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リセットワールド  作者: 桜紅葉
1章 崩壊する世界編
20/72

チャプター19「死闘!vsオーク」

時間を稼ぎどうにか希望が見えて来た裕也たち。このまま勝利へとたどり着くのであろうか…

「それで那由多さん作戦て奴はどうなりました?」

「あぁ、準備万端だ。だけど、」

「だけど?」

「高さが必要なんだだからあそこ」

那由多は25メートル先にある西棟へ備え付けられたを非常階段を指差す。

「そこに準備してある。どうにかあいつをそこまで連れて行くしかない。」

「なるほど、わかりました。なら那由多さんは先に行ってください。移動するのに時間がかかるでしょ?」

「あぁ、だが…」

「大丈夫です。さっき見たいなことにはなりませんよ」

「そっそうか…」

那由多さんは心配そうな顔をしながら準備をするため離れていく。

(大丈夫ですよ。だってさっきと違ってこっちは逃げるだけなんですから…)

包丁で目を刺され、悶絶していたオークであったが、それを抜き落ち着いてくる。

その様子を見て裕也は刀を構える。

「来い!」

「グルァァァァ」という咆哮と共に飛び込んでくる。

(攻撃パターンは少しだけどわかってきた…奴は大体棍棒を振り下ろす、といった攻撃を突撃した時に使う。そしてもっと近場になると手を使って握り潰すか、見てはいないが拳を使ってくるだろう。それだけわかればどうにかなる…)

まずは予測通り棍棒を振り下ろしてくる。それをバックステップで避け、距離をとる。先程と同じくそれに合わせてオークは薙ぎ払いをするが、

「それ、さっきも見たぜ」と冷静に同じくハードルを超えるような飛び方で回転しながら避け、着地右回転で少し回転力を加え左手足を斬りつけ股を抜ける。

「はぁはぁ…どうだ」

と言ってオークの方を見るがあまりダメージにはなっていない様子

「…マジで硬ったいなおい…」

そう言いながら構え直し、那由多さんの様子を見る。

「こっちは大丈夫だ!そのまま連れてこい!」

「わかりました!」

そうしてオークの様子を見ながら那由多さんの待つ非常階段へと向かう。

距離離されたオークは力強く踏み込み裕也の頭上へと飛んでくる。

「嘘だろおい!!」

裕也の位置へと合わせた棍棒の攻撃を横に避けどうにか助かるが、那由多のいる場所と自分のいる場所の真ん中にオークが佇んでしまう。

(しまった…だけどもうすぐだ…絶対にそこまで行く!)

構え直し裕也はオークへと対峙する。

オークは左足を上げもう一度地面を振動させようとする。

「ズケズケと何度もさせるかよ!」

そう言って裕也は刀をオークに向けて投げつける。それに気づきオークはのけぞり、攻撃を避けこちらへニヤリと笑みを浮かべる。その瞬間裕也は距離を、詰めており、オークの顔の目の前まで飛び込んできていた。

「残念だったな!こっちが…本命だ!」

そう言ってオークの顔面を足で蹴り、オークの体を少し横にそらすが、踏みとどまり、こちらへ拳を飛ばす。それをぎりぎりの所でのけぞり回避し着地、股を抜けオークの左足を足払いする。バランスを崩したオークは体をグラグラとゆらしふらつく。

その間に裕也はゴブリンの後ろにある校舎の壁に飛び、壁を踏み台にバク宙、

オークの目の前に現れ、回転の勢いを使って顔面にもう一撃蹴りを打ち込む。バランスを崩していたオークはその一撃で背を地面に叩きつける。

それに合わせ那由多さん行動を始める。

「よくやってくれた!裕也!後は任せて離れてくれ!」

「わかりました!」

その後那由多さんは液体が入ったバケツをひっくり返しオークの顔面に液体をぶちまける。

液体を顔面に被ったオークはすぐに立ち上がりこちらへと矛先を向け走ってくるが、途中で走るのを止め、膝を地面につき、苦しみ始める。「グルァ!グルァ!グルァァァァ」とジタバタと悶始める。

構えながら困惑し、動かないか様子を見る裕也。

だが…そんな裕也の懸念は無駄に終わり、そのままオークは動きを止め、手がだらんと落ちる。

「終わったのか…」とホッとしたのか力が抜けて地面に座り込む。

「どうやらあいつにも効果はあったみたいだな…」

那由多さんが近づいてきてそんなことを言う。

「何だったんですか?あの液体」

「あぁ、あれはサンポールとカビキラーだよ」

「へぇー………は!?」

「なんて危ないことしてるんですか!馬鹿ですか!」

「しょうがないだろ、緊急事態だなんでも使えるものは使わないと…」

「あっ!命に関わるからいい子も悪い子も絶対にやめておけよ!!冗談じゃねぇからな!」

と那由多さんは空中にそう話す

「誰に話をしてるんですか全く…」

「まぁ、お互いに助かったし、サッカー部や野球部の奴らも殆どが西棟に入って無事なんだ結果オーライってやつだよ」

「そんなもんですかね…」

「そんなもんだよ」

そう言って差し出された手を取り立ち上がる。

倒れたオークとゲートを見ながら裕也は

「終わったんだな…」と話す。

「あぁ、後は保健室に戻って休憩してからにしよう。」

そういって肩を借りながら翔太たちが救援している部室棟へと歩き出す。

オークとの勝負に勝利した裕也たち。さて、この先一体どうなっていくのだろうか…

ここまで見ていただきありがとうございました。次回はとうとう一章ファイナルチャプター!

良ければ見ていってくださいそれでは!

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