チャプター12「戦闘」
連と一緒にシェルターへ向かう多田と分かれ、裕也は何か音が聞こえる公園へと向かうのであった。
公園へと入った裕也は噴水広場を目指して走る。
現場へと近づいてきたのか戦っている声が大きくなってくる。
(声が大きくなってきた…もうすぐだ!)
そこでは8人の民間人が、モンスターと戦っていた。
「おい!踏ん張れ!!ここが破られればもう後はないぞ!」
「命令してんじゃねぇよ!そんなこと言わなくてもこっちもひっしだっつーの!」
と言い合いをする警官と民間人へ
「少し踏ん張ってくれ!」
と言って裕也は警棒を出しゴブリンの後ろへと高速で周り核破壊をする。
「はっ?」
「へ?」
と3人の民間人は…って…
「お前ら警察官の言う事なら守るんだな」「おま!この前のガキじゃねぇか!」
尻もちをついている民間人…もといヤンキーたち…
「まぁ、今は不問にしとこうぜ兄貴」
「そうそう、こいつがいれば…」
「黙れ!こいつだけには貸しを作るものか!」
と言って、ゴブリンたちの集団に飛び込むヤンキー。
「嫌われたもんだなぁ…ってそれよりも…っ!」
ヤンキーたちと話した裕也はその後、警官や民間人が戦っていたゴブリンたちの裏に周りに核を破壊する。
「っ!助かりました!」
「あぁ、とりあえず下がってくれ!」
「はっはい!」
(よし!これで後はあのヤンキーの救助とゴブリン6体の撃破か…)
「くっそ!このっ!」
敵に突っ込んだヤンキーは腕を掴まれ逃げれなくなっていた。
「ひっ!?」
そこへ剣を持ったゴブリンが近づきヤンキーへと剣を振り下ろす。
「っ!!」
キンッ!と金属がぶつかり合う音と共に裕也が警棒で防ぐ。
そして、攻撃を防いだ裕也は剣持ちのゴブリンを押し返し、ヤンキーの襟を掴みながら後方に下がる。
「とにかくここからじっとしててください。」
「なんだと!?」
反発しようとする。ヤンキーを放っておき前に出る裕也。
「そうですよ!兄貴とりあえずこいつに任せましょう!」
「は!?三木田本気でいってるのか!?」
「ええ!忘れたんですか?片手でひっくり返されたのを…」
「っ!…」
そして対面する6体のゴブリンと裕也。
押し返したゴブリンが起き襲ってくるが、裕也は片手で向かってきたゴブリンの手を掴み地面へ叩きつけ、ゴブリンたちへと蹴り飛ばす。
後方で驚きの声が聞こえる中、一部始終を見て飛ばされた仲間を受け止めたゴブリンたちは怯え去っていく。
(え?…撤退…したのか?)
と撤退していったゴブリンたちに、困惑していると後方からは歓声が上がる。
「ふぅ…一件落着って所か…」
その後、警官や民間人と話しをしてシェルターに同行することとなる。
そして話しを終えた後花壇の縁に座っているとヤンキーたちが近づいてくる。
「…ありがとうお前がいなければ俺は今頃死んでいた」
「俺たちも感謝してるっす!」
「なんだ?気持ち悪い」
「うっ…」
と変な反応をするヤンキーたち。
(なんなんだ一体…)
以前そして、今さっきとの態度と違い少しモジモジしているヤンキーたちに身構える裕也。
「よければなんですが…」
「ん?」
「俺たちを子分にしてください!」
………
?
「すまんもう一度お願いしてもいいか?」
「はい!俺たちを子分にしてください!」
………
………
………?
「いっ…嫌だが?」
「なっ!なんでなんすか!兄貴!」
「兄貴はテメーだろ!」
「いや!もう兄貴は兄貴あなたしかいないっす!」
「いや文書おかしいぞお前!?」
「さっきの戦い感動しました!」
「あの圧倒的な強さ!」
「そしてみんなを守る力!」
(似たものじゃね?それ…)
「そして…兄貴は俺の命の恩人そんなの慕うなと言う方が無理だ!頼む!」
「嫌なもんは嫌だって!」
とヤンキー3人組と話?をしていると横から女性に声をかけられる。
「あの、」
「…?どうしました?」
「先程はありがとうございました」
「いえいえ、お気にせず、正しいと思ったことをしただけで…っ!?」
ヤンキーたちが何かを言っていたが、無視をして女性に返事をしながら向き直るとそこには、黒の服と水色のジーンズ、そして黒髪の女性が立っていた。
「どうかされましたか?」
途中で言葉が区切られたことや驚いた顔をしていたことで首を傾げながら聞かれる。
「いっ…いえ、何でもないですよ…それより塚のことを聞きますが…水谷連って名前はご存知ですか?」
「っ!?連をご存知なんですか!?」
………
ヤンキーたちから離れ、母へ連と会ったこと、連と多田がシェルターへと向かったことを裕也は伝える。
「よかった…それじゃあ連はシェルターに…」
「えぇ、向かえば会えるはずです」
「よかった…本当に…ありがとう…ございます。」
と安堵と無事だったことを知り泣く母。
その後、警官や民間人と連の母、まとわりつくヤンキーたちと共に牧田病院の先にあるシェルターへと到着する。
公園での戦闘を終えた裕也は偶然連の母と出会う。民間人の避難そして、母を連と会わせるためにシェルターへと向かうのであった…
ここまで見ていただきありがとうございました!
次回もよければ見ていってください!




