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85/145

その85

案の定とは言わないが、

お盆真っ只中、渋滞は迂回路にも

発生した。

たかが数件、それでも配達を終えれば

夜だった。


昼飯&晩御飯の牛丼を平らげ、

貸倉庫に戻る。

恐る恐る荷物のあった場所を

見てみるとなくなっていた。


フゥ、良かった。

手紙で意図が伝わったみたいだ。

セムジュに申し訳ない気持ちと

今日一番の安堵が訪れた。

.......

.....


朝6時


タウンエ○スの前に扉が現れた。

キーを回し、開くと同時に前に出る。

暗闇を進み、セムジュが見えて

クルマを停める。


「おはようございます。

積み荷を係官に披露した結果、

感触は上々というところです 」



山の麓には果樹や草花の実がなり、

それらが防波堤として、里に獣が

降りてこない。

その実は人が食べても美味しいらしく

山に面したサンザであれば

許可があり、採ることが出来る。

だが命懸けとなる為、採れた実は

高値で売買されるという。


又、これらを栽培しようとすれば

獣が平地に降りてきて住み着き、

村を危うくさせると

おばちゃんが言っていた。


「命懸け」

その実の価値が商売になるのか、

この時期の果物を持ってきて

王都に籍を置く係官に試してみた。


「ただ... 」


「んん、何かあったの??? 」


「係官は、その... 畑の肥料にやら

れたようで、快復するために飲んだ

ポカ○を高く評価されました 」


肥料? ああ、○ンコの臭いか!!

石灰を混ぜ込んでも

マスクなしだと確かにキツイな。


まあポカ○の評価も得られたし、

口花火のお見舞いに

係官を伺いにいきますか。

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