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リセットワールド  作者: 桜紅葉
1章 崩壊する世界編
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チャプター14「新たな作戦」

ゴブリンたちとの戦いに勝利した、裕也は武器を抱え、保健室へと帰ってきて休んでいた。

保健室に帰ってきて30分ほどたって那由多さんが話し始める。

「みんな聞いてくれそろそろ次の作戦に出ようと思う。」

クラスメイトと話をしていた祐也たちはその言葉を聞いてそちらに向き直り静かにする。周りの様子を見て那由多さんは頷き、話し始める。

「うん、それで次の作戦なんだが、この西校舎その全ての奪還それをしたい。」

「へ?科学室や部室ではなくですか?」

多田は那由多さんの話に対してそう返す。「確かに今助けに行くのがそこにいる生徒たちににとっては一番助かるかもしれないが、逃げ場所はどうする?」

あっ、と多田が声をもらし、那由多さんに頷き返す。

「そう、早く助けたいのは山々だが、ここに残りの生徒、教師を含め恐らく50名ほどいると思われる。そこに更に連絡が取れない生徒もいるかも知れないそんな人数をこの部屋一つに逃げ込ますのは流石に無謀だ。」

「だから、東棟の奪還というわけですか」

「そういうことだ。」

「すまん、それなら西棟の奪還をしてそこにこっちが移動するってのはだめなのか?」

一人の生徒が手を上げそう発言する。

「確かに…それだと科学室のメンバーを助ける上で場所の確保も出来る。」

「…それについてなんだが、科学室に関してはまだ、安全な状態が続いているそうなんだ、だから優先度が低いっていうのと、西校舎に他にも数名孤立している生徒がいる筈だと思うんだ。兎田の話を聞いてもな。」

そうして、みんなが兎田先輩の方を見る。

保健室に帰って来て休んでいる間に、兎田先輩から自分の他にも5人ほど生徒がいたという話をしていたのを聞いて、那由多さんは西校舎の奪還を考えたのだろう。それを皆理解している。

ちなみに那由多さんは死亡者、重症者の名簿を作っていて、それを兎田先輩に確認してもらい、5人の名前がないことを把握している。

「なるほど」「確かにそうですね」

とそれぞれ話をして那由多さんの考えに同意するように全員が頷く。

「それでもう一度確認をしておきたい。誰かあれからゲートの情報を仕入れた奴はいないか?」

そういって那由多さんは周りを眺める。情報は無いようでみんなは顔を横に振る。

「そうか、なら今回気をつけるべきは3階にあるゲート一つだ、おそらくだがそこにゲートを守るモンスターもいるだろう。」

「じゃあ、とりあえずまずは、その付近のモンスター処理と門番の撃破ですかね」

軽くそういうとクラスメイトが

「っても、そんな上手くいくか?」

とツッコんでくる。

「まぁ、そうだよなぁ実際死にかけているし今回は上手く行ったけど次はわからないし」

「じゃあ辞めておくか?」

と那由多さんは答えがわかっているかのように質問をしてくる。

「そんなわけないでしょ何のためにこうやって武器を持ってきたんですか」

そういって部室倉庫から持ってきた木刀などを指差す。(ゴブリンたちが使っていた武器に関してはゲートと共に消滅していた)

「ふっそうか」

と那由多さんは笑みを浮かべた後、

「とりあえずまずは職員室の確保と、一階の廊下のモンスターの殲滅だ」

「11時になったら出発するそれまでに準備を終えるようにな」

「後、保健室に残るみんなにも木刀などを持っていてほしいいつ何が起こるかもわからない、いざとなれば木刀などを使って自衛してくれ。」

と那由多さんが話した後、会議もそのまま終わる。

数分後、刀を手入れする那由多さんの近くに裕也は近づく。

「刀勝手に使ってすみませんでした。」

「ん?何いってんだ、裕也があそこで使っていなかったら俺たちが死んでたかもしれなかったんだぞ?謝ることなんて一切ないだろ。」

「それよりどうする?このまま使うか?」

「いいえ、僕はこの木刀と敵の剣を使うことにしますよ。」

裕也はゴブリンたちとの戦いで敵の武器を使って戦ったことを思いながらそう話す。

「それにこれは代々部長が引き継ぐ刀、今は那由多さんのものなんです。だから那由多さんが持っていてください。」

「そうか?わかった、それならそうすることにするよ」

その後は木刀の手入れをしながら11時まで待っていた。

11時になって那由多さんが話し始める。

「時間だ、3人共行くぞ。」

そう言って、那由多さんは入口に向かって歩き出す。

それを追いかけるかのように裕也、多田、翔太は入口に向かう。

新たな作戦として西校舎の奪還に向かう裕也たち一行。今回は無事、作戦を終えることができるのであろうか…

今回も見ていただきありがとうございました。良ければ次回も見ていってください!

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