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94/145

その94

前述しましたが、

金貨1枚=8万円相当


生活費として


王都等、大きな街では1日に銀貨1枚

(2000円)


村等では銀端1枚

(500円)


を基にして話を進行してます。



冷蔵庫の設置を後に回し、

忙しくなる1日を見越して仮眠を

とる。

......

....


おばちゃんの演説?があった夜、

教会にスール氏が現れた。

王族用の控え室で伺うと、


現村長の育成しか貢献しておらず

村には恩恵らしいことはしていない。

そのまま去るには心苦しく、

ならばと就任式と送別会の費用を

用立てるつもりでいたそう。


それが金貨20枚


無論突き返そうとしたが、

「華をもたせて欲しい 」の一言で

受け取ることに。


「もし余るなら、村に寄与することに

して欲しい 」

とも添えられた。


しかし今からだと、この金貨を大々的に運用するにも時間が足りず、

人手も心許ないので、昼と夜の部に

分けて貰った。

それでも何とかならないのだが....



目覚めたのは

控え室まで聞こえる物音だった。

時間は10時を過ぎていて、

窓からは広間に演台を準備する様が

みえる。

「ハアアーッ 」と伸びをしてから、

顔を叩き、村の一台イベントに

参加する自分に気合いを入れる。


身支度を整え、礼拝堂に向かうと

ガーディアンが車の荷を分別し、

セムジュは諸島の方から調理器具を

出してくれていた。


村の女性部達?に芋を頼み、

(味付けはマヨ )

スール氏が運び入れた花酒

(シェリー酒みたいなもの?)

に合わせ、業務用焼き鳥を焼く。


7箱で350本か、フゥ。

炭火焼き?いやいやフライパンでいきます。

コンロ2つから出る

「ジュゥー、ジュゥー」と小気味な

音と、醤油ベースのタレの匂いが

空きっ腹を刺激する。


1人5本までとガーディアンを

助手に進めていったが、

ふと耳を澄ませば、

焼きながら聞こえてきた演説が

鳴りをひそめていた。

どうやら就任の挨拶が終わったと

思いきや、おばちゃんがすっ飛んできて

「この馬鹿モン。

こんな匂いを撒き散らしたら、

誰も興味を示さんじゃろが。

まったく........

......はよ5本寄越せ。 」


呆気にとられたが、

苦笑いしつつも焼き鳥を渡す。


並んでいた人からブーイングが出るも

「フン、村長特権じゃ 」と

逃げるように演台へと戻って行った。


尚も続けていくとガーディアンの

渡す手が止まる。 そして

「1人5本まで。代わりはない 」と

並んだ相手に諭していた。


見破られた人物が

「此くらいいいじゃないか、

街でも都でも、こんな物は出回って

いない。

村の良いお土産にすると思って、

さあ、渡してくれ 」


そう言うも

ガーディアンは頑として動かない。

後に並んだ者達も騒ぎ始めたが、

コイツ、村人じゃないな。

いい服着てるし。


誰?

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