけるか逃げなさい、こいつは私が相手するわ」

「…1人であいつに勝てるのか?」

「さぁ、10%ぐらいはあるんじゃない?」

「なら、僕も残る。少女1人残して、後で後悔をし続けるのはごめんだ」

「それにさっきのレーザー…あんなのを野放しには出来ないしな」

「そう…」

「ということで協力してもらえるか?」

と言って裕也は正面から向かってくるモンスターを見ながら拳を少女に向ける。

「ええ、もちろん」

と少女も拳を裕也に向け、コツンと拳をぶつけ合い、続けて

「私は福原海里よ」

「僕は大和裕也だ」

とお互いに名前を名乗り、接近してくるモンスターからの攻撃を左右に分かれて避ける。

攻撃を避けられたモンスターは裕也へと矛先を向け、更に拳で攻撃をしかける。

「っ!!」

1撃目をバックステップで避け、続けて攻撃を避けていく裕也。

(速い!!)

4.5撃と攻撃を避ける裕也だったが、最後の1撃は更に距離を詰められる。

「っ!まずい!!」

スレスレだったが、どうにか避けることができた。しかし、焦りながら下がったため、着地した所でバランスを崩し地面に膝をつく。

(しまった!このままじゃモロに食らう!)

裕也は咄嗟に上向きに剣を両手で支え、モンスターの攻撃を受け止める。

(ぐっ!?コイツ…攻撃が重すぎだろ…このままじゃ潰されちまう!)

更に力を込められ、裕也は徐々に押される。

「ぐうぅぅぅ…」

そんな時、福原がモンスターへと接近し、顔面へと攻撃を仕掛ける。

「はぁぁぁっ!!」

裕也へと攻撃をしていた為、福原の斬撃を顔面へモロに食らったモンスターは後方へと下がり、傷を手で抑えながら膝をつく。

(今だ!!)

福原の攻撃に助けられ、モンスターから距離をあけるために、後方へと下がっていた裕也は、膝をつくモンスターを見て、壁へモンスターへと飛び移り、接近するが…

「駄目っ!!離れて!!」

「っ!!」

という福原の声を聞いて咄嗟に店から伸びる看板の縁を掴み、その場に留まりモンスターの様子を確認する。

「なっ!?」

傷を手で抑えていたモンスターはすぐに手を降ろしており、傷も見る間に癒えていく。

(こいつ傷が!?)

裕也は驚きながらもモンスターと距離を離す為に福原の近くへと下がる。

(危なかった…福原の声かけがなかったら今頃反撃を受けてまずかった…)

「助かった…ありがとう」

「えぇ、別にいいわよ。それより気をつけてね、あいつあんな攻撃だとびくともしないから…」

「あぁ、というかあのモンスターのこと、知っているのか?」

「えぇ…多少はね、7年前に少しだけ対峙したことがあるの」

(7年前って…君何歳なんだ…)

と3〜4歳ほど下っぽい少女に疑問を持ちながらも続く話しを聞こうとするが、モンスターが突っ込んで来て話は中断される。

「っ!!」

大きく横に避け、壁を使い裕也はモンスターへとカウンターを仕掛けるが、腕で攻撃を止められる。

咄嗟に刀を逃し足で腕を蹴るがあまりの硬さに足がしびれる。

(ぐっ!?痛ってぇ!?)

しびれながらもモンスターの腕を弾き、たまらずモンスターはバランスを崩す。

すかさず福原も攻撃を仕掛けるがモンスターの咆哮にひるみ、後方へと下がる。

裕也も話の続きを聞くため福原の側へと後退する。

それに気づき福原は前置きを無しに続きを話す。

「それで、対策なんだけどどでかい一撃を入れるか、何度も攻撃を与えてあの再生能力の弱体を待つしかないわね」

「…福原はそんなどでかい一撃打ち込めるか?」

「そんなことできるように見える?」

「いいや、見えはしないがさっき同レベル程の鍔迫り合いをしたから一応な」

と裕也は先程月上を守ろうと福原と対峙した時のことを思い出していた。

「まぁ…あれは技術でどうにかしているだけで、パワーに関しては君には劣ると思うよ」

「じゃあ、地道に削るしかないな…僕にもそんな大打撃を与えるものはないし…」

「それか、何処かにいる私の仲間を待つかね…」

「その仲間ってのは今は何を?」

「それぞれ戦っていたり、救助の手伝いをしているはずよ…」

「どちらにせよ時間はかかるってことか…」

「えぇ…」

モンスターとの力の差、勝てるかわからない状態に2人は緊張し、拳に力が入る。

裕也は一度深呼吸をして力が入った体をリラックスさせ、福原へと声をかける。

「より動ける僕が囮になる。福原はさっきみたいに隙を狙って攻撃を仕掛けてくれ。」

「わかったわ」

起き上がるモンスターを横目にお互いに頷き、それぞれ動き始める。

共闘する裕也と福原…果たしてモンスターに勝つことは出来るのであろうか…

ここまで見ていただきありがとうございます。よければ次回も見ていってください!!

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