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その70

時刻は3時頃、村長宅に着く。

夜番をした者に取り次ぎを頼む。

しばらく待つと、

宅内が明るくなり、中へ案内された。

奥へ進み、待ち受けていた2人

(村長&取り巻きのリーダー)に

詫びをいれてから、事の次第を話す。


警固の了解を得られたので、すぐに

教会へ足を向ける。

控室にて、身を守る適した物が

ないか探ってみる。

村長宅で盾をみせてもらったが、

重くて使えない。


(タワーシールド 約40kg)

(ミディアムシールド 約10kg)


盾は主に弓矢対策で、重い理由は

丈夫さもあるが、矢の勢いで盾の向きが反らないようにする為だ。


だとすると一番しっくりくるのは...


某有名RPGに出てくる

「お鍋のフタ(直径24cm)」か?


セムジュとガーディアンが前衛を

するから、打撃より流れ矢対策が

必要になってくる。


若干以上に心細いけど....

回避に専念するから、最悪逃げること

も考慮しとかないと。

重いものは持ち込めないな。


他に何かないかとウロついてると、

小麦粉(25kg)の前で「カゼ」が

吹く。

「何だろう?」 と考えてみる。

俗に云う「粉塵爆発」か?

いや、この量で多人数は無理だし、

精々1人か2人しか....

....

...

ああ、オレがヤられるということか!

此方に「火薬」という概念があるか

分からないけど、

戦争を続けていれば、コレにたどり着いたかもしれない。

対策はどうしよう?

戦いのプロ対サラリーマンだから、

画期的なものでないと詰むだろうし、

困ったな。

うーん、爆発かぁ?

そういえば、好きな小説にあったな

「ゼッフル粒○」とか。

まあ空想上のもんだけど、あれを

使わせないようにするのと.....

んん、?? そうか!!

ガーディアンがいるし、その時は

コチラも相手に「小麦粉」を撒いて

封じればいいか。


そうなると相手に使われるのは

「小麦粉」だけとはかぎらないかも。


「強酸」とか「猛毒」的な可能性も

出てくるな。

毒マスクなんて持ってないし、

使用される前に先手を打たないと。


調味料を前にいそいそしていたら、

セムジュが「時間です」と

呼びにきた。


まだ日が差してない暗闇の中、

教会を出て、パンパンと頬を叩き

1人気合いを入れる。

それを見守っていたセムジュと

ガーディアン2人が寄ってくる。

今回の作戦らしきものを伝えると

反論はなく、寧ろ

「そこまで考えてましたか 」と

関心された。

そりゃ弱いですから色々考えますよ。


作戦の必需品を渡し、スクーターに

股がる。

ガーディアンが先導する初めての村の外

安全運転を心に期し、前に進んだ。

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