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リセットワールド  作者: 桜紅葉
2章 交わる運命編
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チャプター2「みーちゃん(仮)」

名もなき青年を探すため河内短野市を訪れていた裕也たち。果たして見つけることは出来るのであろうか…

「うっぷ腹痛てぇ…」

「食べすぎだアホか」

と多田にツッコまれる。

「まさかデザート12種類全て食べるとはな…」

「甘いもんは別腹だからな!」

「いばんな!」

「ぐふ!」

もう一度多田にツッコミを受ける。

それを見ていた丸尾は何事もなかったかのように歩きながら話しを始める。

「それじゃあ、そろそろほんか…」

と急に話しと歩みを止める。

「どうしたんだよ?」

「あれみろ」

「?」

丸尾が言うままに指さす方向を見るとそこには裏路地に入っていく猫の姿があった。

「猫か」

「あぁ、猫だな」

と多田と目を合わせてうなずく。

「そうじゃねぇ!早く追いかけるぞ!」

裕也は慌てて裏路地に向けて走り出す丸尾を追う。

「なんなんだよ、あの猫がなんかあるのか?」

「忘れたのかよ、あの猫だよ多分!」

「あの猫?…は!?あのチラシのか!?」

「あぁ!多分だけどな!」

「詳しくはみーちゃ…」

「名前は今はいい!」

と多田にツッコミをいれる丸尾。

みーちゃん(仮)が姿を消した角まで来るがみーちゃん(仮)の姿はなかった。

「だーくそ!見失った!」

「まぁまぁ、落ち着けチャンスはまだあるって」

と悔しがる丸尾を慰める。

「とりあえずそんな遠くには行っていない筈だ近くを探してみよう!」

3人は頷きあい、多田は右、丸尾は左、裕也は真正面の壁登って進む。

「お前は猿か!」

「失礼だな、人間だよ」

最後に真面目か!と丸尾にツッコまれたのを聞き流しながら壁を飛び越えていく。

「なんて運動神経してんだあいつ…」

「はは、とりあえず探そうぜ」

と3人分かれてみーちゃん(仮)探す。


ーー河内短野市:裏路地(裕也サイド)ーー

「おっ!いた!」

壁を乗り越え裏路地を進む裕也は1匹の猫を見つけ追いかけていた。

「すばしっこいやつだな!」

そのみーちゃん(仮)はパイプを上手く使い屋根へと登っていく。

「あんやろぉ!」

裕也も壁を蹴り某任天堂の配管工おじさんのように壁を上がっていく。

その様子を見て驚いたみーちゃん(仮)は驚き逃げ始める。

「そろそろ捕まれっての!」

と手をのばすが上手く交わしみーちゃん(仮)は空中を1回転。

「なっ!?」

そして華麗な着地…はできなく転がり屋根から落ちかける。

「っ!!」

転がり落ちるみーちゃん(仮)を追いかけ手を伸ばす。

「あっぶねぇ…」

間一髪屋根から放り出された所でみーちゃん(仮)の尻尾を掴み顔を見る。

「…おめぇ、みーちゃんじゃねぇな?」

ニャアと呑気にみーちゃんではないタレ目の猫は鳴いている。

「はぁ…」



ーー河内短野市:裏路地(丸尾サイド)ーー

「どうしよう…入り組みすぎてて迷子になった…」

携帯でメールを送信しており、

裕也から『何やってるんだ…』と送られてきていた…



ーー河内短野市:裏路地(多田サイド)ーー

「うーん…いねぇ…」

裏路地を走り抜け普通の道路に出た多田は歩きながら裏路地に戻ってきていた。

「どうしようかね、探すにしても一旦戻るか」

と考えていると上からニャアと鳴く声が聞え多田は上を見上げる。

「…なんだ三毛猫か」

そこには明らか違う猫が寝ていた。

「よし、一旦戻るか」

と歩いていると上からもう一度ニャアと鳴く声が聞こえた。

「はぁ…騙されんぞ、また別の猫なんだろ?」

と上を見上げるとそこにはベンガル猫がいた。

「なんだ…ベンガルか…さて戻るか…」

と歩き始め…るんじゃねぇ!

「あれはみーちゃんか!?」

丁度廃屋になったのか割れた窓ガラスの向こうにいるベンガルの猫。

「うむ、行くか…」

そうして廃屋へと入る。

床はもろくなってないのね…

床は石畳の様でかけはあるが別に危険でもなかった。問題は階段でもないのね…

そしてそのまま危険もなく上へとたどり着く多田。そこには明らか色が違うベンガル猫が…

「日の光ぃぃ…」

そう、光のあたり工合、そして遠くから見ていたため錯覚していたのだ。

「鏡花水月でも言っとけばいいのか…?」

わけがわからないのである。



ーー河内短野市:裏路地(裕也サイド)ーー

とにかく一度集まろうと多田と丸尾にメールを送り裕也は待つ。

「おーい」

と遠くから多田の声が聞こえてくる。

「みーちゃん見つかったか?」

「いいや?いなかったな…」

「似たやつならいるのになぁ…」

「だなぁ…」

と話をしていると近くのバケツから物音が聞こえる。

「っ!?なんだ!?」

持ってきていた木刀を取り出し構える。

「開けてみるか?」

「下手なことはやめとこう…」

と2人で話し合う。

そうして身構えているとそのバケツは倒れ蓋が外れる。

「っ!」

出てくるものに意識を集中させていると中から見覚えのある猫が出てくる。

「灯台下暗しってやつか…」

「そんなところにいたのかみーちゃん…」

そのバケツの位置というと3人が分かれた場所、それも裕也が壁を登っていくときに通った真下にあったのである。

嘘だろと2人でうなだれ、その後裕也が抱きかかえる。

「大人しくしといてくれなみーちゃん」

「そういや丸尾遅いな?」

「…迷子だってよ」

「は?」

「次は丸尾探しだ…」

「…」

「無理に声を出さなくていいぞ、俺も頭を抱えた。」

と驚く多田にそう声をかける。

「まさにミイラ取りがミイラになったってやつだな…」

「…」

「わかる、無理に声を出さなくてもいいぞ」

「同じ言葉をかけんでいい…」

と多田にツッコミをいれ、丸尾の捜索を始めるが30分過ぎても見つからず、連絡もつかないので放って事務所へ向かうのであった。

勿論メールは入れているよ。

ここまで見ていただきありがとうございます。

すみませんネタ回です…はい…言い訳はしません。いつも楽しいですがより、楽しくかけたので!

それでは次回も良ければ見ていってください!

束の間の平穏ももうすぐ終わる…

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