その81
「始発から終点」=爆睡を
2度したことにより、
身体が楽になった気がする。
駅から向かうは「ウチダ機械」
スクーターについての感想と
村の入口や石塔、中間点に建てる
コンテナハウスを現地仕様に
お願いする為だ。
日曜なので、メールで連絡し、
プライベートを邪魔しないよう
ウッチー宛の封筒を投函して
事務所を後にした。
翌日
空は快晴だが、気持ちはどんよりだ。
夏場はどうしてもパン屋&ケーキ店の取引量が落ちてくる。
この日の営業も3時を待たずに終了
本来なら
会社からハッパを掛けれ、
無理に営業を掛けると嫌われる。
この時期は特に板挟みが常だ。
アルバイトに降格し、責任が少なく
なったとは云え、
一番に戻ればいい顔をされない。
たとえ村への取引が増えたとしても、
会社から見ればそれは別の話だ。
お小言の嵐を掻い潜り、何とか
貸倉庫にたどり着く。
中が明るいので、セムジュと思うが
予定では明日来る筈が 「はて?」
理由は
「納税の1つ、収穫税があります。
納税係を隣町で見受けましたので、
おそらく3日程で終了し、
村の番なるかと。
今回、私供が農作物を買取をしまし
たので.... 」
「あー、そうか! それもか!!!
村長の両親から拒絶された理由は
納税に納めた作物を買い叩きして
取り巻き達の護衛代に充てていた
それも断ったから怒ったんだ。
書簡を通して憂いを払わなければ
露店の話が前に進まないな 」
「それです。
この際に村長の交代と露店の申請を
と思いまして。
代表の1人として、顔繋ぎをお願い
したく、早目に帰参しました 」
聞けば、
護衛を含めた3~4人程で、客車の
ない荷馬車で村に来るだろうと。
事が荒立つフラグが立ちませんよう、
別世界からそう願った。




